Chiropractic Functional Neurologist
Hiro Sugawara D.C. Hiro Sugawara, D.C.

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子どもの「つま先歩き」。2歳以降は注意を!

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身体の成長 - コーディネーション発達障害 (Developmental Coordination Disorder)
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身体、精神の成長 - 選択性緘黙症(Selective Mutism セレクティブミューティズム)
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身体と精神の成長 - トゥレット症(Tourette Syndrome)
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身体と精神の成長 - 聴覚解析障害(Auditory Processing Disorder, APD)
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カイロプラクティックはとても面白い、皆さんへお伝えしたいその不思議と魅力

Actualizada en 2016/12/ 26

54 vez : 四十肩? その痛み脊髄副神経が原因かも!?脳神経第11番 脊髄副神経(Spinal Accessary Nerve)

脊髄副神経(Spinal Accessary Nerve)は、脊髄の神経と脳神経(Cranial Part)が混じった特殊な神経です。脳幹下部メデュラ(Medulla Oblongata)部分の神経と脊髄神経C1からC6の部分の神経が合体して、一つの神経を作っています。機能的には、脊髄部分(Spinal Part)の神経が機能の大部分を占めています。

脳神経部分は、前回の迷走神経と一緒になり咽頭部の筋肉をコントロールしています。そして脊髄部分が中心となる部分は、首にある僧帽筋(Trapezius)と 胸鎖乳突筋(Sternocleidomastoid)という2つの大きな筋肉をコントロールしています。胸鎖乳突筋の機能は、片側だけ緊張した時に、頭を同じ方向に倒し、そして反対側に首を回します。また両方の筋肉が緊張した時は頭を前に倒します。一方、僧帽筋の機能は、肩を上げる/下げる、首を同じ方向へ倒す、首を後ろに反らすなどがあります。大脳からのほとんどの運動機能の指示は交差して行なわれますが、この胸鎖乳突筋の場合は、同じ側の大脳が支配しています。つまり左脳が左の胸鎖乳突筋に指示を出してコントロールをしているということになります。

(Fig.1) 大脳からの脊髄副神経(Spinal Accessary Nerve)のコースです。
画像出典:Cranial Nerve Illustrated Spinal Accessary Nerve

怪我と脊髄副神経

脊髄副神経の脊髄部分は、神経が割合と長く表面近くを通っているために、怪我をしやすくなっています。神経に障害が起こったときは、僧帽筋と胸鎖乳突筋の首・肩の大きな筋肉が弱くなったり、麻痺を起こしたりします。さらにこれらの筋肉が弱くなることにより、腕に通っている神経(Brachial Plexus)も筋肉の麻痺により伸ばされてしまい、障害を起こすことになります。

(Fig.2) 脊髄副神経(Spinal Accessary Nerve)の全体像
画像出典:Cranial Nerve Illustrated Spinal Accessary Nerve

(Fig.3) 胸鎖乳突筋(Sternocleidomastoid)と動き
画像出典:Cranial Nerve Illustrated Spinal Accessary Nerve

(Fig.4) 僧帽筋(Trapezius)
画像出典:Cranial Nerve Illustrated Spinal Accessary Nerve

怪我の原因

  • ガラス、ナイフなどでの刺し傷。
  • スポーツなどにより起こる圧迫。打撃などによる怪我。
  • ホッケーのスティックなどによる肩や首への打撃。
  • レスリングによる怪我。
  • 頻繫に首を捻って鳴らす行為を行う。
  • 肩の脱臼。
  • むち打ち症。

症状

  • 痛み。痛みは腕や背中に放射されて感じられることもある。
  • 何か物を持った時に痛みが悪化する。
  • 背中の僧帽筋の近くの筋肉も段々と痛みを感じるようになる。
  • 筋肉が弱っているため、いろいろな日常生活に支障が出る。
  • 筋肉の退化も慢性になると起こる。
  • 腕、肩の動きが制限されてしまう。
  • 腕のだるさ、腕が重く感じる。
  • 腕が上げることができなくなる。
  • 悪化すると肩が下がってしまう。

カイロプラクティック治療の効果

肩が動かないということで、いろいろな他の障害、病気(四十肩、五十肩など)と混乱しがちですが、気になったら、まずは筋肉、関節、機能の専門家であるカイロプラクターに相談してください。

Actualizada en 2016/12/ 26

お問い合わせ、ご相談はこちらからお気軽にどうぞ。

Columnist's Profile

Chiropractic Functional NeurologistHiro Sugawara D.C.(Hiro Sugawara, D.C.)

空手や棒術などの武道に打ち込む中、少林寺拳法の整体に興味を持ち、それがきっかけになりカイロプラクティックを知り渡米。1990年に Palmer - Westカイロプラクティック大学を卒業、学位を取得、92年 Sunnyvale に開業現在に至る。94年には、公認スポーツカイロプラクター資格を取得、95年より2000年母校 Palmer - West大学にて講師を務める。98年より Chiropractic Neurology の勉強を始め神経科カイロプラクティックの知識を深め、さらに、平衡感覚リハビリテーション講座、交通事故のスペシャリストとしての Auto Safety Trainer講座、機能神経科としての Developmental Disorder Specialty (発達障害児講座) 等数々の講座を終了。現在も Mountain View のシニアセンターやPHP (Parent Help Parent) にてセミナーを行いながら更なるカイロプラクティックの知識と技術向上に努めています。

Hiro Sugawara, D.C.

990 W Fremont Ave Ste M, Sunnyvale CA 94087
TEL:
408-738-0707

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