カリフォルニア州公認心理カウンセラー (Licensed Marriage and Family Therapist)
荒川龍也 Tatsuya Arakawa Therapy tatsuya.arakawa.lmft@gmail.com

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アメリカに住む日本人独特の生きづらさ

백넘버

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不安・心配の対処法~ポジティブ思考に騙されるな!
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子どもが心の病を患っている時の“サイン”とは
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アダルトチルドレンではない親が、子どもをアダルトチルドレンにしてしまわないために(2)
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アダルトチルドレン脱却を妨げてしまうこと(1)
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【ココロの健康のために】CA州公認心理カウンセラーが伝える正しい心理学

落ち込みたくない、心配しすぎたくない、子育てで悩みたくない。そんなあなたに、「うつ病と不安、子どもとその家族」専門のCA州公認心理カウンセラーが、心に関しての正しい知識や対処法をお教え致します。

2020년 12월 22일 갱신

제4회 : 子どもが心の病を患っている時の“サイン”とは

こんにちは。カリフォルニア州公認心理カウンセラーの荒川龍也です。

コロナ禍の脅威が続く中、多くの子どもが心の病を患ってしまっているようです。今回は、心の病を見逃さないために、子どもによく見られる心の病別に、どのようなサインに気を付けるべきかを解説いたします。

うつ病

うつ病とは、何に対してもやる気がなくなってしまう状態のことをいいます。子どものうつ病の場合、以下が気を付けるべきサインです。

  • 普段以上にイライラしている。
  • 以前よりも怒りっぽい。
  • 普段以上に反抗的な態度が続く。
  • 落ち込んでいる状態が続いている。
  • 普段好きなことに興味を示さない。
  • 過眠、寝不足、もしくは途中で起きてしまう。
  • 集中力に欠けている。
  • 疲れやすい・エネルギーがない。
  • 罪悪感を覚えやすい・自分自身の価値を見出せなくなる・物事を決めるのが難しい。
  • 食欲の低下or増加。
  • 死について考える・自傷行為・自殺行為をする。
  • 学校に行きたがらない・不登校になる。
  • 突然成績が下がる。

特に気を付けるべきは、最初の3点です。大人の場合、うつ病と聞いてイメージするのは、1人でふさぎ込んでいる状態ですが、子どもには「イライラ」や「反抗的態度」で表れます。「反抗期だから」「思春期だから」と長期間放っておき、結局改善せず親御さんから連絡を頂くケースは多々ありますが、これは危険です。なぜなら心の病は放って置いても治るものではありません。また、反抗期は全ての子どもにくるものではないので、反抗的な態度が増えても反抗期中とは言い難いです。しかし、生活に支障をきたすほどの反抗的態度が見受けられる場合は、カウンセリングが必要かもしれません。

不安障害

不安障害とは、不安や心配になることがあり、そればかり考えてしまい、生活に支障が出てしまう状態をいいます。以下が、よくある子どもが示すサインです。

  • 普段以上にイライラしている。
  • 落ち着きがない。
  • 不安・心配を自分でコントロールするのが難しい。
  • 疲れやすい。
  • 集中力の低下。
  • ボケーっとしやすい。
  • 寝付きにくい、途中で起きてしまう。
  • 学校に行きたがらない・不登校になる。
  • 「もし〇〇だったらどうしよう」とよく言う。
  • 物事を決めるのが難しい。
  • よく腹痛・吐き気を訴えるが原因不明である。
  • 細かい質問が多い。

特に気を付けて頂きたいのは、最後の2点です。強い不安や心配に悩まされると、胃酸が強くなり、結果として腹痛という形で表れます。しかし、医者に診てもらっても原因不明であることが多いです。こういった場合、心理カウンセリングを受けて、不安や心配の気持ちと共に生きていく方法を学ぶことで腹痛にも苦しまなくなったケースは多いです。また、細かい質問をしてしまう背景には、心配するあまりそうなってしまう子どもがよくいます。心配し過ぎだと片付けてしまわずに、心の病を疑った方がいいかもしれません。

反抗挑戦性障害

反抗挑戦性障害とは、あまり聞いたことがない言葉かもしれません。この心の病は、反抗的態度が度を越えてしまい生活に支障をきたしてしまっている状態を言います。以下がそのサインです。

  • 怒りっぽい。
  • キレやすい。
  • イライラしやすい。
  • 大人(学校や習い事の先生や親)と口論しがちになる。
  • ルールを守らない。
  • わざと他人をイライラさせる。
  • 大人から言われたことをわざとやらない。
  • 自分のミスを人のせいにする。
  • 他人に自分の責任をおしつける。
  • 学校に行きたがらない・不登校になる。

気を付けて頂きたい点ですが、子どもは親に反抗的な態度を示して当然です。それ自体は特に問題ではありません。ただ、それが度を過ぎてしまうと、前途したようにただの反抗期と捉えるべきではなく、心の病として考えるべきです。

分離不安

分離不安とは、小さい子ども(幼稚園から小学校低学年くらいまで)によく見られ、保護者(親など)と離れることを極端に嫌がり、その結果として学校に行くことができないなど、生活に支障をきたしてしまうことをいいます。以下が、そのサインです。

