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トピック

びびなび ロサンゼルス
LAの日系メディア

フリートーク
#1
  • まいこー
  • 2004/07/08 09:32

LOS ANGELESで日系のメディアって色々ありますが、どれも素人並だと思うのですが…みなさんは、どう見てますか?
電波系メディアなんか、何撮ってるの?って感じで中学校の給食の時間にやる校内放送並で笑えます。
とある印刷メディアでは、全くの素人がマンガ書いてるし、写真も何が写っているのか解らないし。 小学校の壁新聞並だったらして。 これだからスポンサーも離れていくのだと思いますよっ。 少しはプロ意識を持って、プロらしいメディアを出し欲しいです。

#3
  • まぼろし探偵
  • 2004/07/08 (Thu) 17:08
  • 報告

 日本人が多いといわれる南カリフォルニアといえども、日本の地方都市の比ではない。そんな少数の日本人視聴者や読者相手にスポンサーからの広告収入だけで成り立たせようとすると、そこまでのプロは使えない。そんな少数の日本人を対象に、スポンサーだって、高額の広告料金は払わないからね。テレビも、雑誌も、広告がたくさんあるように見えても、実際の料金はとても低いんです。だから制作費なんて、ビックリするほどカツカツ。そういうことになります。

 頑張れるところといったら、企画のアイデアか、原稿の文章力、撮影のセンスの向上、でもそれはすべてもともとあるものではなく、素人が経験の積み重ねで上達してゆくといったものしか望めません。完成されたプロは雇えないんだから。
 だからヒト、モノ、カネが初めから揃ってる日本と比べるのは厳しい。っていうか無理。
 番組や記事全体の質の高さよりも、求めるのは、本質的な内容(情報)じゃないでしょうか?
 雑誌なら、紙質が悪くてデザインがきれいじゃなくても、情報だけはきちっと載ってる、というようなね。

『LOS ANGELESで日系のメディアって色々ありますが、どれも素人並』
 それは誰でも言えるけど、この小さなコミュニティで、極小予算でなにができるか、自分でやってみたら分かりますよ。

 そんな中で、ライトハウスや、ラララあたりは、良く頑張ってるほうでしょうね。

質問:ライトハウスやブリッジが一部仮に$3の有料になったら、プロを雇って、格段に質が上がりますよって言われたら、あなたは毎号買いますか?それとも今のままで、無料がいいですか?

#4
  • dj
  • 2004/07/08 (Thu) 18:58
  • 報告

色々な都合は理解できる。
人材の入れ替わりがない分しょうがないよね。「素人が経験の積み重ね」で、ある程度の所で満足、それを維持で精一杯感が、どうしても伝わるし。
それでも、こういった媒体が豊富にあるLAでの感謝の気持ちも有るんだけどね。

ただ、どうしても生理的に受け付けないのが
ブリッジ夏祭りのTVコマーシャルソング。あの歌声が気持ち悪い。

それと、
UTBの年配の男性キャスター(?)
CMのナレーションとか、やってる人。
生理的にやっぱり受け付けない。そろそろ若い人と交代した方が・・・声が震えてるし。

あと、
松久のシェフがレシピを紹介する5分料理番組。(再放送?)
料理番組だったら、もう少し、まな板や包丁についた野菜などを、
次の素材を切る前に片付けるなどして欲しい。そういった、ちょっとした細やかな気遣いが、QPなどの番組との大きな差な気がする。
実際の調理に問題はないにしても、それ以前にこれは番組なんだから・・・
そして、あの女性アシも、見た目と声に感情が篭ってなさ過ぎ。やっつけ感が伝わる。

#5
  • dreamer
  • 2004/07/08 (Thu) 23:31
  • 報告

確かにもっとメデイア都市ロスにいるのだからもっと洗練されてもと思う人も多いはず。英語や日本企業の大資本がネックなのでしょうね。

日系でも2,3世の人たちは立派にアンカーマンをアメリカメデイアで勤めている人もたくさんいるのだし、もっとそういう人たちが中心になって英語でロスの人たちの活躍を応援するような番組があってもいいのでしょうね。韓国とかメキシコの番組は結構アメリカっぽくてかっこいいのもあるし。。。

