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市長の日記「久々の定例記者会見」

3日、定例記者会見が開かれました。市議会6月定例会を間近に控えての、提出議案説明なども兼ねてのものでした。小田原市長に再就任して初めての会見ということもあってでしょう、複数のテレビカメラと、いつもより多い新聞各社の皆さんが参加されました。
 市役所各所管の課長らから6月定例会の議案説明と関連質疑が30分ほど行われた後、報道各社と私の質疑に。就任後の所感から始まり、今回の議案にもなっている子どもたちの成育支援に関する見解、選挙を通じて話題の多かった複数の懸案事項についての検証の進み具合、政策監設置条例の廃止に関する見解、マニフェストに掲げた事業の進め方など、各記者さんから複数の質問を頂きましたので、それぞれ正面から丁寧にお答えいたしました。
 
 この中で、市執行部と報道各社との関係の在り方についてご質問、というよりも要望が出されました。ここ数年間、執行部と記者クラブは決して良好な関係とはいえない状況が続いており、情報の共有や健全なコミュニケーションが不十分で、例月の記者会見でも厳しいやり取りが交わされてきたようです。これは一義的に、執行部側が防御のため十分に情報を開示しなかったこと、もしくは記者各位からの質問に誠実に答えてこなかったことが原因であったと、私は捉えています。
 少なくとも私が以前在任中には、両副市長と共に、記者の皆さんとの信頼関係のもと、会見では胸襟を開いて可能な限り率直に情報を提供し、非公式の場においても折に触れてコミュニケーションを深め、良好な関係を築いてきたものでした。そうした、まっとうな状態に戻すことはもとより、記者の皆さんとも健全で適切な関係を保っていきたい旨、私からも記者の皆さんにお願いしたところです。

 市の重要事業に関する各種審議会等での委嘱なども始まっています。
 この日は、小田原市卸売市場審議会と、小田原市環境審議会の各委員さんに委嘱状を交付させていただきました。
 卸売市場審議会では、老朽化の進む水産地方卸売市場(いわゆる魚市場の建物)の再整備が大きなテーマ。具体的な建築の進め方や財源確保などを、一定のスピード感をもって議論していかねばなりません。環境審議会では、SDGsの時代における各種環境政策の骨格をしっかり確認しつつ、様々なテーマについての取り組みをしっかり位置付けていく必要があります。

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  • Posted : 2024/06/04
  • Published : 2024/06/04
  • Changed : 2024/06/04
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