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トピック

びびなび ロサンゼルス
死に急ぐ人々

フリートーク
#1
  • 北限のシリウス
  • mail
  • 2004/10/18 21:26

 数日前の日本のニュースにこんなのがありました。
>>ネット心中、悲劇の連鎖
 インターネットで知り合った人が誘い合い、自殺を図る「ネット心中」が止まらない。大学生、会社員、主婦、フリーター...。20代、30代の男女が大半だが、高齢者もいる。ネットで結ばれた「悲劇」の連鎖。そして、埼玉県で男女7人がワゴン車内で練炭自殺し、神奈川県横須賀市でも二人が同日自殺。女性らがインターネットで全国から仲間を募り、同時に「ネット心中」したとみられる...<<
 自分の命だから、どう扱おうがそれは自由かもしれない。それに、自殺に至るまで思いつめた気持ちは、私には理解できないかもしれない。全くの孤独の中でならまだしも、大人が何人も揃って誰も止めることができなかったことも、私には理解できない。
 でも、理解したかった。死ぬ前に出会うことがあって話すことができたら、そのわけを聞けたら、解決できないかもしれないけれど何かできなかっでしょうか。

#99
  • おやなんだ
  • 2004/10/26 (Tue) 16:51
  • 報告

62さん、私もあなたと同じように、ここでは自分の答えを模索している立場です。

#100
  • momota
  • 2004/10/26 (Tue) 23:06
  • 報告

たまころりんさんのご質問にできる限りお答えしたいと思います。でもその前に私はまだインターンなので専門家ではありません。患者さんとお話させて頂くときは精神科医とライセンスのあるClinical心理学者の指導のもと行っています。

まず、実際に問題を解決する方=患者さん本人です。私たちは手伝いすることしかできません。
アメリカ心理学協会には倫理規定があり、その中の一つにDual Roleを厳しく禁止しています。治療を施す際、施す側と患者という関係以外のつながりがあってはいけないということです。
ですから、例えどんなに優れたカウンセラーでもセラピストでも、自身の家族や友達にはいいカウンセラーにはなれません。

もちろん相談に乗ることはできますが、客観性を失い最適な治療は難しくなります。本当に優れたカウンセラーなら、自身の家族や知り合いに治療が必要な時、信頼できる自分以外の専門家を紹介するはずです。身内や知り合いの問題に感情的になるな!って方が無理です。

第三者の専門家に全て任せろ、と言っているのではありませんよ。家族や友達からの無償のサポートも患者さんには必要です。専門家に加え家族や友達のサポートがある環境が最適です

#101
  • momota
  • 2004/10/26 (Tue) 23:09
  • 報告

患者の闇に引き込まれるか、というご質問ですが、患者さんを知れば知るほど、私も感情的になることがあります。ストレスにもなります。
患者さんに同情的になって彼らの抱えている問題に偏った見方をしてしまう可能性もあります。カウンセラーとしての適性の問題もあります。人の相談に乗るのが好きなだけでは、カウンセラーにはなれません。
実際インターンの中で、あまりに感情的になるので、自分がカウンセラーに向かないと知り、やめた人もいます。

鬱病のカウンセラーは鬱病になりやすい、と思う人もいるかもしれませんが、それは違います。前にもどこかで書きましたが、鬱病は脳内伝達物質の過不足によるものです。
カウンセラーがうつ病になったら、カウンセラー自身が鬱病だからで、担当していた患者さんのせいではありません。発祥のきっかけにはなったかもしれませんが。

カウンセラー側があまりに感情的に患者さんに引き込まれる場合、担当を外されることがあります。残念ですが、適切な処置だと思います。患者さんのためにもカウンセラーのためにも。
私はチームワークで患者さんの治療に当たる現場にいるので、精神科医と心理学者が混ざって、定期的に患者さんの治療方針について確認しあう機会があり、一人で背負ってしまう、ということは極力押さえられるシステムになっています。

話を聞いてもらって、相談することが、それが治療する側であれ、患者さんであれ精神的ストレスを緩和する有効な手段です。ただ、個人で開業しているカウンセラーの方がどうしているかは、正直分かりません。最悪の結果になってしまった場合を幸運にも経験したことが無いので、なんとも言いかねますが、関わっていた側のショックは当然ながら大きいと思います。

