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市長の日記「霜降」

今日は、二十四節気の「霜降」。霜が降りるほどの冷え込みはなく、今日は雨の一日になりそうです。

 21日午前中は、正副部局長全員を集めた幹部会議にて、策定を進めている第7次小田原市総合計画の理念である「基本構想」の内容に関し、キーワードとなる「地域自給圏」について、その考え方や事例などを説明しました。
 私たちのいのちや暮らしを支えるうえで必要な要素は、できる限り足元の地域の中で整え、分かち合っていくことを目指す構想で、別の言い方をすれば「生存を支えるための地域社会システム」とでも言うべきもの。自然環境、食、エネルギー、住まいを作る素材と技、基礎的なものづくり、ケア(福祉・医療)、教育、コミュニティ。これらが一定の水準で確保され市民生活と地域運営の土台を形成することが、未来に向けての本質的な安心安全の礎となります。
 来年度1年をかけて策定する第7次総合計画の実行計画は、そうした理念のもとに組み立てて行きたいと考えています。幹部会議での説明はいわば総論的なものでしたので、来週以降は各部局の幹部たちと意見交換を重ね、分野別の政策論として具体的にどのような事業を組んでいくべきか、構想を深めていく予定です。

 午後は、総合計画審議会にて、上記「基本構想」についてご審議頂くよう、会長である出石稔・関東学院大学法学部長あてに諮問をさせて頂きました。審議会での検討、11月半ばまで行っているパブリックコメント、ほか経済団体や地域団体などから頂くご意見なども加味して手を入れ、来年3月の市議会にて成案を提示していく予定です。
 
 複数の庁内ミーティングなどのあと、100歳長寿のお祝いに3名の皆さんをお訪ねしました。この日お訪ねした山室さん、石綿さん、川口さんとは、昔のご経験談や最近の暮らしの様子なども含めてしっかりとお話ができ、同席されたご家族や入居施設のスタッフの皆さんとの会話も交えた、和やかなひと時となりました。

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  • 登録日 : 2024/10/23
  • 掲載日 : 2024/10/23
  • 変更日 : 2024/10/23
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