Chiropractic Functional Neurologist
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カイロプラクティックはとても面白い、皆さんへお伝えしたいその不思議と魅力

Updated on 2022/ 3/ 11

Vol.114 : 必須アミノ酸⑨貧血や関節痛に効果のある「ヒスティディン」

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今回は、「ヒスティディン(Histidine)」についてご説明致します。人間の体において「ヒスティディン」の役割には以下のような項目があります。

ヒスティディンの役割
  • 炎症を鎮める。
  • 赤血球を作るサポートやヘモグロビンの値を平常値に保ちます。
  • 神経を包んでいるマイアリンという物質を作ります。マイアリンは神経の伝達スピードを上げる働きをしており、これによってスムーズな神経信号の伝達が行われます。
  • 銅、鉄、亜鉛、マンガン、モリブデンなどのミネラルを調整して適性値にします。
  • 学習、記憶、感情などの脳機能の調整に関わっています。
  • 免疫機能に関係した神経伝達物質を作ります。
  • 組織の再生修理を助けます。
  • アレルギー反応に関係のあるヒスタミン(Histamine)という物質がありますが、このヒスタミンはヒスティディンから作られています。
  • 体の成長や組織の修繕を行います。

ヒスティディンの不足症はあまり起きませんが、ヒスティディンが少ない食事を長期間摂取した場合、以下のような症状が起きる可能性があります。

  • 貧血
  • 関節痛
  • 筋肉の退化
  • 免疫機能の低下
  • 疲労
  • 腎機能の低下
ヒスティディンの摂取量

1日の必要量は体重1kgに対して10mg、70kgの方は700mgです。

ヒスティディンを多く含む食べ物
豚肉 100g 1,080mg
ビーフスカートステーキ 100g 1,293mg
とり胸肉 100g 1,195mg
ツナ 100g 880mg
豆腐 100g 431mg
ミルク 16オンス 500mg
カボチャの種 100g 770mg
パスタ 100g 140mg
1個 149mg
ウナギ 168g 1,107mg
牡蠣の缶詰 1缶 220mg
ゼラチン 1パック 185mg
ピーナッツバター 大さじ2 178mg
グリーンピース 1カップ 168mg
イクラ 大さじ1 85mg

バランスの取れた食事が、ヒスティディン不足症にならないための大切な鍵となります。日頃からバランスのよい食事をしましょう。

Updated on 2022/ 3/ 11

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Columnist's Profile

Chiropractic Functional NeurologistHiro Sugawara D.C.(Hiro Sugawara, D.C.)

空手や棒術などの武道に打ち込む中、少林寺拳法の整体に興味を持ち、それがきっかけになりカイロプラクティックを知り渡米。1990年に Palmer - Westカイロプラクティック大学を卒業、学位を取得、92年 Sunnyvale に開業現在に至る。94年には、公認スポーツカイロプラクター資格を取得、95年より2000年母校 Palmer - West大学にて講師を務める。98年より Chiropractic Neurology の勉強を始め神経科カイロプラクティックの知識を深め、さらに、平衡感覚リハビリテーション講座、交通事故のスペシャリストとしての Auto Safety Trainer講座、機能神経科としての Developmental Disorder Specialty (発達障害児講座) 等数々の講座を終了。現在も Mountain View のシニアセンターやPHP (Parent Help Parent) にてセミナーを行いながら更なるカイロプラクティックの知識と技術向上に努めています。

Hiro Sugawara, D.C.

990 W Fremont Ave Ste M, Sunnyvale CA 94087
TEL:
408-738-0707

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