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• まぼろし探偵
• 2004/11/01 (Mon) 17:45
• Informe

南方熊楠と書きます。(1867-1941)

　慶応３年４月、和歌山城下に生まれました。
　少年時代は、学校の授業に出ず、植物の採集に山ばかり入っており、数日行方不明になったことから、天狗にさらわれたと噂され、「てんぎゃん」いわゆる「天狗さん」と呼ばれていたと言います。
　また、近所の家で書物を借覧し、漢文で綴られた当時の百科事典「和漢三才図会」百五巻などの写本を作り上げた程、神童ぶりを発揮しました。後に熊楠は、十数か国語を使いこなしたということですから、既に少年時代にして、その非凡な才能が開花していたと言えます。
　和歌山中学校卒業後、上京し、東京大学予備門に入学しましたが、熊楠の学問への欲求が満たされず程なく退学。２０才で渡米し、各地を巡り、動植物の実地調査・研究に没頭しました。
　その後２６才でロンドンへ渡り、科学雑誌「ネイチュア」に「東洋の星座」という論文が掲載されたことにより、その名が知られ、大英博物館の嘱託職員に迎えられました。大英博物館では、仕事をしつつ、読書と筆写に明け暮れ、その中で作り上げた「ロンドン抜書」は、民俗学や博物学等について、５２冊・１万８００ページにわたり丁寧に書きつけています。
　３４才で帰国し、３年あまり植物の宝庫である熊野の山々を踏破調査し、３７才から田辺に住み続けるようになり、４９才で終の栖となる現在の南方熊楠邸に居を構えました。
　そこに南方植物研究所を設置し、中国建国の父・孫文や民俗学者・柳田国男など世界の諸学者と交流しつつ、博物学・民俗学をはじめとして、あらゆる分野にわたる研究生活を送り、ミナカテルラ・ロンギフィラ（南方の長い糸）という新種の粘菌を発見するなど世界的業績を挙げました。
　また、昭和天皇が神島にお越しになった際、百十点余りの粘菌の標本をキャラメルの箱に入れて御進献したことは、熊楠らしさのあらわれた有名なエピソードです。
　中央学会から離れて活動していたため、長らく伝説的存在であったこの巨大な思想家・南方熊楠は、没後５０周年を経て、ようやくその真価が認められつつあります。
　従来、奇人学者として取り上げられることの多かった熊楠が、実は当時の日本にあって最も力強い学問の流れを形成しようとしていたことが、定説として認知されるようになってきています。
「日本人の可能性の極限」とまで賞賛された熊楠の深遠な精神のなぞ解きは、まだはじまったばかりです。
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　以上、みなみかたくまくすでした。
　名前は知ってますが、以上は僕の知識ではありません。コピペです。ども。

• クマ
• 2004/11/01 (Mon) 18:00
• Informe

もう、15〜20年くらい前かな〜〜〜
日本でやたらと彼の事を取り上げられた時代があったよね〜〜　時代が彼を必要としていると････まあ、生態系や分布標本学などの生物学的な見地からは彼のような人が実に必要なのですが、今の発展しつつある生物学に彼のような人を雇ってくれる場所がないのも確かでしょうね〜！　
彼の特徴はアレだけの標本集めや生態分布に情熱を出しておきながら、理数系が全く苦手だったと言うから、面白い話しですよね！　彼は生物などの生態や標本を美術的、文学的に観察していたと言うから、全く、科学的ではない文を非常に多く書いていますよね！

そして、＃２さんが記載していない事で彼の一番の偉業は、当時、天皇へ直訴して紀州国立公園を作ったことですね！　一般人の直訴によって出来た日本初の国立公園ですから････

• まぼろし探偵
• 2004/11/01 (Mon) 18:04
• Informe

このへんも参考にどうぞ。
http://www.city.tanabe.lg.jp/bunshin/kumagusu/
正しくは「みなみかた　くまぐす」だそうです。
#3さん、フォロー感謝！^_^/~

• SM男
• 2004/11/01 (Mon) 19:32
• Informe

この人って７ヶ国語とか話せた化け物みたいな人だったっけ？

• stealth
• 2004/11/01 (Mon) 19:57
• Informe

ピエールさんはアメリカ人？
何もこんな質問こんなロス在住の日本人の、その中の限られた人数しか来ない掲示板でしなくったって、ヤフーとかで聞いたほうがもっと情報が集まるんじゃない？
でも、偶然なんだけど、僕の見間違えでなければ、さっきリトル東京でラーメン食ってたら隣の隣の席で彼、ラーメン食ってたよ。しかも生卵トッピング。まだいるかもよ。

未だにエルビス目撃情報が絶えないアメリカに対して、こっちは熊楠で勝負だ！
ナンノこっちゃ？

• ピエール
• 2004/11/02 (Tue) 17:45
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南方くまくすは、日本の環境問題の第一人者なんだって。高野山の一方杉を守っ
たりした人。でもその研究のほとんどを柳田国男に盗まれ、それでも、自分の研
究が世に出たと喜んだお人好しなんだって。日本の環境問題はこの人なしには語
れないそう。

• Cheeky
• 2004/11/02 (Tue) 17:45
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I love KUMAGUSU!!!
Ive been to his museum in WAKAYAMA. That's fuckin awesome.

