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ปรับใหม่ (Updated) 2014/ 2/ 14

ครั้งที่ 21:  身体の成長 - 繊細な運動機能 (Fine Motor Skill)

今回は、粗大な運動機能 (Gross Motor skill) の確立時、つまり身体の中心がしっかりしてきたときに少しずつ発達していく繊細な運動機能 (Fine Motor Skill) についてお話しをします。

繊細な運動機能 (Fine Motor Skill) の定義は、繊細で小さく調和された手、手首、指、足、足の指、唇、舌などの動きの事を言います。 しっかりと発達した繊細な運動機能 (Fine Motor Skill) は、食事のときに上手く箸やスプーン、フォークなど使ったり、物を描く、文字を書く、はさみで物を切る、紐を結ぶなどの日常生活にはなくてはならない機能として働きます。 さらに就学年齢になれば、毎日学校で行われる色々な作業の中でこの繊細な運動機能 (Fine Motor Skill) を使わなくてはならなくなります。

筋肉を使った運動能力には、前回お話した粗大な運動機能 (Gross Motor Skill) という立ったり、座ったり、走ったりなどの大きな身体の筋肉を使用するものと、手先、足先、口元のような小さい筋肉を使用して繊細な動きを司る繊細な運動機能 (Fine Motor Skill) があり、粗大な運動機能 (Gross Motor Skill) から繊細な運動機能 (Fine Motor Skill) へときちんと成長していないといろいろな問題が出てくる事になります。

運動機能が発達するにつれて、効率よく作業するために利き手があるのですが、利き手ではさみを使い紙を切り、反対の手でその紙を支えるというように、手の機能も効率向上のため分業をするようになります。 これが正常な繊細な運動機能 (Fine Motor Skill) の発達となります。

繊細な運動機能 (Fine Motor Skill)
【生後1ヵ月から3ヵ月】
  • 手のひらに物を置いてあげると反射的に握る
【生後3ヵ月】
  • 手のひらに置いてあげると、短い間だが意識的におもちゃや物を握る
  • 手をたたくようになる
○成長の遅れ。 要注意のサイン
  • 腕や体が異常にぐにゃぐにゃしている
  • 腕や脚をある一定の方向にしか動かさない
  • 服を替えるときに腕や脚の動きが硬い
【生後4ヵ月】
  • 物を握り振ったりする
  • 両手を合わせて遊ぶ
  • 物を取ろうとするがよくはずす
【生後5ヵ月】
  • 自分の意思で物を握る
  • 水をばしゃばしゃする
  • 紙をぐしゃぐしゃする
【生後6ヵ月】
  • ボトルを持つ
  • 自分の足を掴む
  • 自分の足を口に持ってゆく
  • 片手で物を掴む
○成長の遅れ。 要注意のサイン
  • 物を掴もうとするときに制限された動きしかしない
  • 体の片側しか動かさない
  • 口にものや自分の手を持っていかない
【生後7ヵ月】
  • 物やおもちゃを手から手へ移す
  • 物をテーブルなどに叩きつける
  • いろいろな物を口へ持っていく
  • 紙で遊ぶ
  • 小さな物を手に持っている事が出来る
【生後9ヵ月】
  • 小さな物が掴めるようになる
  • 中くらいの大きさの物ならば簡単に掴める
  • 小さな物を手でかき集める
  • 片手に一つずつ物を持てる
  • 大きな物を持ち上げるときに両手を使える
【生後10ヵ月】
  • 人差し指で物を指差す事が出来る
  • 掴んだ物を意識的に放すことが出来る
  • 前や横に手を伸ばして割合と正確に物を掴む事が出来る
  • 物をつついて探ろうとする
【生後12ヵ月】
  • 自分の手から手へ物を移動させる事が出来る
  • ボールを床で転がせるようになる
  • クレヨンを握りいたずら書きが出来る
  • 物を指先でつまむことができる (Pincer Grip)
  • 小さな物をカップなど容器に入れられる
  • 新しいジェスチャーを行おうとする
  • 人差し指で物を突いたり指差しをする
【生後15ヵ月】
  • ブロックで2段のタワーが作れる
  • 繰り返し物を床に投げる事が出来る
  • 靴や洋服を脱げるようになる (最初は靴から)
【生後18ヵ月】
  • ブロックで3段のタワーが作れる
  • スプーンを使い食事が出来る
  • 本のページを2、3ページ一緒だがめくれるようになる
  • 紙にいたずら書きをする
○成長の遅れ。 要注意のサイン
  • 物を持っても遊ばない
  • 片方の手しか使わない
【2才】
  • ブロックで6、7段のタワーを作れる
  • 本のページを1ページずつめくれる
  • ドアノブを廻すことが出来る
  • ビンのふたなどを廻してあけられる
  • 手を洗い乾かす事が出来る
  • スプーンやフォークを上手く使える
  • いたずら書きで円や真っ直ぐな線を描き始める
○成長の遅れ。 要注意のサイン
  • スプーンやブラシなどの道具を使えない
  • 両手を一緒に使えない
  • 目と手の同調機能 (Hand-Eye Coordination) がとても悪い
  • 近くの物を指差したり、注意を払わない
  • 年令不相応に不器用
【2才半】
  • ブロックで8段のタワーを作れる
  • 鉛筆やペンを掌でなく指で持つ事が出来る
【3才】
  • ブロックで9段のタワーが作れる
  • 靴や靴下を自分ではける
  • ボタンをはめたり外したり出来る
  • 水や食べ物の入った入れ物をあまりこぼさずに持ち運べる
○成長の遅れ。 要注意のサイン
  • クレヨンやペンが掴めない
  • 紙にいたずら書きが出来ない
  • ブロックでタワーなどが作れない
【3才半】
  • 簡単なパズルが出来る
  • 服の前後ろ、左右を時々間違える
  • 上手く自分で食事が出来る
  • 片手で持ったカップから水が飲める
【4才】
  • はさみが使えるがあまり上手くない
  • 自分で顔を洗え、ふける
  • はさみで紙を切ることが出来る
  • 円を書ける
  • 四角が描ける
  • 自分のカップにピッチャーから飲み物を注げる
  • おもちゃの杭を小さな穴にはめる事が出来る
  • ビーズなどに紐を通す事が出来る
  • 鉛筆を指3本 (トライポッドグリップ、Tripod Grip) で持てる、しかしまだ指先のみで描いたり、色絵を塗るのは不得意
【5才】
  • 自分で服が着られる
  • 靴紐を結べる
  • 簡単な文字を書ける
  • 4文字くらいの名前を書ける
  • 頭、目、鼻などの人の部位を描ける
  • 割合ときちんとした絵を描ける
  • はさみで直線、曲線の線に沿って切ることが出来る
  • ボタンをしたり、ジッパーやスナップを上手く出来るようになる
  • ×を上手く書ける
  • 指先を使ってフォークを上手く使える
  • スープをこぼさずに上手く食べられる
  • 紙をきちんと半分に折る事が出来る
  • 鍵を鍵穴に入れて開けられる
  • はさみで円、三角、四角など簡単な形を切り取る事が出来る
  • ナイフを使いピーナッツバターをパンに塗れる
  • 軟らかい食べ物をナイフで切れる
  • 斜線を描ける
  • 鉛筆を指3本 (トライポッドグリップ、Tripod Grip) で持てる。 指先を使い物を書いたり、色を塗ったり出来る
○成長の遅れ。 要注意のサイン
  • 物を投げる事が出来ない
【6才】
  • ブロックで橋などを作れる
  • 複雑な絵などを線に沿って上手く切り取る事が出来る
  • 複数の数字や文字を正しくコピー出来る
  • 複雑なパズルが出来る
目と手の同調機能 (Hand-Eye Coordination)