日米の文化の壁を乗り越えることのできる番組作りを期待したいですね。ただの日本からの横流し番組ばかりでない。

#6
  • U_J
  • 2004/07/08 (Thu) 23:57
  • 報告

とても残念な事なのですが…私の意見もまいこーさんに同じです。
まぼろし探偵さんのおっしゃるように基本的「媒体」としての使命だけはきっちり果たして貰いたいと思います。 「欲を言えば」企画力やテキスト力、ビジュアルセンスの向上を期待したいです。 私は仮に有料になっても良いと思うのですが、営業的背景は解りませんからねぇ〜 たぶん皆さんご苦労されているのだと察します。
テレビ番組に関しては「横流し番組」の方が安心して見られますが、どうしても地元の旬な情報は欲しいですよねぇ。

#7
  • サンタ 
  • 2004/07/08 (Thu) 23:59
  • 報告

どうせならこっちに住んでる日本人やコミュニティなどの情報をもっとやってくれたらと思う。あまりにも日系コミュニティを盛り上げるような内容じゃない気がするからねぇ。

ロブフクザキ氏のような気合の入った人が現れて欲しいもの。

雑誌に関しては無料の雑誌だから、あの程度だと思ってるけど?日本にある無料のクーポンとかついてる情報誌(東京にあるやつ)も紙質だけじゃなく、内容も広告だらけで同じ感じ。

自分のように日本のTVが見れなく、日本に触れる機会がないものからすると、あの雑誌は貴重!トーレンスとかに住んでる人は、日本とまったく同じものに囲まれてる分、不満に感じやすそう。。

#8

私は去年まで東南アジアの国に住んでいました。

主要な日系メディアは2紙しかありませんでしたが、LAのメディアと同じように、お店の紹介や各イベント、お薦めスポット等の情報を載せていました。

やっぱり低予算なのは同じなのですが(1誌はカラー無し)素人のスタッフが一生懸命に街中を走りまわり、取材やインタビュー、実際に体験した感想や写真を載せたりと、楽しく読まさせてもらっていました。まさに壁新聞的です。

住んでいる日本人人口は、LAと比べたらぜんぜん違いますが、そこの新聞はもっとそこに住む私たちに身近な感じと言うのか、人間的と言うか。。

例えば、星の数ほどある洗剤を買い集めて価格や洗いあがりの成果や使い心地を比べたり(牛乳編やお菓子編と毎回違うもの)私達がやりたくても出来ない事を編集部の方たちが実検したりと、生活していく上で私達が知りたい情報を載せたりとかしてました。

そんな感じの素人的新聞でも、LAに住む私達が知りたい情報が載っていて、プラス一ひねり効いたものを作って欲しいです。

#9
  • U_J
  • 2004/07/09 (Fri) 21:34
  • 報告

まいこーさん>
出来ればこのトピックを各メディアの人達に見て貰いたいですねぇ〜。

#10
  • dj
  • 2004/07/09 (Fri) 22:51
  • 報告

やっぱ、
どうしてもスポンサーや企業間のしがらみなどがあって
書きたいことも言いたい事もいえなかったりするのかなと思った・・・

#11
  • まぼろし探偵
  • 2004/07/10 (Sat) 00:48
  • 報告

 僕自身、一時、ロサンゼルスの日系無料メディアに在籍して記事を書いていたことがありますから実感として思うのですが、無料で配付するっていうのは、やっぱりそこに『スポンサーありき』の前提があるから、何を紹介するにしても『こういうものがあります。このモノの良い点は...』という書き方しかできないっていうしがらみはありますよね。

