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自由でない、隠されたアメリカ

自由谈话
#1
  • Mr.カブリツキ
  • mail
  • 2002/10/06 04:36

以下は本日付けのTBS News i(http://news.tbs.co.jp/) からの抜粋です。まず読んでみて下さい。

「アフガニスタン空爆、今も癒えぬ心の傷 」
 アメリカで起きた同時多発テロ事件を受けたアフガニスタンへの空爆開始から、7日でちょうど1年になります。テロの殲滅(せんめつ)を掲げた空爆でしたが誤爆も相次ぎ、アフガニスタンの人達の心には今も大きな傷を残っています。

 巨大な穴に飛び込んで遊ぶ無邪気な子供たち。アフガニスタンのカブール郊外にあるこの家庭では、見慣れた光景になりました。

 「怖かったよ。爆弾で死ぬかと思った」(誤爆地点付近に住む少年)

 実はこの穴は、今年1月のアメリカ軍の誤爆によるものでした。この家の周囲には、空爆の標的となるような軍の施設なども無く、アルカイダやタリバンとはまったく無関係の場所でした。

 「子どもの心のケアが第一で、自分の仕事は後回しにしています。国が発展して、子どものケアを任せられる体制が整うとよいのですが」(誤爆地点付近に住む少年の母親)

 建物の修復作業は進んでいますが、子供の心の傷の修復は大きな課題となっています。

 カブール市郊外にあるアフガニスタン最大の孤児院では、タリバン政権の崩壊を経て、ようやく国の復興が進められている今、アフガニスタン人自らの手による子どもたちへの心のケアも始まろうとしています。この孤児院では、空爆などで親を失った子供達が生活し、医師から心のケアを受け始めています。

 シェラガ君12歳。彼は今からちょうど1年前の10月、始まったばかりのアメリカ軍の空爆で父親を失いました。空港施設を狙ったミサイルが、近くの父親の職場に着弾したのです。

 「どうしても父親のことが忘れられないのです」(シェラガ君の担当医)
 「お父さんは殺されました。その夜、お父さんの遺体は家に運ばれてきました」(シェラガ君)

 シェラガ君のように、ここで生活する子供は1800人。 しかし、医師はたった2人しかいません。空爆から1年、国の再建を担う子供たち心の修復作業はまさにはじまったばかりです。から1年、国の再建を担う子供たち心の修復作業はまさにはじまったばかりです。
以上

 同ニュースは同サイトにて映像でも見られます。

 国連の査察団によるイラクへの核軍事施設の立ち入り調査をイラクが了解したにもかかわらず、アメリカは「イラクへの武力行使は不可避」の姿勢をとっています。もしこれでイラク攻撃が始まっても、アメリカはまた攻撃される側のイラク市民のことは報道しないでしょう。いや、政府が報道させません。フセイン=悪の公式をふりかざし、そのためなら無実の市民が巻き添えになってもまったく構わないのです。「誤爆でした」で済ませるのです。謝りもしないのです。結果アフガニスタンのように、不幸な子供達、不幸な家族が増え、援助はすると言うにしても、このニュースを見れば、援助がなんなのか分からなくなります。
 テロによる傷みを自ら知り、テロがいかに悪いものかを知ったのに、何故、小さな戦争(テロ)だけが悪く、大きな戦争は許されるのか?何故、絶えず敵を作っておきたいのか?私には理解に苦しみます。
 今アメリカに住んでいる以上、アメリカの法律に従って生活する私達ですが、もし、日本や海外にもアンテナを張り、アメリカでは聞こえない、見えない真実に触れられるなら、どんなに小さくてもいいから、それを誰かに伝え、警鐘を鳴らすべきではないでしょうか。

#36

カブの意見は理想論的で、現実味がなくって申し訳ありません。
とはじめに書いておこう。

まささん、あなたのいわれること良く分かります。アメリカと戦争って、身の回りでは全くそんな感じを受けませんもんね。

でも、前にゆきみさんが書いていたように、この国にとって、国外、世界のどこかで戦争をしていてもらわないと、困るんですね。きっと。
自分がインポなのに、アダルトグッズで飯食ってる親父みたいなもんですよ。で、家族はそれに誇り持っちゃってる...。

要は、それが現実なら、それはそれとして、どうにもならないのかいっていうことでしょ?
大統領が変わったって、ゴアが黄金バットのゴアを思い出すから止めるって言って名前を変えて出馬して当選したって、ヒラリーが大統領になったって、グレイデイビスがなったって、変わらないのかいってこと。
まぁ、天野ジャックがなれば変わるかもしれんですけどね。

どうしたらいいって、みんなは思いますか?

がんばれ!

