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トピック

びびなび ロサンゼルス
ロスの寿司屋

フリートーク
#1
  • すし
  • 2004/03/02 01:47

ロスのおいしい寿司屋の情報を交換しましょう。私はしぶ長が好きです。おいしくて安いから。皆さんは?

#94
  • traces
  • 2004/04/04 (Sun) 15:00
  • 報告

−しぶ長の晩餐−。表題にしましたらそのような風合にあるのでしょうが、2夜連続で、素晴しい料理というもの、ワインも然り、作法も、そして何より食事を愉しむという最も肝要な悦びの時間を、同店で味了することが出来ました。やはり金額に凡ては比例致します。日本文化なり鮨文化の以前に、食文化というものは如何、という点に完整された回答を与えてくれる名店だと念いました。暖簾を潜り、出る際までの徹頭徹尾のもてなし。鮨もさることながら自由自在のネーヴェル・ジャポネの料理群、勿論鮨にも手抜きなぞ一切ありませんし、客層もアメリカンのアッパーですね、醤油にワサビ混ぜこぜるようなアメリカンは一切いません。「おまかせ」で優雅に召し上がられていますし、逆に日本人客のほうが問題ありやですね。アメリカとは厳然たる階級社会である(資産家とは関係ありません)、どのように生活を愉しむか、楽しもうとするか、そういう社会をこの場合指したいと希いますが。以前「ドップリ自分の世界に浸かってる」とのご指摘をお受けいたしました。然し考えますなら、すべての人々は「自分の世界」を持っており、またそれぞれに「ドップリ浸かって」いる訳でして、なればこそこのような掲示板も成立する訳ですね。日本人客のように(多くないことを希望しますが)、「高い」とか「安い」なぞの基準で、「美味しい」「不味い」は「美味しい店」の選出基準に果たして入るのだろうか、と再確認した時間でもありました。御批判もあろうかと念いますが、$20~30で「美味しい鮨」なぞあるのでしょうか。日本でもありますまい。お店の調度、店員への躾、そしてゲストをもてなす、心意気ですね、真剣勝負の世界を$20~30なぞ云うのは、夕方の『大吉寿司』を食べていれば宜しい。人生は一度のみ。食べ方/飲み方/所作含めて、西欧人に伍する人間になりたい、勿論日本人の美しさも兼ね備えながらですが、どうも日本人ばかりで集まるような生活をこの国でしていれば、件のようになってしまうのでしょうか。それでは余りにも勿体ない。「しぶ長」で感銘したことは、親方が筋を通す、こちらも筋を返す、こういう愉しい緊張感ですね、これが味わえるという点でした。これからも通いたいと希います。ほんとうに食文化を愉しもうとされる方、その思い思いのお店あるやに存知ますが、「しぶ長い」もぜひリストにお加え戴きたい。そう念い一筆致しました。

#96

私はTRACESさんの行かれたしぶ○は好きではありませんでした。
だって手巻きを頼んだら、なんと古くなって赤紫色になった海苔だったんですよ〜!!
しかもワインと寿司なんて私には許せませんでした。やっぱり寿司にはお茶か日本酒でしょう。まぁ私の個人的な好みかもしれませんが・・
チーズも色々あって一体なんなんだろう・・と???でした。
もう数年前になりますが、あの店が小室哲也のひいきとは驚きでした。

#95

私はsushi-sushiすきだな。
ランチはなかなか行けないけど夜にたま〜に行くと(常連ではないです)サービスも満足して帰ってます。森寿司さんも好きだけど高すぎかな?って思うな。

#97
  • SM男
  • 2004/04/05 (Mon) 11:33
  • 報告

しょうゆにわさびを混ぜるのは間違いなんですか?こっちに来るまで知らなかった。

日本に居たころは寿司やなんていったことがなかったから、聞いたこともなかった。うちの親も、じいちゃん、ばあちゃんもしょうゆでわさびを溶いてたのを覚えてる。ひょっとして、地域性?それとも、うちの家族だけが知らなかっただけ???