 読み手として考えた場合、レストランにしても、ショップにしても、行楽地にしても、比較したほうが絶対面白い。コキ下ろす意味じゃなくても、『どっち!?』が分かりやすいようにしたほうが、そそりますよね。有料紙(誌)ならそれに近いこともできるんですが、すべてをスポンサーに頼っていると、かなり制限が出てくるんです。
 実際、スポンサーの機嫌を損ねて、ブリッジがヤオハン(現ミツワ)に置けなくなったりとかあったじゃないですか。
 ベストテンは良いけれど、ワーストテンはダメなんです。

 思いきり書けるのは、そういう制限がない(まず広告が出ることはない)アメリカのプロダクツや映画批評、観光情報、そして個人的なコラムだけ。(だからたまにアンケートをすると、そういうセクションに人気が集まります。あはは)

 それでも、できるだけ判断を読者にまかせて、スペックだけを徹底紹介するとかして、企画を組みましたけれどね。時間も制限され、お金はもっと制限され、人手はないからほとんど全部自分でこなして、評価が良ければうれしいけれど、『〜の情報ください』って電話やメールばかりで、励ましは少なかったですね。

 で、日本人の人口が少ないから、そこに投入する『日系メディア用の広告予算』も限られて、一部のメディアしか残れない、そんな気がしました。

 ギリギリでも予算があったら、地元の日本人が喜んだり助かったり、プラスになる情報や企画はいくらでもアルと思いますが、続けて発行、続けて放送するための、すべての歯車を回すのは大変なことなんですね。

#12

みなさんの意見、感想などを拝見して「なるほどなー」と思いました。 日系メディアには是非頑張って欲しいと思います。 一種我々の情報ライフラインですからねぇ〜

#13
  • hiroby
  • 2004/07/12 (Mon) 12:01
  • 報告

まいこーさんと同じく、「なるほどなー」と思いながら皆さんの意見、感想を読んでいました。これらの書き込みを日系メディアの方々が読んでいただけると良いのですが、それよりも私達がもっとダイレクトに日系メディアに意見を言っていっても良いのかもしれませんね。メールとか、電話だったり・・・。日本では苦情とか意見がすごいらしいですっからね。私達一般市民も協力してメディアを良くしていけたらいいですね。

#14
  • dreamer
  • 2004/07/12 (Mon) 20:05
  • 報告

よく、考えてみるとまあ、日本のメデイアなら、それこそ何百人の人が30秒のコマーシャルの制作にたずさわっていたりするし、係長から課長、そして部長の確認印をもらってはじめてオッケーみたいな作り方はアメリカではとても、予算的には無理でしょう。少数精鋭でやらなくてはいけないし、最近つくずくおもうけど、日本語と英語をくしして仕事をするってことは、2倍以上の労力が必要になる場合が多いですよね!それでいて、土地柄のせいかそんなに日本にいるときより働いているような人も少ないみたいだし!(笑)

少数精鋭はまさにアメリカの信じる個人主義の精神であり、どれだけ個人の能力が発揮できるかに現れているのかもしれません。残念ながら、私も含めて日本の集団主義で育った人間たちは、きっとレストランのサービスなどといっしょでアメリカ人たちに比べると落ちてみえて、それがこのような批判につながっているのかもしれません。

それから、ワーストテンは駄目とかいっていますが、ユーモアのセンスが日本人たちは、アメリカ人たちに比べると少ないので、厳しい面もあるのでしょうね!(笑)何か、日本の国営放送のように、字幕スーパーの日本語でアナウンサーがそれを読んでとか、とても正確で厳格な報道みたいなのが多いですよね。アメリカでは、それこそそっきょうでアンカーマンが記事を作ってそれから自分の主観をちょっていれて、そのまま流してしまうような、そういう自由さは、日本社会ではまずスポーツ記事以外はきっと無理なのでしょうね!(笑)

