お知らせ

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市長の日記「辞令交付」

1日、職員への辞令交付を行いました。

 通常、市役所における人事異動は4月1日に行いますが、今年度は前市長の判断により、7月1日まで先送りされていました。5月に市長選挙があるため、選挙に専念したい、人事は選挙での信任を得て事業を本格的に推進するタイミングで行いたい、というのが理由だったようです。しかし、4月1日で人事が行われてきた小田原市役所にあって、いわば選挙モードによる異例の人事タイミングには職員たちもかなり戸惑い、この4月5月にかけて行われるべき諸事業の推進にも影響があったのではないかと感じています。

 7月1日の人事を私が行うことになり、この4年間の市政の状況や今後の地域課題などを踏まえ、部署の再編も含め、施策推進の方向に合致した組織編成と陣容を組むことができました。結果的には、この人事の時期はタイムリーであったと感じています。

 ゼロカーボン・デジタルタウンやデジタル関係の役職や体制は廃止し、政策調整担当に集約、再編。健康増進拠点構想の担当も従来の健康づくり課の体制の中に吸収。この間取り組みが停滞していた地域コミュニティ関連部門は、地域コミュニティ担当部長と同担当課長を新たに設置。ケアタウンについても同様に担当部長を設置。今後の重要な課題となる地域交通を担う所管も明確化。今後の自給圏構想の土台になる農林業関連は、新たに農林振興担当部長を配置。職員数が減少傾向にあった福祉健康部には、まだ不十分ですが上記機構整理を経て職
員を数名戻しています。

 辞令交付では、そうした人事の狙いを伝えるとともに、「誰もが笑顔で暮らせる、愛すべきふるさと小田原」に向けて、前例にとらわれず、それぞれの現場で望ましい市政の姿を具現化してほしいと訓示しました。

 また、この日も複数の市内団体の皆さんが来室。みずほ銀行の清水支店長、小田原市民生委員児童委員の岡田会長・瀬戸副会長、小田原鳶職組合の金子組合長・湯川副組頭、かながわ西結婚推進協議会の皆さん。いずれも、今後に向けての連携や交流について意見交換をさせて頂きました。
 午後は、小田原市商店街連合会の丸田会長・栗田副会長、JAかながわ西湘の天野代表理事組合長ほか執行部の皆さん、小田原市保育会の都築会長ほか役員の皆さんと、それぞれ時間をかけて懇談。
​​​​​​​ 課題感の共有と、今後に向けて双方から政策推進の提案など、有意義な意見交換となりました。

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  • 登録日 : 2024/07/06
  • 掲載日 : 2024/07/06
  • 変更日 : 2024/07/06
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