Column

~サンフランシスコ・ベイエリアよりお届け!~国際結婚・恋愛相談

Updated on 2015/ 3/ 31

Vol.37 : リレーションシップの決まり文句

皆様こんにちは。春は入学、異動、引越しの季節ですね。4月は桜を見て楽しむ、日本人ならではのお花見シーズンでもあります。在米の皆様も、桜が咲いている地域では、お花見を楽しまれる方もいらっしゃるでしょう。春はウキウキ、いろいろなことを始めたくなる季節ですが、皆様は何をしたいとお考えですか?弊社でも、ジューンブライドに向けて準備中の方や、冬の終わりとともに二人の関係を次のステージに向けてアップグレードした方々など、嬉しいお知らせが舞い込み、スタッフ一同大変嬉しく思っております。

二人の関係―リレーションシップが深まる中では、さまざまな事が起こります。日米問わず、ご縁がなく別離の道を歩む方々もあれば、さきほどのように二人の関係がうまく進んでいく方々もいるものです。日本語ではこのように「ご縁があった」「縁がなかった」などの、いわゆる「決まり文句」がありますが、英語にもそのような表現があるのでしょうか?ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、英語でのいわゆる、リレーションシップの「決まり文句」または「決め台詞」を取り上げてみたいと思います。

その1“It's not you, it's me”

「あなた(君)じゃなくて、私(僕)」。直訳するとこうなりますよね。この台詞は、リレーションシップにおいて、お別れの時によく使われる表現です。つまり「あなたには何も悪いところはないのだけれど、私(起因)のせいなんです」ということなのですよね。この台詞は、日常でも聞きますし、実際映画やドラマでもよく使われる表現です。きっと日本で言うところの「ご縁がなかった」と同じぐらい有名な表現でしょう。日本では「ご縁」という、まるで他人が決めるような理由なのに比べ、英語だと「私が」悪いと言っているので、全く違いますね。こんなところにも日米の文化の差がよく出ていると思います。

その2“I need some space”

「ちょっとスペースが必要なのです」。直訳するとこうなるのですが、スペースといっても具体的に広い場所ではありません。二人の距離感の問題です。これはとてもよく聞かれる台詞です。カップルの間だけではなく、親子間や、友人関係でも、あまりに親密になりすぎて、息苦しい時というのがあります。いくら仲が良くても、自分を見失ってしまいそうな時。そんな時は、正直に相手に打ち明け、今まで会っていたのが毎日ならば、それを減らすとか、しばらく会わないとか、そういう風にしたいときに使うことが多いようです。しかし実際には、もうお別れしたいときにも使う方々も多いようで、間接的に「一緒にいて何か違うと思ったので、ちょっと間をおきたい」方々も、正直にそこまでお相手に言えず、このように遠回しに言うこともあるようです。このまま、会わずに終わるパターンもありますね。

その3“I'm too busy for relationship”

「お付き合いするには忙しすぎる」。よく聞かれる台詞です!これは日本でもよく聞かれるのではないでしょうか?日本語で言えば「今仕事が忙しくて、そういう気になれない」などでしょうか?このほかに、家族が今大変だから、子育てが大変だから、また大学院などで勉強が忙しい、新しい仕事に就いてその環境が大変なので今はお付き合いできない…など、いろいろな理由がありますね。もちろん本当にその理由でお付き合いできない、と言う方もたくさんいらっしゃると思います。そしてこれは日米やはり一緒ですが、お相手にはストレートに言いづらくて、こういう言い訳をする方もいらっしゃるようです…残念なことですが!

その4“You deserve better”

「あなたにはもっとふさわしい人がいる」。これは日本と一緒ですね!まさにその通りの理由ですが、遠回しな理由としても使われます。ちょっと耳が痛いのですが「あなたにはもっとふさわしい人がいる」=「私(僕)にふさわしい人は君ではない」ということになりますよね…。

その5“I love you like a friend”

「友達として愛してる」。お友達としては最高なんだけど、と言う意味ですね。これもよく使われるようです。大変耳が痛い台詞でもあります。しかし私の周りでは、このように言われてお別れしても、あとでお付き合いされる方もいらっしゃいましたので、なんとも言えないですね。これが完全にお別れの台詞になるかは、そのお相手がどれだけ誠実かどうかが判断となるかもしれません。

その6“I'm not ready for a relationship”

「まだ(一人の人と親密な)お付き合いをするには、準備ができていないのです」。大変よく聞く台詞ですが、これは実際にはお断りの文句です。準備ができていなくてもこの人!という確信が持てれば、実際には進んでいくものです。つまり「あなたとは(一人と決めて親密に)お付き合いをしようと思えない」というときに言われることが多いようですが、そのほかには『まだ、デーティングを楽しんでいたい』という意味でも使われるときがあります。それはシチュエーションによって判断されることになるかもしれません。

さて、ここまでちょっと悲しい言い訳が続きましたので、ここから少しハッピーな台詞も入れてみたいと思います。

その7“It was meant to be”

「そういう運命だったんです」。本当によく使う台詞です。恋愛だけではなく、例えば子犬をもらうことになったり、理想の仕事に就けたりなど、これって運命だったんだなあ、というときにも使われます。このお相手と出会うことは、運命だったのだ、と思うときに使われます。このように言われたら嬉しいですね。

その8“You are the best thing ever happen to my life”

「あなたは、私の人生中に起こった最大の喜びです」。直訳するとイメージがちょっと違ってしまうかもしれないですが「(あんまりいいことがなかった私の人生で、あなたが一番素晴らしい出来事である)あなたに会えて本当に感謝しているし、あなたと出会えた私は幸運」という意味ですね(長くてすみません!)。同じような言い回しで “You light up my life”. という台詞もありますね。私の人生を明るく照らしてくれる。ちなみに同タイトルの曲もありました。(とてもいい曲です)こんな風に言われたら嬉しいですよね。

その9“Right person in the right place” “You are my right one”

「ちょうどいいタイミングで現れたふさわしい人」または「あなたは私の運命の人」。関係だけではなく、仕事や他のことでも使えますが “ Right person, right one” という言い方は、リレーションシップのときに使うことがほとんどです。このように言われたら、もう結婚またはシリアスな長い関係のお付き合いに突入していることがほとんどでしょう。つまり最初出会ったときにこのように簡単に言う人は「あれ?」と思って間違いないかも…それぐらい重みのある言葉のようですね。この「正しい相手」という言い方は、日本語ではあまり馴染みがありませんが、多分一番近いのが「ご縁があって」という例の台詞ではないでしょうか。運命で決められている相手ということになります。

その10“I want to grow old with you”

「一緒に年をとっていきたい」。日本語でも同じことが言われますね。これはプロポーズの文句としても使われるようなスウィートな台詞で、このように言われたら、女性も男性も、嬉しいのではないでしょうか。もちろん、相思相愛のお相手から言われたのでなければ、大変怖い台詞ですが…!!

いかがでしたでしょうか。今回は、恋愛や結婚生活、またはお付き合い、お別れの際によく使われる台詞をお届けしてまいりましたが、聞き覚えのある台詞などあったでしょうか?もしも過去に上記のような別離の台詞を聞いたことがあったとしても大丈夫。次のリレーションシップでは、きっと嬉しい台詞が聴けるようになるための練習だったと思えば良いのです。

皆様にとって素敵な春になりますよう、お祈りしています!

Updated on 2015/ 3/ 31

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