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• カブ
• 2002/11/27 (Wed) 19:02
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親からすればどちらも未成年の子供のこと。これだけ刑に差が出ることはおかしいと思うのは当たり前。

ただ、前者の判決を読んでみると...
『東京都文京区で９９年１１月、顔見知りの女児（当時２才）を殺害したとして殺人などの罪に問われた山田みつ子被告（３８）の控訴審判決が２７日、東京高裁であった。高橋省吾裁判長は「何の落ち度もない女児の生命を奪った残虐な犯行で、被害者側のいたたまれない心情を重くみると、原判決は軽い」と述べ、懲役１４年を言い渡した一審・東京地裁判決を破棄し、改めて懲役１５年を言い渡した』
とある。ポイントは「何の落ち度もない(２歳の)女児」に対し、自らの手で犯行に及んでいること。これが殺傷に対して故意があることです。

片や教師と女子中学生の場合は、結果死に至っているものの、車から飛び下りたのが女学生の意志によるものと後続車による事故死であり、教師は過失致死は問われても、殺意の有無は立証されなかったのではないでしょうか。
もちろん性的な強要、暴力、監禁、誘拐は含まれるでしょうが、殺人ではないのでしょうね。その差ではないでしょうか。

ただ、教師の立場を含めれば、ただでさえ人の道を説く立場であるのだから、他の職業であった場合よりは刑を重くする必要はあると思います。

子供の頃は、人を結果的に死なせたらすべて殺人だと思ってた。そして殺した人は死刑だと。でも大人になって現実を知ると、よほど殺意があり、計画的であり、凶暴残忍でない限り死刑にはならないんですね。終身刑にもならない。無期懲役でも結構早く出てくる。それで過失致死に至っては１０年もない。こんなエロ教師の性のおもちゃにされて、必死で逃げようとして死んでも6年。

不条理と言えば不条理。
片や、すべてにおいてもっと刑を重く厳しくすれば犯罪も減るのでしょうか？という疑問もあります。

• アンド
• 2002/11/27 (Wed) 19:30
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そうなのです。　刑を重くすれば良いというものではないと思います。ただ、山田被告は夫に付き添われ、3日後に自首しているのです。　片や、聖職にあった教師は自首ではなく、逮捕されたと記憶しています。

小さな、これから未来ある女児の命を奪った山田被告、でもその背景には多分想像を絶するいじめがあったのは事実だと思います。だからといって彼女のした事は擁護できませんが。　その背景と反省して自首した事を考慮すれば、15年というのは可笑しいと思うのですが。

中学生の女の子は多分、車に監禁されるなんて思ってもいなかったでしょう。確か、手錠で拘束されていたと記憶しています。どんなに怖くて、悲しかったでしょう。隙を見て逃げ出したのに、後続車にひかれてしまう。確かに殺意はなかったかもしれませんが、この6年には納得がいきません。遺族が”娘に報告できない”と漏らしていたらしい記事を悲痛な思いで読みました。

なんとなく、日本では男性の”いたずら目的”な犯罪に対しての量刑が軽いような気がするのは私だけでしょうか？アメリカでは考えられませんよね。　そして、殺害された子供の年齢が小さければ小さいほど、刑が重くなる傾向にあるような気もするのですが。。。　それは成長と共に個人の意思がでてくるが、乳児・幼児にはその意思がまだ無いからなのでしょうか？　では、その前後関係はどうなるの？！

• Takenori
• 2002/11/27 (Wed) 19:51
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年齢が低ければ低いほど､量刑が重いのは､本人のこれからの人生に深い傷を負われ､多くの可能性を摘み取ってしまう(った)と言う解釈があるからだと思います｡

ですので､その傾向は正しいと思います｡ただ､おっしゃるようにいたずら目的の犯罪に関してまだ認識の甘さが刑の甘さにつながっているとも思います｡

• アンド
• 2002/11/27 (Wed) 20:31
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そうですね。私が感じていた通りなのですね。それは、日本が今まで、いえ多分これからも男性優位な社会だからというのが多少なりとも影響していると思いませんか？

いつになったら平等に近い社会が生まれるのでしょう。。。

• Takenori
• 2002/11/27 (Wed) 20:40
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私は男性ですが､そういう部分はとても恥ずかしいです。建前と現実が離れているとそういったことが起きてしまいますね｡

もともとアジア系諸国は中国儒教の影響からか､男性中心の社会構成ができてしまているようです｡韓国､中国なども似たような状況だそうです｡それでも彼女達からいうと日本はまだ良いそうですが｡