お知らせ

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川崎市感染症週報令和6年第42週の送付について

川崎市感染症情報のメール配信サービスに御登録いただいている皆様へ
 第42週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)手足口病 2)伝染性紅斑 3)感染性胃腸炎でした。
 手足口病の定点当たり患者報告数は11.84人と前週(12.49人)から横ばいで、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
 伝染性紅斑の定点当たり患者報告数は2.81人と前週(2.11人)から横ばいで、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
 感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は2.14人と前週(2.41人)から減少し、例年並みのレベルで推移しています。



今週のトピックス
“梅毒の報告数が急増し過去最多に〜先天梅毒を防ぎましょう!〜”について取り上げました。
 梅毒は、梅毒トレポネーマを病原体とする感染症で、主に性的接触により感染します。初期には潰瘍や皮しん等の皮膚症状がみられますが、未治療のまま放置すると心臓や血管等に病変が生じ、時には死に至ることもあります。特に妊婦が感染した場合、流産、死産となる可能性や、胎児の神経や骨等に異常をきたす「先天梅毒」を発症する可能性があり、大きな問題となっています。
 川崎市における梅毒の報告数は、令和6年第42週(10月14日〜20日)に8件と急増しました。年間の報告数は現時点で計131件と、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」が施行された平成11年以降最多となり、先天梅毒の報告はないものの、妊婦の感染例はみられています。先天梅毒を防ぐには、妊婦への適切な抗菌薬治療が重要ですので、感染が疑われる場合はすぐに医療機関を受診しましょう。 
 感染症情報(令和6年第42週)の詳細をまとめたファイルを次のサイトからダウンロードしてください。過去の感染症情報もご覧いただけます。
 http://www.city.kawasaki.jp/kurashi/category/22-13-8-11-4-1-0-0-0-0.html

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  • 登録日 : 2024/10/23
  • 掲載日 : 2024/10/23
  • 変更日 : 2024/10/23
  • 総閲覧数 : 32 人
Web Access No.2261513