Cheeky

• クマ
• 2004/11/02 (Tue) 21:42
• Informe

う〜〜〜ん、
環境問題には彼を語らなくても語れるが････彼を語る場合はヤッパリ、粘菌と標本だろうな〜〜

それと彼の行動力････半分近く、　私も似たもの同士ですが････山の中に入ると･･…

• ピエール
• 2004/11/03 (Wed) 10:53
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え？山の中に入ると・・・・。冬眠の事なのかな？私も和歌山のミュージアムに行ってみたいのう。（回想しています）あるーひ、森の中、熊さんに出会った・・・あれ？ひょっとしたらサザエさんの最後の歌にもこんなシーンがありましたよね？ってー事はサザエさんも熊楠の事を知っていたのでしょうか？誰か教えてくだされ。（大奥風）

• 丹ちゃん☆
• 2004/11/05 (Fri) 11:44
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ピエールさん、話がだいぶ反れてますよ。どこまで行っちゃうんですか？

• ageha♂
• 2004/11/05 (Fri) 12:08
• Informe

くまくす→くまぐすじゃなかったっけ？和歌山の南方熊楠のミュージアムはまだ建設中なきがする。

• まぼろし探偵
• 2004/11/05 (Fri) 14:55
• Informe

くまぐす、です。

• 丹ちゃん☆
• 2004/11/05 (Fri) 18:14
• Informe

みなかた くまぐす、1867年5月18日（慶応3年4月15日） - 1941年12月29日）は博物学者、民俗学者。動物の特徴と植物の特徴を併せ持つ粘菌の研究で良く知られている。主著『十二支考』。

その学風は関連性のあるもの全てを知ろうとするものであり、土蔵に篭っていそしんだ研究からは、曼荼羅のような知識の網が産まれた。現代の科学の方法論から見ると、考察は粗雑であり、学問的に純化されていないとする観点もあるが、独特の宇宙観、破天荒な生き方には興味深いものがある。

自然保護活動の先駆とも言われる神社合祀反対運動などを起こした。(熊野古道が残る所以となった)

また、江戸川乱歩と共に衆道に走ったらしい。

• クマ
• 2004/11/05 (Fri) 21:31
• Informe

個人的に熊楠、好きだけど、彼の博物学への捉え方は、どうもな〜〜〜

そして、日本で自然保護の第一人者はなんといっても足尾鉱毒事件の田中コウゾウ？あれ？漢字忘れたぞ・・・・彼を外して語れないでしょう！　

熊楠よりも彼の方が地域住民との結束と住民の安住を考えた政治家って、いないと思うぞ！　オイラは明治維新から日露戦争まで以外の日本の政治家では彼と田中角栄、吉田茂が好きだな〜〜〜マジに日本人と地域住民の為に戦った政治家だと思うぞ〜〜〜

• まぼろし探偵
• 2004/11/05 (Fri) 22:13
• Informe

田中正造ではありませんか？

クマさん久しぶりぶりですね。
アダムとイブの話、また聞きたいですぅ！！！

• ピエール
• 2004/11/06 (Sat) 00:17
• Informe
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＞ageha♂
南方熊楠記念館
MINAKATA KUMAGUSU MEMORIAL HALL


住所： 〒649-2211
　 和歌山県西牟婁郡白浜町３６０１−１
ＴＥＬ： 0739-42-2872
ＦＡＸ： 0739-42-2872
もう建ってるでしょ。
＞丹ちゃん☆＆まぼろし探偵
お二人ともアドバイスをありがどうございました。

でもこんな事を知っている人がいるんですね。今度日本へけぇる時には和歌山県まで足を運んで見ます。

• まぼろし探偵
• 2004/11/06 (Sat) 10:51
• Informe

11月から登場した日本の新札、福沢諭吉(再)、樋口一葉、野口英世が顔になりましたが、坂本竜馬とか勝海舟、西郷隆盛、徳川家康、また湯川秀樹、大隈重信、芥川竜之介、吉田茂、森鴎外、北里柴三郎、柳田国男あたりがなっていいと思ったし、熊楠さんもそんな中にいてもおかしくないと思ってました。でも、もっとマイナーなの？

• クマ
• 2004/11/08 (Mon) 01:55
• Informe

ひ・・・・樋口一葉・・・・
彼女って「たけくらべ」ナニもないじゃん！
何故、そんな人が新札に？？？
謎だ〜〜〜
野口英世も、実際問題、ナニも功績がない人だけどね！
生きている間はよかったけど、死後、彼の論文のほとんどが否定されてしまったしね〜〜
彼以外は誰も彼の実験の再現性がなかったのが1番の原因ですけどね！

• あり様
• mail
• 2005/01/31 (Mon) 19:43
• Informe
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　教えて欲しいのですが、どこで”江戸川乱歩”の小説が安く手に入りますか？もしくは他に持ってる人はいますか？買いますよー