さらに人間は成長する過程で、特別な機能が発達していきます。 目と手の同調機能 (Hand-Eye Coordination) とは、今見ている物に手を伸ばして触ったり、とったりできる機能です。

  • 大体生後2ヵ月から4ヵ月ごろから発達を始めます。 この頃はまだ見える物に手を伸ばすのみでほとんどが失敗します。
  • 生後4ヵ月から6ヵ月になると、自分の手の届く範囲の物が掴めるようになります。 これをトップレベルリーチング (Top Level Reaching) といい、繊細な運動機能 (Fine Motor Skill) の発達の内で大きなランドマークになります。
【つまむ (Pincer Grip) 事が出来る】
  • 最初は手のひらで何でも持つパルマーグリップ (Palmer Grip) という握り方からできるようになります。 これが大体生後10ヵ月くらいから出来るようになります。 しかしこの握り方は、細かい作業には向いていないので、これから人差し指と親指でつまむピンサーグリップに発達していきます。
  • このピンサーグリップは、大体生後12ヵ月くらいから出来るようになり、これを規範として3本指でペンや鉛筆などを掴み物を書くことが上手くなっていきます。
  • このピンサーグリップ (つまめる) が、2番目の繊細な運動機能 (Fine Motor Skill) 発達の大きな軌跡になります。

繊細な運動機能 (Fine Motor Skill) の発達において、色々な要因によって障害が起こることがあります。 脳の発達の遅れ、ケガ、病気、卒中、先天性の障害など沢山の要因がありますが、1番注意していただきたいのは、5才までの子供が、上記のリストに沿った年令相応の新しい繊細な運動機能 (Fine Motor Skill) を身に付けていない場合です。 これは成長障害のサインです。 運動機能の遅れのある子供たちは、あちこちに動作の異常が出てきますので、少しでもお子さんの動作や振る舞いが気になりだしたら、お早目に機能神経科カイロプラクターにご相談ください。

ปรับใหม่ (Updated) 2014/ 2/ 14

お問い合わせ、ご相談はこちらからお気軽にどうぞ。

Columnist's Profile

Chiropractic Functional Neurologist
Hiro Sugawara D.C.Hiro Sugawara, D.C.

空手や棒術などの武道に打ち込む中、少林寺拳法の整体に興味を持ち、それがきっかけになりカイロプラクティックを知り渡米。1990年に Palmer - Westカイロプラクティック大学を卒業、学位を取得、92年 Sunnyvale に開業現在に至る。94年には、公認スポーツカイロプラクター資格を取得、95年より2000年母校 Palmer - West大学にて講師を務める。98年より Chiropractic Neurology の勉強を始め神経科カイロプラクティックの知識を深め、さらに、平衡感覚リハビリテーション講座、交通事故のスペシャリストとしての Auto Safety Trainer講座、機能神経科としての Developmental Disorder Specialty (発達障害児講座) 等数々の講座を終了。現在も Mountain View のシニアセンターやPHP (Parent Help Parent) にてセミナーを行いながら更なるカイロプラクティックの知識と技術向上に努めています。

Hiro Sugawara, D.C.

990 W Fremont Ave Ste M, Sunnyvale CA 94087

สำหรับรายละเอียด “Hiro Sugawara, D.C.”คลิกดูได้ตรงนี้

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