個人的には、素人っぽいほうが、どうやって作っているのがわかったりして、また同感もできていいとはおもうのですが。。。

#15
  • まぼろし探偵
  • 2004/07/12 (Mon) 21:22
  • 報告

 大型チェーンや高級レストランで出されるメニューと、少人数家族で、それも有り合わせで作る食事を比べられないように、日本とロサンゼルスの日系メディアは比べられない違いがあります。
 豪華なインテリアも高級な食器も、貯えられた豊富な食材もなく、もちろん従業員もいない。
 しかし家庭料理には、暖かさや真心はある。質素であり、見た目もフォトジェニックではないけれど。
 その暖かさや真心をより求めてくるなら分かりますが、レストランのようにして欲しいと求めるのはおかしいというか、無理。トピ主さんの最初のカキコにはそんなイメージを感じました。

#14, dreamerさん、
『日本語と英語を駆使して仕事をするってことは、2倍以上の労力が必要になる場合が多いですよね!それでいて、土地柄のせいかそんなに日本にいるときより働いているような人も少ないみたいだし!』
 日本のような、勤務時間外の付き合いなんてものは皆無でしたが、少人数で、それも定期的に発行しなければいけないっていう使命感からすれば、少なくとも日本でも仕事以上にハードでしたね。締め切り前や発行日間近には徹夜もよくありました。土日も取材で走り回ってたし。僕の場合はね。あはは。
 もちろん時間外手当ては出ないし、もらおうとも思わなかった。いい企画を立てて、実施して、それで読者が興味を示し、喜んでくれることが自分にとっても喜びでした。

『アメリカでは、それこそ即興でアンカーマンが記事を作ってそれから自分の主観をちょっていれて、そのまま流してしまうような、そういう自由さは、日本社会ではまずスポーツ記事以外はきっと無理なのでしょうね!』
 これも、何度もトライしました。遊び心や、諷しも含め、できるだけスポンサーに絡まないようにね。しかし読者の側でも、それを評価してくれる人もいれば、ただ情報だけあればイイという人もいるんですね。
 会社的にも、そういった面白みはあまり求められないし。直接スポンサーにつながらないので(特に経済が厳しい時はね)。編集後記とかがどんなに面白くても、そこにスポンサーはつかないんですね。

 客と店という在り方よりも、ココでは同じ家族として、支えあっていくような考え方が必要でしょう。スポンサーが「広告中止!」となったらもう、従業員経費も、印刷代も払えなくなる、そんなギリギリでやっていかなければならない台所の内状は、ただ日系スーパーで手にとってパラパラッと見て、タダだからイイヤって捨ててしまう人には分からないでしょうから。

#16
  • marknamekata
  • 2004/07/13 (Tue) 00:22
  • 報告

放送に関してですが、ほとんど素人が制作しています。
もし一人でも教える人がいれば将来は明るいのですが、皆無です。その一人を雇うお金もでないっぽいですね。
私は広告を出すスポンサーがいけないんだと思います。
いくら安いお金だからといっても、
一定水準を満たさないCMや番組内容には
お金を出してはいけないと思います。
日本は視聴率至上主義です。数字が出ますからそれにスポンサー料金が跳ね返ります。
しかし、ここには数字もクソも何もない・・・
だから聴いてる人や見てる人はどーでもいいんです。スポンサーさえ良いといえば。
恥ずかしいCMを流し、お金を払って
マイナスイメージでどうするんでしょうか?
もうちょっと気付こうよ、ね。

#17
  • dreamer
  • 2004/07/13 (Tue) 01:55
  • 報告

日本の某有名新聞とニューヨークの某有名新聞を読み比べたことありますか?日本の新聞ってなにかとても貧弱すぎる!