#37

saruoは経済の専門家じゃないから、詳しくは知らないけど単に兵器を売って会社を儲けさせその会社から政府に税金を払わせたり、経済への波及効果の高い商品である武器を売って国の経済を立て直そうと考えて戦争を起こすわけではないと思う(もちろんそれも重要な理由ではあるかもしれないけど。あとやはり圧倒的な軍事力を他国に見せつけるのは政治的に重要だろうし)。

多分ある限られた少数のグループと政治家や軍が組んで、彼らの利益になるように国や他の国々を巻き込んで戦争をおっぱじめるというのが本当の理由だと思う。彼らにとって一般市民の景気がいいとか悪いはほとんど関係なく、彼らの利益追求が最も重要なんでしょう。(日本でも戦争でアジアの国々を侵略して、暴利をむさぼった連中がたくさんいたでしょ。現在じゃ官僚や政治家と大企業が組んで国民を搾取してのさばってる。実際武力はつかってないけどさ、まるで自国民を奴隷か戦争の捕虜かなんかとしか見てないんでない?あ、脱線してしまう、(^^;)

アメリカのマスコミはあまり書かないけど、ヨーロッパのマスコミによると9・11の起こるもう何年も前からアメリカ政府(クリントンの時代から)はタリバンとアフガニスタン国内に中央アジアへのオイルやガスのパイプラインを通すために交渉をしていたそうです。アメリカのUnocal という石油会社とアメリカ政府が組んで(あとなんと石油産出国であるサウジアラビア政府もからんでたみたい。あの飛行機を乗っ取った犯人達はほとんどがサウジ出身だよ!)天文学的な値打ちのあるビジネスを成功させるためにその石油会社と政府の奴らはタリバンと交渉を続けたけどけっきょくその交渉は決裂してしまい、ブッシュが大統領になったすぐ後にはアフガンに雪が降るようになる冬前には攻撃を開始して、タリバン政権を崩壊させるという計画がもう既に出来てたそうです。

大体8月にテロの実行犯が交通違反で警察に捕まった時、ミネアポリスの警察署はFBIにその犯人のコンピュータのハードディスクを検査していいか問い合わせたのだけど、FBIがそれをさせなかったというのはとても怪しい。まるで宣戦布告をするよい理由になるように、ちゃんとテロを起こしてくれよとFBIが応援していたかのようだ。

なんか書いて暗い気持ちになってしまつたけど、戦争と金儲けは切っても切れない関係にあるというのは確かだと思う。繰り返すけど、政治家は一般市民の懐の具合の心配をして戦争を起こすわけではないと思う。無知な民衆には選挙の前にでも税金のリターンが増えるようにしますよとでも言っておけばいいと思ってるんでない?

#38

さぁ、みなさん!席について!
『立ち直り方』トピの#26、九州男児さんのレス、ちゃんと読んできましたか?テストに出ますよ!
boo、ゆきみ、タケもサルオも、みんないいですか?久々に九州男児がレス書いてますから読んでおいて下さい。
内容はこのトピ関連です。でもあっちに書いてしまいました。ごめんなさい。
で、明日の講議は、それを読み終わったところからです。意見を持った人からレスカキコして下さい。じゃ、今日はここまで!

がんばれ〜!

#39

でもできることから少しずつみたいに考えるしかないのかな。こうやってアメ人とも話す機会がある私たちだから、議定書のことでも日本のニュースでみたアフガンの子供や医師たちのことも伝えていくことができると思う。

愛国心が強いお国柄だけど、日本人と比べても情が深い、というか身の回りの人には親切のような気もするよ。

自分にも何かができると思いたいし、何かしたいと思う。

#40

昨日全く場違いの場所に以下の投稿をしてしまい、迷惑をかけてしまいましたので、コピー&ペーストで同じ文章をこちらに写しておきます。いやぁ、なぜ「立ち直り方」のトピに書き込んだのか分かりません。あれではよけい立ち直れませんよね。申し訳ない。

アメリカの建国理念はどこにいったのでしょう。

「すべての人間は生まれながらにして平等であり、創造主によって一定の奪いがたい権利を与えられ、その中には生命、自由、および幸福の追求が含まれていることを、われわれは自明の真理であると信じる。」

上記はアメリカの独立宣言に書かれている宣言の一部です。

「現在にいたるまで、自由は地球上のどこでも迫害されてきた。おおアメリカ人よ、この避難者を収容し、人道の基点をここに建設しようではないか。」

そしてこれはアメリカ独立宣言の前にトマス・ペインによって書かれた「コモンセンス」という本の一部です。

これは綺麗事だったのでしょうか。それとも当時のジョージ・ワシントンは本当にこういう世界を目指していたのでしょうか。それすらも分からなくなるくらい今のアメリカの暴走振りは顕著です。

人道の基点などどこにありましょうか。自由が本当にあるのでしょうか。それはアメリカだけの自由であって、それとは矛盾する宗教、思想、政治体制はすべて自由を得るに値しない除外品なのでしょうか。

これは僕が日本の大学のゼミで研究したことの一部です。本当に一部しかやっていないので、あまりつっこんだ内容は書けませんが、今のアメリカを見ていると僕が学んだ独立宣言の建国理念は一体何だったんだろう、と疑問に思います。どこかで歯車が狂ってしまったのでしょう。

そうそう、話は少し変わりますが、つい先日アメリカ人の友人とベトナム料理を食べに行きました。そのときに大気汚染の話になり、LAの空気はかなり汚れているというような話をしました。

そこで僕は思い切って「ブッシュはStupid Presidentだ!」と言ってやりました。京都議定書を無視しただろ??って言ったら、「それなんだ??」って顔をされて、説明すると「知らんかった」と言われました。

これほどアメリカが身勝手をしているということについて国民は無知なのか!?とすごく疑問に思ったのですが、どうなのでしょう。ただ単に友人が無知なだけなのでしょうか。

さすがにアメリカが戦争をしようとしていることに関しては非常に敏感な人が多いのですが、戦争に限らず国際社会を無視したアメリカの行動について国民はどう思っているのかが非常に興味があります。

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