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消費生活ほっとニュース 第95号 令和6年2月10日

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  消費生活ほっとニュース  
  第95号   
  令和6年2月10日発行
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<消費者トラブル注意情報>
1. 能登半島地震に便乗した義援金詐欺や不審な勧誘にご注意ください!
2. 痩身目的等のオンライン診療トラブル
−ダイエット目的で数か月分の糖尿病治療薬が処方される「定期購入トラブル」が目立ちます−
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<消費者トラブル注意情報>
1. 能登半島地震に便乗した義援金詐欺や不審な勧誘にご注意ください!
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大規模な震災が発生した際は、不安な気持ちをあおったり、被災者を支援したいという気持ちにつけ込む悪質商法が横行します。下記のような災害に便乗する悪質商法に注意しましょう。

◆◆◆注意が必要な事例◆◆◆
●売上代金の一部が被災地の支援になると称し、高額な商品を購入させる。
●「今度は首都圏直下型地震が来る」などと不安をあおり、高額な住宅リフォーム工事の契約をさせる。
●「行政から委託を受けた」などと言って自宅を訪れ、寄付を求める。
●郵便や電話、SNSなどで義援金と称し、個人名義の銀行口座や電子決済、QRコード等を利用して振り込ませる。
●被災した家族や親族等を装い、現金を口座に振り込ませる。

◆◆◆ココに注意!◆◆◆
●突然訪問してきた人から契約を勧められても、すぐに契約せず、慎重に考えましょう。
●公的機関が業者に委託し各戸を訪問させたり、電話で寄付を求めることはありません。安易に応じないようにしましょう!
●見知らぬ団体や個人に安易に寄付をするのは危険です。寄付をする際は、確実に寄付したい先に届くのか、募っている団体の活動状況や使途等をしっかり確認しましょう。
●不審な電話やメール、SNSは無視しましょう。返信してしまった場合には、受信拒否機能等を利用して、様子をみましょう。
●不審な電話や勧誘等があったら、すぐに消費生活センターにご相談ください!

(出典)東京くらしWEB 東京都消費生活総合センター[2024年1月9日公表]
https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.lg.jp/sodan/kinkyu/20240110.html 

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2. 痩身目的等のオンライン診療トラブル
−ダイエット目的で数か月分の糖尿病治療薬が処方される「定期購入トラブル」が目立ちます−
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痩身目的等のオンライン診療に関する相談では、処方薬、副作用の説明や基礎疾患の問診が十分でないまま、初診時に数か月分の処方薬が処方されるなど、厚生労働省が作成した「オンライン診療の適切な実施に関する指針」が遵守されていないケースや、処方薬の定期購入の中途解約に一定の条件がある場合であってもその説明が不十分なケースが見られます。今後、オンライン診療の機会が増加し、消費者トラブルも増えることが懸念されることから、改めて消費者への注意喚起を行います。

◆◆◆相談事例◆◆◆
【事例1】オンライン診療で処方されたダイエット治療薬が糖尿病治療薬だった
・ネット通販でダイエットサプリを購入しようと思っていたときにオンライン診療を知った。医師の処方であれば安心だと思い、オンライン診療を受け、2種類の薬を処方された。支払いはコンビニ決済を選んだ。処方された薬を調べると糖尿病治療薬で副作用があることがわかった。自分には糖尿病歴がないため、不安になり、処方薬が届く前に解約の申し出をしたが、「1回目はキャンセルできない」と言われ、後日、薬が届いた。副作用の説明は受けておらず、1カ月分で2万円を超え高額なので返品したい。(2023年5月受付 40歳代 女性)

その他、以下のような相談も寄せられています
●基礎疾患の問診が不十分なまま、処方薬を強く勧められた。
●他の薬との飲み合わせや副作用の説明がなく、キャンセルもできない。
●基礎疾患の問診がなく、処方された薬で副作用が出た。
●処方薬が意図せず定期購入になっていた。
●オンライン診療サイトの運営事業者と医師(クリニック)の役割が判然としない。

◆◆◆消費者へのアドバイス◆◆◆
●痩身目的等のオンライン診療を受診するときは、処方薬も含めて医師からしっかり説明を受けましょう。
●糖尿病治療薬は痩身目的の使用に関して安全性と有効性は確認されていません。
●解約条件等について申し込み前によく確認しましょう。
●トラブルにあった場合は、消費生活センター等に相談しましょう。

*消費者ホットライン「188(いやや!)」番
最寄りの市町村や都道府県の消費生活センター等をご案内する全国共通の3桁の電話番号です。

【啓発資料】
痩身目的等のオンライン診療トラブル−ダイエット目的で数か月分の糖尿病治療薬が処方される「定期購入トラブル」が目立ちます−
https://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20231220_1_lf.pdf

(出典)独立行政法人 国民生活センターHP発表情報 [2023年12月20日公表]
痩身目的等のオンライン診療トラブル −ダイエット目的で数か月分の糖尿病治療薬が処方される「定期購入トラブル」が目立ちます−
https://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20231220_1.pdf

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★豊島区在住・在勤・在学の方の商品の購入や契約のトラブルなど、消費生活に関する相談は「豊島区消費生活センター」で受け付けています。
【相談専用電話】局番なし188(全国共通ダイヤル) 
または03-3984-5515(豊島区消費生活センター)
詳しい内容はこちらから↓
https://www.city.toshima.lg.jp/124/kurashi/shohi/center/021970.html
●発行・問い合わせ先:豊島区生活産業課消費生活グループ  TEL:03-4566-2416
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  • 登録日 : 2024/02/09
  • 掲載日 : 2024/02/09
  • 変更日 : 2024/02/09
  • 総閲覧数 : 26 人
Web Access No.1646331