#98
  • Traces1
  • 2004/04/05 (Mon) 12:08
  • 報告

#teataimeさん、#夕花さんmはじめまして。みなさん鮨お好きのようでご同慶の到りです。お話読ませて戴きました。先ずteataimeさん。Sushi-Sushiのお話です。店の主人との相性もあるやに存知ます。私の場合相性すら感じる感じない以前にあのようなことでしたし、亦、そこで寸前までお働きになっておられた方、顧客として通って嘗ていた方などのお話も精査しまして、ちょっと行くのは難と致しました。森さんは、価格を気にはしない私でも、確かに最初は高額と感じました。ただ気分の問題なんだと念うんですね。満足の行く仕事、もてなし、どれだけ寛げるかが鮨屋の定石。しかし、これは筋と筋。通えば通うほどに、向こうも緊張して仕事して戴いています。さっと私等を観、今宵の腹を見抜き、和弓の矢が円弧を描いて的に入ってくるような、ネタとその按配ですね、間といい、私は非常に感謝しています。店側も感謝を仕事で表現し、そして肝心なのは客側も仁義ですね、感謝を返報する、これが鮨屋と客との素晴しい関係になるんだと念っています。森さんの場合は未だお若いですが、端正に料理その他でお返ししてくださいます。もしそれでもお高いと念われれば、逆にカウンター席は占有しないこと、客席で注文票で鮨を直召されればよろしいかと希います。しかしお見受けしましたところ、きちんとしたお鮨好の方と拝察いたします。常連としてのお店がおありなんだと。さすれば、そこを基軸としてお鮨を楽しまれてください。どこかでお会いしているやに存知ます。これからも宜しく御指導のほどお願い致します。
#夕花さん、そうでしたか、あの海苔は海海苔ではないんです。「あいのふのり」と申しまして、岸壁に付着している海苔を集め拵えた、沼津周辺でしか食さない海苔なのです。私は日本の沼津でそれを食べに行きましたので、よく解ります。『銀座寿司幸』本店のほうでもたまに戴きます。ワインとお鮨赦せなかったんですね。日本でも『銀座寿司幸』のご主人やっておられますが。『しぶ長』さんの場合、もうこれは「お鮨のこと全然解りません、よろしくお願い致します」(私は暖簾を潜って主人を一瞥しまして、ハッとなりますと、勉強させて戴きたい、という気持ちで先ず一言申し上げています)が宜しいと希います。何事にも初心があるわけですから、そのほうが気分よくお召し上がりになられるかと。そこまでするのが鮨なの?と夕花さんからお叱りを受けると存知ます。それを重々承知して、且つ私の日本での米国での経験を重ねて申し上げますと、「そうです」と御答えするしかありません。鮨の門は広きようでいて実は狭い。然し乍ら難しい門ではない。門を潜れば、主人も私達客も楽しめる、そこには大人の礼節というものが双方に出来ます。夕花さんも大のお鮨好。そういう基盤がありますれば、これは門を潜ったも同然ですから。ワイン。これは時間をじっくりかけて、ワインその他を戴きながら、その風味、味わいが段々に変わって行くその時間を楽しまれてください。「しぶ長」さんの4000本になるワイン。この中には門外不出のワイン(たぶん世界でも1ダースも残っていないワインも数多いですが)は私も滅相もない世界ですが、ハウス・ワインひとつとっても、その芳醇さに目覚められるはずです。感銘するという味わい。私はワインと鮨合うし、これはもう日本であっても米国であっても法国であっても、もはや自然です。日本酒もきちんと吟味したものが置いてあるはずです。最初の夜は、たぶん常連さんかと存知ますが、稀少酒をお出しになられていました。西洋人は大抵はワインを嗜む。スーパーのワイン・コーナーの売場面積を観れば一目瞭然ですね。ご主人のお言葉を援用させて戴くと「折角、外国に住んでいるのに、その外国でしか味わえないものを味わないのは一生は一度、損」ということ。私もこれには同感なんですね。夕花さんは日本酒でお通しください。そして周りは気にせず愉しまれてください。私も日本酒は大好きで、蔵元から送っていただいていますが、未だ特級・一級・二級の時代のほうがよかったですね。今は分け目なく保存料・化学薬品大量に入れて醸造してます。私は自然の土、自然の木、自然の実そのもの、何も足さない、何も引かない自然の結晶のワインのほうも好きなんです。ワイン・ノートをめくる密かな愉しみの時間もありますし。「しぶ長」のメニューはあってないようなものです。こんなものあるのか、こんなものもある、飽きが来ません。先夜は、これでもか、これでもか、と出て来ましたが、中でも、子持ち烏賊の握りですね、これは米国でこれを食べれるとは念いもしませんでした。浅草の『弁天山美家古』(今は息子さんが継いでいますが、日本で唯一、真正江戸前を供するお店です。つまりは統べてのネタに仕事を施すというもので、そこの子持ち烏賊の握りと同一です)のそれと同じ。日本酒にとても似合うと念いますので、こんど機会ありましたらぜひ。「鱸」「かんぱち」なども、それはそれは絶品。またホタテ貝のフォアグラ・ソテー。そうそう、あそこの『鮟肝』。これを召し上がられましたか。ぜひ。他店のはもう食べれませんね、たとえ森さんでも。絶品。一般の鮨店には置いていないものです。「ブルーチーズとスペイン産イチジクのケーキ添え」。これまた絶品。そして最後に私は、画竜点睛ではないですが、どうしてもデザートという〆が肝心なのです。森さんの自家製水羊羹とお番茶。そして『しぶ長』さんのミルフィーユ。これの食感、えもいわれぬ味わいです。私は日本酒でもワインでもデザートで合わせるのが好きなんですね。大福で日本酒飲みます。そういう人間ですが、これらも両店お薦めです。『しぶ長』さんは、それは有名人御用達ですね。アカデミー助演候補になった日本人俳優の方、ヨーヨーマさん始、多く贔屓にされていますが、それより常連の層が何より他店を抜きん出ている。これは白人客ですが、作法等観ましても、立派にお鮨を戴いています。この国はお金が統べてを決定してしまう国です。お金持ちなら、黒を白とすることも出来る。まあ譬えは悪いのですが、お赦しください。ただ、感じますのは、社会に於ける嗜みですね、これはアメリカンのアッパーは在米日本人以上も方が多いということなんですね。いるところにはいるんです。学ぶところ多いお店です。『しぶ長』さんは、そういう意味でも愉しく勉強になっています。日曜がお休みなんですが、ご主人は恵まれない方々の為に日曜返上で、鮨のドネーションをしておられる。どこぞの鮨屋のように、日曜日はゴルフ。そのゴルフを愉しみに仕事をしているんだと、公言して憚らない鮨屋主人群とは明確に一線を引く、超然とした方で、私はそのご主人の気風、そして食事というものに対する執拗な追求に、一目惚れしてしまった訳です。こういう人間もいると。捨てたものではないと。夕花さん、煩わしい意見だったと存知ます。夕花さんも、日本酒で美味しい鮨を召し上がられてください。これからも宜しくお願いいたします。長文且つ乱筆乱文にて失礼つかまつります。

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