アメリカの場合、ひとつの記事に対して、何ページも書いてあって、それこそ歴史的背景から面識者の意見、最後には記者のドラマチックな主観で終わっていて、読む人を感動させることが多い。

日本の場合は、漢字が意味を集約しているのかもしれないけど、あまりにも社会的な常識や制約が多すぎて記者も書けることがどんどん制約されていってしまって、事実だけをかくとてもつまらない内容のものがあまりにも多すぎるようなきがするし、そういうのがいやでアメリカにきたのに、また日本にいるときと同じような表現の不自由を感じてやめてしまう人も結構多いのでしょうね。

形や常識だけに目をとらわれてしまう、今のスポンサーや読者の見方もどこかおかしいのではないのでしょうか?なにか、まったくファンを無視したプロ野球オーナーのように、スポンサーのご機嫌をうかがいながらしか書けない日系メデイアは、どんどん書けないことだけが増えていくだけのありきたりなものだけになっていってしまうのでしょうね、きっと

#18
  • U_J
  • 2004/07/13 (Tue) 08:25
  • 報告

まぼろし探偵さん>
お世辞を抜きに、あなたの書き込みにはいつも感心しています。 「凄いなー」と思うこともしばしばです。
結局、他のトピとも共通する部分もあると思うのですが「協力」しあえる環境作りが大切ですよね? でも、それじゃ「何から手を付ければ」「まず何をすれば…」と考えるととても難しいですよね。

#19
  • LupinIII
  • 2004/07/13 (Tue) 15:33
  • 報告

まぼろし探偵さんのトビに合ったのが気になりました。
ブリッジなどが、$2だったら、皆さん買いますか?
確かに、ブリッジとか、読むところが少ないですよね。有料で良くなっていたら、皆さん、購入するんですかね。
確かに、全体のパイがそれ程大きいわけではありませんから、それほどLAの日本人の人口の数%しか買わないとしたら、商売にならないかもしれませんが。
でも、日本に居たときには、東京ウォーカーとか週間ぴあを買いましたが、こちらでも同じようなものがあれば買うのでしょうか?

これって、結構面白いですよね。もし、無料でありつづける限りは、面白いものをつくるのは難しいような気がしますが。

#20
  • dreamer
  • 2004/07/14 (Wed) 03:16
  • 報告

映画の批評とかも、アメリカの場合はまずあらすじとストーリーをきっちり説明して、それから俳優たちの演技やストーリーの展開のよさをいってここでも最後には、その批評者の独断や感想をきちっと述べているのが多いけど、日本の場合は抗議や訴えられるのが怖いのかあまりはっきりとはいい悪いをいわないような気がします。それこそ、日本の映画評論家の2,3倍の文章量を使ってきっちりと書いています。

松井選手が日本のプロ野球を批判したように、選手やファンを無視した運営はよくないし、また、スポンサーの営利目的だけの雑誌や番組も何かおかしいでしょう。

安定志向や超権威主義のはびこる日本社会において、言論の自由を守ることができない記者や読者にもちょっと問題があるのでしょうね。ハリウッドとか、大統領とかが、リベラルな映画を批判したりすると、それを皮肉るように大統領をパロデイー化したりする映画で報復したりするでしょう。それが、アメリカの誇る言論の自由であり、そういう強い精神や法システムが作られていかないかぎり、日本の中小メデイアは常に権威主義の比較にあって、衰退するだけで終わってしまうのでしょう。

#26

うちの旦那さんはですねー(日本語話せない)、豆腐が仲良く演歌をデュエットするやつを見て爆笑します。内容教えてぇ〜〜って聞いてくるけど、内容なんてないんじゃない? 説明の仕様がないよぉ〜。あのメロディで自作の替え歌まで歌ってるし…

#25
  • まぼろし探偵
  • 2004/07/14 (Wed) 07:21
  • 報告

↑#19さん、感謝!

