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以下のとおり、邦人が被害者となる乗車中の強盗未遂事件が発生しましたので、お知らせします。

１　発生日時
　３月２１日（木）午前７時５１分ごろ

２　発生場所
　サンパウロ市ベラ・ヴィスタ地区Viaduto Julio de Mesquita Filho（23 de Maio通りに入る手前）

３　事件概要
　邦人被害者が車を運転して上記場所を一人で走行中、渋滞のため停車した際、突如何者かが鋭利な道具を使って助手席側の窓ガラスを割ろうとした。車は防弾仕様になっていたため、窓ガラスにひびが入っただけで、ガラスそのものは割れず、賊はそのまま逃走した。ダッシュボード上には、ナビとしてスマートフォンが設置されており、窓ガラスにはスモークフィルムが貼られていたものの、強い日差しにより、外から内部が見えていた可能性がある。
　賊は男２名・女１名の三人組で、男のうち一人は褐色で身長約１６５センチ、もう一人は黒人系で身長約１８０センチ、女は褐色で身長約１６５センチだった。賊はいずれも２０歳前後の若者で清潔感のある服装をしており、男２名はスポーティーな格好をしていた。
　邦人は一番歩道よりの車線にいたが、賊３名が被害者の車の横を通りすぎてから約２０秒後に大きな音が聞こえ、右後方を確認したところ、男２名が逃走する姿が見えた。
　邦人に人的被害はなかった。

４　被害品
　車の窓ガラスのひび

５　防犯対策
（１）車両での移動時、特に渋滞時や信号待ちの際は、周囲に不審な車・バイク・人物がいないか等、細心の注意を払ってください。
（２）特に夜間や交通量が少なくなる時間帯は、強盗被害に遭うリスクが高くなるため、可能な限り同時間帯の移動は避けるようにしてください。ただし、その他の時間帯や条件下（たとえば周りに多くの車が走行している場合）でも被害は起こり得るため、警戒心を維持してください。
（３）賊に手渡すための財布やある程度の現金を準備しておいたり、パスポートやカード類等の貴重品を車内の足下やトランク内に隠し置くのも一つの方法です。
（４）万が一事件に巻き込まれた際は、抵抗を試みると命の危険もあることから、素直に犯人の要求に従い、逃走・抵抗またはそれと誤解されるような素早い動きは絶対にしないでください。
（５）過去にブラジルの各公館から発出された安全情報は、外務省の海外安全ホームページ上で履歴を確認することができます。また、当館ホームページ上では「安全の手引き」「邦人被害事例集」の資料を掲載しています。これらの資料も安全対策のご参考に是非ご活用ください。
●海外安全ホームページ、安全情報発出履歴リンク：https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0055
●当館ホームページ、「安全の手引き」、「邦人被害事例集」の資料リンク：
https://www.sp.br.emb-japan.go.jp/itpr_ja/SegSP_jp.html

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【問い合わせ先】
　在サンパウロ日本国総領事館　領事部
　　電　話　　(55-11)3254-0100
　　メール　 cgjassist@sp.mofa.go.jp
　　ホームページ　https://www.sp.br.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html