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市長の日記「秋の週末は各所で(続)」

(前日より続く)  
 8日、小田原地下街HaRuNe小田原では、9回目となる「認知症をにんちしよう会」の秋のイベント。高齢化が進み認知症の皆さんをいかに支えるかが地域社会の大きな課題となっていく中、小田原の3師会(医師会・歯科医師会・薬剤師会)、介護やリハビリの事業者、地域包括支援センターなど多職種の皆さんがガッチリ連携して取り組んでおられる、たいへん大切な活動。コーラスや寸劇、パネルトーク、各種健康測定コーナー、個別相談など、様々な切り口で市民への呼びかけが行われ、また関係者間の交流が図られていました。
 小田原を含む1市3町で取り組まれているこの活動、おそらくこれだけの陣容と多彩さで行われている地域は他にはないと思われます。本当にありがたく、また誇らしいことです。

 板橋では、「湘南邸園文化祭2024」の開会セレモニーに参加。これは、相模湾沿岸都市に多数存在する邸園(政財界人・文化人らの邸宅や別邸など)を繋ぎ、その保存と顕彰、利活用と交流などを進め、このエリア特有とも言える「邸園文化圏」を再生し、地域振興につなげていこうとする取り組みで、今回で19回目となります。今年は9月8日から12月11日までの長期間にわたり、沿岸12市町の邸園を巡る50以上の様々な企画が予定されています。
 この日は板橋地区のまち歩きが行われ、朝の連続テレビ小説「虎と翼」のヒロインのモデル三淵嘉子ゆかりの「三淵邸・甘柑荘」を含めた複数の邸園散策に、市内外から多くの参加者が集われました。ご案内を務めて頂いた「NPO法人小田原まちづくり応援団」の皆様、お疲れさまでした!

 夕刻は、三の丸ホールへ。テクノ・クラシック・オペラショウ「裸の金次郎」が上演されました。オペラの創作や上演に実績のある「オペラ季節館」が主催・企画し、旗揚げから数年が経過した「小田原オペラ」の皆さんを中心とした多彩な皆さんが演じる舞台。二宮尊徳に関しては、様々な著作や論考はもとより、近年は映画「二宮金次郎」の完成などもあり、薪を背負った少年時代だけでなく、その生涯が広く知られるようになってきていました。
 そんな中、テクノを用いたオペラで、どんな金次郎像が描かれるのか?興味津々でしたが、主要なエピソードを中心に構成され、歌や踊り、小田原囃子やえっさほい踊りまで登場しての、賑やかなステージとなり、とても楽しませていただきました。オペラ化までされたこと、尊徳翁もきっと驚かれていることでしょう。

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  • 登録日 : 2024/09/10
  • 掲載日 : 2024/09/10
  • 変更日 : 2024/09/10
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