 かなり昔ですが、ある時、ロサンゼルスで、有料の情報誌が発刊されたことがありました。確か月刊誌で、値段が$3〜4だったと思います。表紙の写真がとにかく綺麗で、厚い光沢紙を使っていて、それまでの情報誌とは一線を画していました。中身のグレードは、表紙ほどではなく、今のブリッジより少々上ってところでしょうか。でも、なんだか分からないような写真はなかったですね。あはは。とにかく当時としては画期的でした。

 で、その質の良い情報誌が売れたかっていうと、これが売れない。一年持たなかったかな。情報を入れる器の質は上がっても、中身が(読者が必要な情報が)無料誌で足りたので、金払ってまで求めなかったのでしょう。で、残念ながら廃刊。
 日本の場合、東京ウォーカーとか週刊ぴあ、HANAKOなど、情報誌はほとんどが有料。でも、もしぴあが無料になったら、東京ウォ−カーを買う人は激減するでしょうね。または東京ウォ−カーも無料化にならざるを得なくなるでしょう。

 なら、ロサンゼルスの日系情報誌が全部有料になったら、グレードは格段に上がるか?
 これも難しいんです。何せパイが小さいので、仮に2ドルで売ったとして、発行部数が約3万部。それも無料の時は全部ハケたとしても、有料で全部売れるなんて考えられない。
 それでも売れたとして収入が6万ドル。
 なおかつすべて定期購読で前払いみたいにしないと、1部2ドル売りの回収にも結構手間賃がかかる。年間購読ならちょっと安くしてあげないといけないし、郵送料を会社負担なら、そこでまたロスが出る。ロスだけに!あはは!
 で、純粋に毎月売り上げで見込めるのは5万ドルを切るでしょう。いや、4万ドル?

 で、この5万ドルをなにに使うか?
 まず紙面のグレードアップ。紙質向上、カラーページを増やして、ページ数も増えなきゃ、読者が納得しない。このへんのコストがバカにならない。5万ドルあっても、半分は取られちゃうかな?
 で、グレードアップで人件費も増える。人がいなくちゃ、書けない、レイアウトできない、広告作れないからね。少人数で手を抜けば、読者は許さない。あはは。コンピュータも増やさなきゃね!
 で、ちょっとできる人を雇うなら、最低手取り$2000はいるでしょ。今までの人をクビにして、できる人を雇うって考えて、なおかつ人数増やしたら、何人増やせるの?むむむ!

 だからよほど、少数精鋭でかからないと、いいものはできない。コスト的にイーブンにしようとして広告が増え過ぎると、今のライトハウスやブリッジのように「読む」ページが少なくなる。読むに値するものが載ってるかどうかは別としてね。で、記事に見えるような広告を増やして「読ませて金にもなる」努力をするけれど、上手くやらないとクサイんです、これが。そこまで読者はバカじゃないっていうか、ね。
 
 日本に「暮らしの手帳」という広告が一切ない生活情報誌があるけれど、それは、スポンサーのしがらみを総べて断つことで、商品比較を公平に行なっている。そこまでしないにしても、いつも綱渡りをしないでもやっていけるだけの経営力があれば、強気に出るというか、スポンサーにへつらわずに、読者サイドに立った利用価値の高い情報が継続的に届けられるだろう。でも、まず広告主ありきだと、それはむりでしょうね。

 メディア勤めを辞めた僕ですが、もし他の事業で儲けて、余裕ができたら、読者に利益を還元すると考えて、経費の大半を自分が負担し、そのかわり口うるさいスポンサーは排除して、日系コミュニティのための情報源の無料配付に理解があるスポンサーだけを載せて、かなり自由で広範囲な情報を掲載した楽しいメディアを出してみたいですね。かなり無理だけど〜!あははは。

 もちろん、いい時期もあったんですよ。日本のバブル経済の波がロサンゼルスにも押し寄せてた頃なんかは、広告を出したい会社があふれてたし、どこも広告予算を持ってました。
 でも厳しくなると、まず削られるのがその予算。で、弱肉強食の原理でもっていくつかのメディアは消えてゆきましたね。とほほほほ。


↑#18さん、感謝!

