칼럼

【ココロの健康のために】CA州公認心理カウンセラーが伝える正しい心理学

2021년 9월 16일 갱신

제13회 : 大事な人やモノを失ったときに経験する5つのステージ

こんにちは。カリフォルニア州公認心理カウンセラーの荒川龍也です。

カリフォルニア州ではワクチン接種率が上がったせいか、マスクをしていない人も多数見かけるようになりました。しかし、予断を許さない状況に変わりはありません。新型コロナウイルスの脅威が始まってから、皆さんが何かを諦めたり、家族や友人などを亡くしたりした方もいらっしゃることと思います。また、新型コロナウイルスに関係なく大事な方を亡くしてしまった方もいることでしょう。今回の記事では、大事な人やモノを失ったときに経験する5つのステージについてご説明致します。

5つのステージ
怒り

亡くなった人に対して怒りを感じたり、亡くなった原因に対して怒りを感じたりすること。「なぜ自分がこんな経験をしなくてはいけないのか?」という怒りを感じる方もいるかもしれません。例え誰のせいでもないと分かっていても、誰かのせいに・何かのせいにしたくなるのも仕方のないことです。

懇願

「神様、私は良い子でいるから、〇〇を返してください」といったように、見えない力に頼るステージです。

現実否定

大事な方がいなくなってしまったという事実はあまりにも辛すぎるもので、それを受け入れるというのは大変なことです。現実を否定し、まだ大事な方がいるかのように思うことで、自分の精神を保つのも一つの心の自己防衛方法です。

悲しみ

大事な人や家族を失えば、悲しくて当然です。人に会いたくない、何もやる気がしないなど、うつ病と似た症状が見受けられます。

受容

失った現実をありのままに受け入れ、前に進もうとするステージです。

注意点

上記の5つのステージを理解することで、今経験している状態は決して異常でないと理解して頂ければと思います。

ただし、注意点があります。以下にまとめました。

  1. 上記の順番通りに経験すると決まっているわけではありません。
  2. 経験するステージは個人差があり、全てのステージを経験しないこともあります。
  3. どのステージをどれくらいの期間にわたって経験するかは、人によって違い、誰も予想できません。
  4. いくつかのステージを同時に経験することもあります。
  5. 最終的には「受容」のステージに行くことが理想です
  6. 「受容」のステージになったとしても、また他のステージに戻ることは自然なことです。
  7. 「受容」のステージにたどり着いたからといって、苦しみが無いというわけではありません。
  8. 「受容」のステージにたどり着くまでの期間やそのためのペースは、人それぞれ違うので、周りの人は自分が思うペースをその人に強要してはいけません。
  9. 悲しいのは当然ですが、それが生活に支障をきたす状態が続く場合は、うつ病の可能性がありますので、心理カウンセリングを受けた方が良いかもしれません。
「忘れる」のではなく、その事実と共に生きていく

日本でもアメリカでも、苦しいことは忘れて前に進んだ方が良いという考え方が強いです。「そんなことは早く忘れて~」という言葉をよく聞きますが、残念ながらこのアプローチは心の健康にとって良いことではありません。

もちろん嫌なことは忘れるに越したことはありません。しかし、そもそも人間は、物事を意識的に忘れられるようにはできていません。さらに言えば、忘れようとすればするほど、それは心の健康にはネガティブな影響を及ぼしてしまいます。

「受容」とは受け入れることです。大変つらいことですが、亡くなってしまった方から頂いた多くのことに感謝し、少しずつ事実をありのままに受け入れていくことが前へ進むための力になってくれることでしょう。

以上、正しい知識を得て頂ければ幸いです。

荒川龍也 LMFT (#82425)
カリフォルニア州公認心理カウンセラー

2021년 9월 16일 갱신

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荒川龍也 LMFT (#82425)
カリフォルニア州公認心理カウンセラー

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Columnist's Profile

カリフォルニア州公認心理カウンセラー (Licensed Marriage and Family Therapist)
荒川龍也Tatsuya Arakawa Therapy

富山生まれ、名古屋育ち。小学校高学年頃からいじめなどが原因で心の病を患う。中学時には教師からの体罰に苦しみ、いじめが原因で不登校に。16歳で高校中退。2年間のカウンセリングを受けた後、夜間高校に入学。老人ホームでのボランティアで人の話を聞くことで聞く事の喜びを学ぶ。すぐに学校を辞めてしまう生徒が多い夜間高校で、話を聞くことにより下級生の高校中退を何度も防ぐことができ、話を聞くことの力を知る。この頃アメリカに短期留学し、魅了される。愛知県の大学院教授にアメリカは日本より100年心理学が進んでいるといわれ、心理カウンセラーを目指して渡米。カリフォルニア州立フラトン校大学院カウンセリング専攻卒業。大学院卒業後、3000時間のインターン時間を終え、国家試験を二つ合格し、現在のカリフォルニア州公認心理カウンセラーの資格を取得。子どもとその家族、重度の精神障害者とその家族、薬物中毒のクライアント等、多岐にわたり経験を積む。現在はトーランスで開業し、カウンセリングを提供。専門は、子どもとその家族、不安とうつ病。

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