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• エドッコ3
• 2004/08/23 (Mon) 17:24
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おいしいかどうかはどこのラーメンが旨いかのトピでも分かるのですが、人によって評価が全然変わってきてしまいます。フリートークの紅茶のトピでも言いましたが、私はいろいろなフィルターを試しましたが、逆浸透(Reverse Osmosis)フィルターを通った水が一番おいしいと感じました。

逆浸透式は大昔６００ドルもした Sears のカタログセールから装置を買ったのがきっかけですが、最近はほとんど同じ装置が Costco で１６０ドルくらいで売られています。この装置の心臓部は逆浸透のメンバレンで、自分で交換しても１００ドルほどします。寿命は２年くらいらしいですが、私は３年以上使ってます。が、水の味に衰えは見せてません。でも１６０ドルなら全装置を今度は交換するつもりです。

逆浸透式の欠点は一時貯蔵タンクも含め全体の装置が大きいこと。大きめのシンクの下には入りますが、ボリュームとして 2/3 は占領してしまいます。またタンクがあるとは言えフィルターを通った水の水圧があまり高くないことと、タンクの大きさで容量が決まってしまうので、大きな鍋に目一杯取ると水圧がかなり低くなってしまいます。この装置は塩素を初めとして水の粒子より大きい異物は全部取り去ってしまうので、タンク内の水が何週間も動かないと水が腐ってくるのではないかと思います。まぁ、私の家ではコーヒーやお茶は毎日飲むのでそんな心配はいりませんけど。

日系の雑誌等で「何とかウォーター」やらが売られてますが、「何とか」フィルターの科学的根拠を公開しておらず、「何とか」は神秘的な効果で水を清めるので何々の病気も治るとまで宣伝しています。そして高価な価格で売られています。要は塩素を取り除くだけで、塩素に敏感なアレルギーの人や赤ちゃんは治るわけで、そうであれば塩素を取り除くフィルターなら何でもいいわけです。逆浸透や活性炭素はその役を果たします。

普通の水道水で入れた薄いお茶を飲むとてきめんに分かりますが、塩素が味を悪くしていますよね。おもしろいもので人間の舌は口に入るものの温度が低いほど鈍くなるので、氷を入れた水道水は常温のそれよりおいしく感じます。水道水は塩素の他にいろいろなゴミが混ざっています。そのゴミの中には砂やミネラル（鉱物質）も含まれていますが、水の味には大きな影響はありません。しかしゴミも一緒に飲むのはいい気分ではありませんよね。これら全てを除去するにはどうしても大きな装置になってしまいます。言い換えると卓上（キッチンカウンター）に収まるような装置には限度があるかもしれません。

• おいしい水
• 2004/08/23 (Mon) 20:57
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エドッコ３さん、とても丁寧でわかりやすい説明をしてくださって本当にありがとうございました^^
逆浸透(Reverse Osmosis)フィルターですね。早速明日でも見にいってこようと思います。

なんとかウォターに関してはエドッコ３さんが指摘しているような疑問は
私の中にもありました。幽霊とかUFOが、いるのかいないのかの話ならともかく
なんで科学的な証明ができないのかと。実際にこの水を飲む前と飲んだ後もぜんぜん同じです。
もともと健康体なせいもあってか変化なしですね。ただおいしいコーヒーが飲めて幸せだったけど^^

ありがとうございました！

• エドッコ3
• 2004/08/24 (Tue) 09:03
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#2 をあらためて見ると、なんか、逆浸透を強力に勧めているようで気になったので活性炭素を含む他の方式の中にも一長一短はありますがすばらしいフィルターはあります。効果をしっかり理解して選んでください。しかしこれは水フィルターだけに限りませんが、日系コミュニティーのような狭い市場だけを狙って売っているものには十分注意を払ってください。

逆浸透方式での欠点がまだありました。メンバレンフィルターで止めた水以外の物質を定期的に水道水の水圧で洗い流していることです。よって入ってくる水全部が出力に出てくる訳でなく、多少の無駄があります。そしてその汚水を放出するパイプも含め取り付けが結構大変です。Plumbing の経験がない人は業者に取り付けは任した方が無難です。しかしこの方式は人間の排尿まできれいな飲料水にしてしまうほどの強力な効果があります。日本で売っている高価な深層水（元は海底３００ｍあたりの塩水）も工場規模の逆浸透方式を使っているそうで、豆腐のオカラに当たる残留した非常に濃い塩水は更に「死海のお風呂」として再利用されていると聞いてます。