クーポンはこちら

検索キーワード: 戸建て | 結果 1 件 | 検索時間 0.065731 秒 

    • 知って得する / 生活・住まい
    • 2024年05月28日(火)
    びびなび ラスベガス

    ラスベガスHousing Market 情報 (4月)

    こんにちは、

    4月の住宅情報や現在のラスベガスの状況をお知らせします。

    現在ラスベガスではタウンホームやコンドミニアムが記録的な金額で売れています。
    4月のタウンホーム/コンドミニアムの中央値は29万ドル($290,000)で、これは2022年8月の最高値28万7千ドル($287,000)を更新しました。需要が供給を上回り、昨年より7%も上昇しています。新築でも手頃な価格ということもあり、コンドミニアムやタウンホームの販売業者は売り上げを伸ばしています。4月に市場に出されたコンドミニアムとタウンホームの数は昨年より10.7%増加し、3月からは3.8%増加しました。新築も昨年3月比5.9%、4月比29.5%増加しています。

    4月の一戸建住宅の中央値は49万9千ドル($499,000)で、売上件数は2,339件、リスティングの中央値は49万8千ドル($498,894)とさらに値上がりしています。

    20年来の高金利にも関わらず、ラスベガスの不動産市場は、物件数の増加、価格の上昇、販売日数の短縮など活発な動きが見られています。

    ところで、現在ラスベガスで最も多く住宅を建てている会社はどこだと思いますか?
    それは、フロリダ州マイアミに本拠を置く、レナー(Lennar)社です。同社は2023年にクラークカウンティで最多の約1,879戸を建設し、第2四半期には547戸を建設し過去最高を記録しました。2024年に関して言えば、ロサンゼルスに本拠を置くKBホームが最も多くの住宅を建設しています。第1四半期には481戸が建設されました。
    特に、現在の住宅ローンの金利の高さを考慮すると、新築住宅は自社の融資部門を利用して柔軟な融資やインセンティブを購入者に提供し、購入しやすくして多くの人々の関心を引きつけています。

    クラークカウンティによりますと、5月13日までの1週間に販売量が多かったのは、エンタープライズの南のSW Zip Code 89141エリアとノースラスベガスの中央部のエリアです。新しい調査によると、サブプライム問題時の住宅危機で大打撃を受けたノースラスベガスは過去7年で住宅価格が2倍に上昇しており、ラスベガスバレーおよび全米でも最も高い上昇率の一つとなっています。
    現在、ノースラスベガスの平均的な住宅価格は41万ドル($410,000)です。

    ヘンダーソンのマクドナルドハイランドをご存知でしょうか?そのヘンダーソン高級住宅地にフォーシーズンプライベートレジデンスが建設中です。この高層コンドミニアムは171棟のうち既に46%が売却されています。フォーシーズンのブランド名で2023年に販売を開始した2タワープロジェクトは、2026年後半に完成する予定です。総額13億ドル($1.3 billion)のプロジェクトは2000年代後半以降にラスベガスで完成する最初の高層ビルになる予定です。販売価格は350万ドル($3.5 million)から2,900万ドル($29 million)です。

    一方、西側サマリンの高級住宅地では、セリーヌ・ディオンがサミットクラブの自宅、因みに彼女が住んだ事もなかった家を3,000万ドル($30 million)で売却した事が話題になりましたが、その1年後、その隣の家が3,500万ドル($35 million)で売却されました。こちらもコンシェルジュコミュニティで、現在276近くのホームサイトがあるようです。これにはカスタムスロット、バンガロー、ヴィラ、コンドミニアムも含まれています。ゴルフ場クラブハウスは昨年完成しました。サミットクラブの会費は25万ドル($250,000)、年間費は11万ドル($110,000)、そして住居のHOA費用は年間3千ドル($3,000)です。

    更に、ダウンタウンの中心部にも新たな開発が進んでいます。シンフォニーパークプロジェクトの高層チェロタワーズには、洗練された現代的なインテリアと床から天井まで大な窓で融合している高級コンドミニアムが売り出し中です。こちらには8つのペントハウスを含む合計240の住居、リゾート風プール、スパのみならず、ゴルフシミュレーター、屋外シガーラウンジ等も含まれています。開発完了予定日は2026年第4四半期で、価格は70万ドル($700,000)の1ベッドルームから600万ドル前後($6 million)のペントハウスのレンジです。地図を添付しましたが、この界隈のラスベガス医療地区(Las Vegas Medical District, LVMD)は、ダウンタウンにあるU.M.C.(University Medical Center)、Valley Hospital、Cleveland Clinic Lou Ruvo Center for Brain Health、UNLV歯学部など、数多くの医療施設で構成されています。それにUNLVのカーク・カーコリアン医学部が加わったことで、現職のキャロリン・グッドマン市長は、次のステップに向けて万全の準備が整ったと述べています。余談になりますが、この市長は1939年生まれ、ラスベガス住民第一主義の方です。彼女の頭の回転の速さにはただただ驚くばかりですが、今後もラスベガスの発展に尽力されると信じています。この界隈は今後も注目していきたいです。

    添付資料をご参考にしてください。