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市長の日記「災害復旧に約5億円」

5日、午前中は市議会6月定例会の本会議にて、議案関連の質疑。午後から今般の大雨被害に関する臨時記者会見を開催しました。
 5日の朝までに確認できている範囲で、市内160件余りの被害が発生。これらの復旧に総額で5億円程度の費用が見込まれるに至っています。災害復旧に関する国からの財政措置もあるものの、市単独の財源も必要。復旧作業に向けた職員体制の確保に加え、当座のこうした諸費用も大きな負担となります。企画部では、ふるさと納税に今回の災害復旧支援のための寄附を急遽加えました。各方面からのご支援を期待するものです。
 以前より親しくしている熱海市の齊藤市長から電話があり、熱海市も土砂災害がひどい状況とのこと。特に、熱海市の斎場が土石流の直撃を受け、施設に大量の土砂と濁水が流入、施設再開の見通しは立っていないとのこと。ここは、土砂災害警戒区域外だったそうで、予見すら困難だったようです。観測史上最大の降雨量は、経験に基づく事前の被害想定を超えていったのであり、今後の備えに対する大きな警鐘となりました。

 前後して、複数の庁内ミーティング。
 企画部からは、総合計画の改定に向け準備している新たな基本構想案の確認。経済部観光課からは、「健やかな食のまち」や「北条五代観光推進」などを中心に、今後の観光施策の進め方についての相談。福祉健康部健康づくり課からは、健康増進拠点施設の整備は行わないものの、市内の様々な資源を活かした健康増進への取り組みについての考え方の確認など。いずれも重要な案件であり、途中経過も含めての報告ではありましたが、着実に検討が進められていることを心強く感じました。

 この日も数件のご訪問を頂きました。
 NPO法人小田原食と緑の交流推進協議会(鳥居啓宣会長)は、事業を共に進めているパルシステム神奈川の皆さんとご一緒に来られ、小田原の農産物のPRや、新たに就農した生産者への支援、さらには小田原が持つ自然環境の豊かさをさらに育んでいくための諸活動について、共に取り組んでいきたいとのお話でした。
国が進める生物多様性国家戦略の中で示されている「30 by 30」(2030年までに陸と海の30%を健全な生態系として効果的に保全しようとする目標)などの活動をパルシステムとしても推進する中で、小田原もぜひ一緒に取り組めないかとのご提案。ぜひ進めていきたいと思います。

 夕刻には、桜井小学校6年生の古屋愛月さんと1年生の愛杏さんの姉妹が、この夏に行われた第24回全日本少年少女空手道選手権大会で、愛月さんが準優勝、愛杏さんが優勝したことのご報告に来てくれました。幼いころから空手に取り組み、姉妹で見事な成果を収めているのは素晴らしいこと。ご自身も武道に精通されているお父様の厳しくも愛情あふれるご指導の賜物でもあります。愛杏さんの決勝戦の映像を見せてもらいましたが、6対1の堂々たる勝ちっぷり。愛月さんは中学も空手強豪校への進学をめざしているとのこと。
お2人の今後の成長と活躍が本当に楽しみです。

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  • 登録日 : 2024/09/05
  • 掲載日 : 2024/09/05
  • 変更日 : 2024/09/05
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