Chiropractic Functional Neurologist
Hiro Sugawara D.C. Hiro Sugawara, D.C.

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子どもの「つま先歩き」。2歳以降は注意を!

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身体と精神の成長 - トゥレット症(Tourette Syndrome)
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36 vez : 
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身体と精神の成長 - 聴覚解析障害(Auditory Processing Disorder, APD)
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43 vez : 
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Actualizada en 2017/ 3/ 29

57 vez : 休む。消化する。体をリラックスさせる~自律神経「副交感神経」~

前回のコラムでご説明したように、交感神経(Autonomic Nervous System)は、ファイト・アンド・フライト(Fight and Flight)反応をコントロールして、非常事態に対して体を対応出来るように体の反応を起こしてきましたが、もう一つの自律神経の副交感神経(Parasympathetic Nervous System)は、レスト・アンド・ダイジェスト(Rest and Digest)、文字通り休息と消化、つまり体がリラックスする時の体の反応と消化機能をコントロールしています。

副交感神経の機能・反応・特徴

副交感神経がコントロールしている相関図です。
画像出典:Basic Medical Key: Introduction to Autonomic Nervous System Fig 9-2

  • 人間の恒常性をコントロール(Homeostasis)する。
  • 交感神経と反対で反応が遅いシステムである。
  • 体がリラックスしている時の体の反応をコントロールする。
  • 仙骨部分の脊椎神経、脳幹、脳神経の3、7、9、10番から始まる。
  • 休息時、消化機能のコントロールする。
  • 交感神経に対して反応をする、体の修復を促す。
  • 心拍数を下げる。
  • 気管を収縮させる。
  • 筋肉をリラックスさせる。
  • 瞳孔を収縮する。
  • 胃液の分泌を活発化する(たんぱく質の消化)。
  • 胆汁の分泌を促す(脂肪の消化)。
  • 唾液の分泌を促す(炭水化物の消化)。
  • 感染症に対して抵抗を高める。
  • 尿の生産を増やす。
  • 排尿時膀胱を収縮させる。
  • 括約筋をリラックスする。
  • 排便を促す。
  • 涙腺を刺激する。
  • 体のエネルギー消費を抑える。
  • 交感神経の働きを抑える。
  • 生殖器のコントロールする。

日常生活でリラックスし、食事をして消化を潤滑に行い、栄養を吸収してエクササイズで酷使した体の痛んだところを修復して、ゆったりと読書などして過ごすためには、副交感神経により心拍を落とし、消化器官の動きを活発にして栄養補給をすることが必要です。読書をするためには、瞳孔が大きく開いていては光が多く入りすぎて字を読むことができないので、瞳孔を適度な大きさに収縮させていかなければなりません、これらは交感神経との絶妙なスイッチが行なわれて緊張、休息という状態がつくられます。

では、副交感神経が異常に強く働いてしまったときはどうなるのでしょうか。これを副交感神経優性症(Parasympathetic Dominence)と言います。

副交感神経優性症の症状

交感神経と副交感神経の違いです。
画像出典:Parasympathetic vs sympathetic: Autonomic nervous system response©2007 Nursing Education Consultants, Inc.

  • うつ病
  • 体重の増加
  • 低血圧からのめまい、立ちくらみ
  • 考えがまとまらない。
  • 低心拍数からの心臓の痙攣、不整脈などを引き起こす。
  • 慢性疲労
  • 消化器官の活動が活発になりすぎて下痢になる。
  • 思考の明確さが下がる。
  • 運動をしている時に、運動量に応じて心拍が上がらなくなり、血液を筋肉に適量送ることができず運動ができない。
  • 排尿問題が起こる。排尿時に開始するまで時間がかかったり、尿を全部出し切れずに残尿感がいつもあったりする。
  • 男性生殖器の勃起トラブルが起こる。
  • 消化器問題が起こる。少し食べてもすぐ満腹感を感じる。食欲喪失、下痢、便秘、お腹のはり、吐き気、胸焼け、食べ物を嚥下し難くなる。
  • 過剰な発汗、または過小な発汗が起こる。それゆえ体温の調節がうまくできない。
  • 瞳孔の大きさがうまく調整できなくなり、明るいところから暗いところへ行くと、瞳孔の調整が間に合わずに問題が出る。

カイロプラクティック治療の効果

自律神経は、自分の意思で思うようにはコントロールできません。また慢性のストレスや病気などで、交感神経と副交感神経の切り替えのタイミングが崩れることにより、いろいろな病気の原因になります。基本的に背骨の健康が脳を健康にし、脳の健康が自律神経のコントロールを強固にしていきます。なんとなく調子が悪い時、または慢性のストレスがある場合は、まず背骨や脳の健康を考え、カイロプラクティック医院に行かれてはいかがでしょうか。

Actualizada en 2017/ 3/ 29

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Columnist's Profile

Chiropractic Functional NeurologistHiro Sugawara D.C.(Hiro Sugawara, D.C.)

空手や棒術などの武道に打ち込む中、少林寺拳法の整体に興味を持ち、それがきっかけになりカイロプラクティックを知り渡米。1990年に Palmer - Westカイロプラクティック大学を卒業、学位を取得、92年 Sunnyvale に開業現在に至る。94年には、公認スポーツカイロプラクター資格を取得、95年より2000年母校 Palmer - West大学にて講師を務める。98年より Chiropractic Neurology の勉強を始め神経科カイロプラクティックの知識を深め、さらに、平衡感覚リハビリテーション講座、交通事故のスペシャリストとしての Auto Safety Trainer講座、機能神経科としての Developmental Disorder Specialty (発達障害児講座) 等数々の講座を終了。現在も Mountain View のシニアセンターやPHP (Parent Help Parent) にてセミナーを行いながら更なるカイロプラクティックの知識と技術向上に努めています。

Hiro Sugawara, D.C.

990 W Fremont Ave Ste M, Sunnyvale CA 94087
TEL:
408-738-0707

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