あまり知られていませんが、自殺願望はかなりの割合で薬により抑えられます。自殺願望に限らず、自虐行為などは脳内伝達物質と深く関係しているよなので。 ただ、はじめにも書いたように患者さん自身が“薬を飲む”という選択をしないと、我々はとても無力です。(強制的にSuicide Watchという措置もできますが、自殺の予防であって根本の問題の解決ではありません)

#102
  • momota
  • 2004/10/27 (Wed) 00:11
  • 報告

長々と書き込みお許しください。

おやなんださん
おっしゃることなんとなく分かります。安楽死・尊厳死は自殺か、ということですが、私は違うと”感じます”。自殺には反対です。ですから、自殺願望のある方には積極的に自殺防止の処置を模索するでしょうが、尊厳死を希望されている方に、間違ってるからやめなさい、とは積極的にいえない気がします。

筋の通った説明にならないかもしれませんが、お許しを。
私も最近祖父を脳梗塞による長期昏睡の後亡くしました。体も心も大きかった祖父が、”延命”の名の元、チューブだらけに。意識の回復する見込みも無く、床ずれで血のにじむ痩せた体の祖父を見たとき、おもいました。”おじいちゃんがかわいそう”と。

直接安楽死の患者さんと関わったことが無いので、憶測ですが、尊厳死を選択する方や、延命を拒否する方には、彼らの”生きる”力を感じます。死を選んでいるにもかかわらず。でも、実際自分の身内が安楽死を選んだら?超消極的賛成、になるんでしょうね、多分。

医学は発達した科学技術などによって、肉体を救うこと、体を生かすことに成功してきました。昔なら助からない病気も直るようになりました。すばらしいことです。そして、以前ならとっくになくなるはずだった祖父を、痩せこけ、床ずれまみれになって、内蔵がだめになって肌の色が変色するまで延命することができるようになりました。

複雑な気分です。

医学はその長い歴史の中、今やっと体だけでなく、心の医学の必要性に目を向け始めています。人の命を救うことを使命とする医者には尊厳死は受け入れがたく、(理解はしても)実際の処置を拒否することが多いそうです。(身内の医者から聞きました)
でも命はいつか終わります。正しい命の終わらせ方、なんて教科書に載ってません。命の救い方しか教わらないのですから。何をしてもだめになるまで、救う努力を止めない事が延命なのだと思います。医者を責めるつもりはありません。でも、祖父の死を振り返ったとき、医学の発達は時に酷だ、と思わずにいられませんでした。

もう一度いいますが、基本的に自殺は反対です。

患者さんとセッションを行う場合、毎回自殺他殺願望を聞きます。(ルールなので)そしてある方にこういわれました。”いまさら学校行く気も、働く気も、ドラッグやめる気も無いけど、自殺する気はもっと無いなー”と。これを聞いたとき、社会復帰が課題の患者さんだったので、不謹慎かもしれませんが、うれしくなってしまいました。わたしも、彼には生きてほしいからです。(でも、ドラッグはやめてほしいけど)

#103
  • おやなんだ
  • 2004/10/27 (Wed) 14:12
  • 報告

以前に観たドキュメンタリーで、オレゴン州のある患者のことを特集していました。その方は余命半年の診断で、末期にはかなり苦しむことが予想されると、医師から伝えられており、本人と家族はその状態になったら「安楽死」を望んでいました。オレゴン州では、当時、二人の医師が同意をすれば「安楽死」を実行に移す事ができましたが、主治医はOK、もう一人の医師が拒否。そして、もう一人の医師を探すために、病院内の他の医師たちと粘り強い交渉をしますが、そのうちに病状が悪化。結局は半年経たないまま、彼女は亡くなりました。そして、最後の最後まで「安楽死」を望んでいたが、それができないことを悔やみながら亡くなったそうです。

トピ主さんは、この「尊厳死/安楽死」は想定していないと思います。多分、安易に死の道を選ぶ前に、もっと様々な場面、場所で「死」以外のことを考えて欲しい、とのメッセージなんですよね?

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