  • 学校に行きたがらない・不登校 になる。
  • 保護者から離れるのを極端に嫌がる。
  • 保護者に何か危険なことが起こるのではないかという心配が止められない。
  • 何か予期せぬ出来事(迷子・誘拐等)が起こり、保護者と離れ離れになってしまうという心配が止められない。
  • 保護者無しで外に出たがらない。
  • 1人になるのを極端に嫌がる。
  • 保護者無しでは眠れない・保護者無しでは眠るのが難しい・家以外では寝たがらない。
  • 保護者と離れ離れになってしまう悪夢をよく見る。
  • 保護者と離れているときに、頭痛・腹痛・吐き気などの身体的症状を訴える。

日本は心理学や心の病の理解が非常に遅れており、「学校に行きたがらないなら無理に行かせなくていい」という考えが常識となってしまっています。残念ながら、これではこの心の病は良くなるどころか悪化してしまいます。実際、日本からアメリカに来て、さまざまな理由により学校に行きたがらない子どもを無理に行かせず、結果、分離不安が悪化してしまい、親御さんや学校から連絡を頂くケースがよくあります。なお、カリフォルニア州では、子どもが学校に行かないことは許されておらず、最悪の場合親が罰せられるケースも見たことがあります。もし分離不安の疑いがある場合は、まずはご相談下さい。

ADHD

最近よく聞くようになったADHDですが、まだまだ正しく理解されていないようです。以下が代表的なサインです。

  • 集中できない。
  • 人の話を聞いていない。
  • 宿題や課題などをやるべき通りにできない。
  • 整理整頓が苦手。
  • 良くものを失くしがちである。
  • 物忘れがひどい。
  • じっとしていられない。
  • 静かに遊ぶことができない。
  • 自分の順番が待てない。

気を付けて頂きたいのが、もしADHDである場合、症状は幼稚園から小学校低学年辺りで出ているはずです。もし突然上記のような症状が現れた場合、それはADHDではなく、ほかの心の病の可能性が非常に高いです。また、上記のサインだけみると、全ての子どもに当てはまりそうにも見えますが、もちろん全ての子どもがADHDではありません。ADHDの診断は、専門家でも難しいです。さらに、前途したように、日本は心理学やカウンセラーの法規制などが遅れているせいで、インターネット上でADHDに関する間違った情報が多く流れてしまっています。インターネットに惑わされ、自己診断してしまうのではなく、まずはご相談下さい。

今回は子どもに見られる代表的な心の病を紹介致しました。例え今はサインがなくても、いつ何時子どもが心の病を発症してしまうかは分かりません。これを機に、ぜひ気をつけて頂ければ幸いです。また、子どもが既に上記のようなサインを出してしまっている場合は、親の成長、考え方を変える、家のルールを変えるなどが重要になってきます。詳しくは、本コラムの第2回「親が変わらなければ子どもは変わらない~子どもの心の健康のために、親御さんができること、するべきこと」をご参照ください。

2020년 12월 22일 갱신

アダルトチルドレンの方のためのオンラインコースのご案内

アダルトチルドレンからの脱却には正しい知識を得て、心理カウンセリングを受ける事が一番の近道です。しかし、費用などのさまざまな理由で心理カウンセリングを受けられない方が大変多いことに気付きました。そして、残念ながらそういう方はインターネットで対処法などを探すのですが、日本の精神医療の大幅な遅れが原因で正しい情報ではなく間違った情報を得てしまい、それがさらにアダルトチルドレンの状態を悪化していることにも気付きました。

このような方のために、心理カウンセラーとして自分に何ができるかを考えオンラインコースを作成いたしました。こちらが詳細になります。

オンラインコースでは、心理学先進国である米国の大学院を卒業した心理カウンセラーから、正しい心理学の情報によるアダルトチルドレンからの脱却法を学んで頂くことで、生きづらさの緩和が期待できます。ご興味のある方はお気軽にご連絡下さい。

ご質問等があれば、メール(tatsuya.arakawa.lmft@gmail.com)、
もしくは下記フォームよりお気軽にご連絡ください。30分間の無料コンサルテーションも提供しています。

荒川龍也 LMFT (#82425)
カリフォルニア州公認心理カウンセラー

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Columnist's Profile

カリフォルニア州公認心理カウンセラー (Licensed Marriage and Family Therapist)荒川龍也(Tatsuya Arakawa Therapy)

富山生まれ、名古屋育ち。小学校高学年頃からいじめなどが原因で心の病を患う。中学時には教師からの体罰に苦しみ、いじめが原因で不登校に。16歳で高校中退。2年間のカウンセリングを受けた後、夜間高校に入学。老人ホームでのボランティアで人の話を聞くことで聞く事の喜びを学ぶ。すぐに学校を辞めてしまう生徒が多い夜間高校で、話を聞くことにより下級生の高校中退を何度も防ぐことができ、話を聞くことの力を知る。この頃アメリカに短期留学し、魅了される。愛知県の大学院教授にアメリカは日本より100年心理学が進んでいるといわれ、心理カウンセラーを目指して渡米。カリフォルニア州立フラトン校大学院カウンセリング専攻卒業。大学院卒業後、3000時間のインターン時間を終え、国家試験を二つ合格し、現在のカリフォルニア州公認心理カウンセラーの資格を取得。子どもとその家族、重度の精神障害者とその家族、薬物中毒のクライアント等、多岐にわたり経験を積む。現在はトーランスで開業し、カウンセリングを提供。専門は、子どもとその家族、不安とうつ病。

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