『結局、他のトピとも共通する部分もあると思うのですが「協力」しあえる環境作りが大切ですよね? でも、それじゃ「何から手を付ければ」「まず何をすれば…」と考えるととても難しいですよね。』
 難しいですよね。

 ロサンゼルスの日系コミュニティでは、1984年のロサンゼルスオリンピックの頃までは、地元の日本人向けの情報紙ってものは、羅府新報と加州毎日しかなかったんですね。でもこの二紙は、日系人向けであって、新しくココで暮らしはじめる人向けではなかった。他にもあったけれど、それは観光客向けであって、観光客は一時滞在で継続的に読むことはないから、そういうメディアは中身のほとんどが同じ内容で、季節に合わせたイベントものを少し変えて出す程度で、ココに暮らしはじめる人にとっては、意味がなかった。
 でも、オリンピック以後、観光客も増えたけれど、駐在や留学で「生活しに」やってくる人も増え、グランドキャニオンやディズニーランド以外の情報も欲しいというニ−ズに応えるメディアが登場しはじめた。
 その流れが、今のブリッジやライトハウスなどに受け継がれてるわけですが、当時はコミュニティも小さく、日本人が集まる場所はリトル東京だけで、どこに住んでいても、食料品を買いに、ビデオをレンタルしに、みんなリトル東京へ来ました。
 大きな意味でコミュニティがひとつ。情報もリトル東京を中心に書かれ、広告も同様に。スポンサーも読者も、メディアもつながりがあったので、家族とまでは言わないけれど、例えば「お正月なので広告掲載をお願いします」といって断わるお店は少なかったし、読者も「情報誌といえばこれひとつ!」的な、密接なつながりがあったんです。

 しかし、ソーテル、サウスベイ、オレンジ郡、バレーなどなどへコミュニティが分散し、ひとつに集まることはなくなり、それどころか、リトル東京は日本人が来ない町として他のアジア系がゾクゾクと進出。
 びびなびの利用者の皆さんでも、リトル東京行ったことない方少なくないでしょう。いえ、いいんですよ、それが時代の流れってもんですから。行きなさい!なんて言いたいんじゃありません。
 また、コミュニティはエリアだけじゃなく、駐在組、学生組、永住組みたいな分裂もあり、なおさら結束力はないわけで。

 コミュニティが分散化し、スポンサーの予算もなくなり、細分化された小さな集まりだけを対象にすれば、読者も「自分が参加している」ことを実感できるメディアは可能かもしれませんね。

 よく、日本の新聞社が、例えば世田谷区専門とか、城西地区専門といった狭いエリアだけの無料ミニコミ紙を出したりしてますね。狭いといっても数万人の対象者がいて、作る側も、新聞社を定年退職したベテランのおじさんたちがいて、もとの新聞ほどのグレードはないにしても、かなり中身の濃い、質の良い紙面が作られていますね。
 しかし、関東より広いといわれるロサンゼルス郡+オレンジ郡に散らばった日本人相手に、家族意識を持って支えてゆくメディア作りは、至難の技です。
 エリアごとに、その地域に顔が利く数人のアクティブで強力な情報提供者(ボランティア。実費があれば払う。メディアの経験がある主婦や、将来メディア希望の学生などが望ましい。高齢者が担当すると羅府新報と同じになってしまうので望みません)がいて、細かいコミュニティ情報を毎回掲載。それこそ、死亡記事や、小さなサークル情報、ガレージセールまで網羅して、とにかく、大半の人が、自分につながっている情報が掲載されていることを認識できる紙面作りでしょうね。難しいけど。
 で、スポンサーへも、単にメディアの一営業マンが通うのではなく、コミュニティからも「日系コミュニティのための情報源の存続」を説得してもらう。そういう必要はあるでしょう。
 今のように、数誌乱立の時代では難しいし、逆にできたらできたで、NHKみたいにならないような自由さも兼ね備えた紙面作りも必要ですが。そこまで達したら、強いかな?ど〜だろ〜?つまんなくなっちゃうかもね。
 
 これっていう答が書けなくてすみませんね。以上はただつれづれに思ったことなので、間違いもたくさんあると思われますので、どうぞ読み流して下さいな。

 まぼろし探偵でした。

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