お知らせ

No Image

健康不安をあおる催眠商法(SF商法)にご注意ください

催眠商法(SF商法)とは、人を集めた会場で、電位治療器などの無料体験、安価な日用品の販売や無料配布、健康についての講座などを開催し、健康不安をあおり、巧みな話術で会場の雰囲気を盛り上げて、最後に高額な商品を購入させる商法のことです。

「日用品の無料配布(格安販売会)」や「新製品の体験会」、「健康講座」といったイベントを開催するという名目で、閉店した空き店舗や空き地などの会場に人を集めます。

 会場では、販売員が親しく楽しませる話術で、熱狂的な雰囲気を作り出します。買わなくては損といったような催眠状態を作り出し、次第に高額な商品(業者が売りたい商品)を契約させるものです。主な商品は、健康食品、磁気治療器、羽毛布団や磁気マットレスなどの高額な商品です。

========================================
催眠商法(SF商法)の問題点
●高額な商品販売の目的を隠して人を集める
 高額な商品を販売するといって宣伝しても人は集まりません。そこで業者は、健康器具の無料体験や、日用品の無料配布などの興味をひくイベントを行い、人を集めようとします。会場に通い続けるうちに、次々に高額な商品を購入させられ、支払金額は100万円を超えるようなケースもあります。

●親切で優しい販売員を信用し、だまされていることに気づかない人も
 長期間にわたり会場に通う場合もあり、販売員との間に信頼関係が生まれ、会場にいた人とも仲良くなり、その楽しさや、ひとり暮らしの寂しさを紛らすために、SF商法に熱中してしまう方もいます。周りの人が説得しても、「良い人たちばかりだ、騙すはずがない」などと話を聞いてくれず、態度を頑なにしてしまう場合もあります。

========================================
被害にあわないためには
●安易に会場に行かないこと。一度会場に入ると容易に会場から抜け出せなくなります。
●会場に行ってしまっても、場の雰囲気に飲み込まれず、日用品などはもらわないようにしましょう。品物をもらってしまうと、ますます抜けだしにくくなります。
●「今日だけ」「今だけ」「特別に」というような言葉に惑わされず、本当に必要な商品なのかよく考えましょう。

家族や周囲の人は、高齢者の様子に気を配りましょう。困ったときは、すぐに消費生活センターにご相談ください。

可児市消費生活センター(可児市役所 産業振興課内)
〒509-0292 可児市広見一丁目1番地
TEL:0574-62-1111  
相談受付:月曜〜金曜(祝日を除く)午前9時〜午後3時
※電話でも相談ができます

--
  • 登録日 : 2024/11/11
  • 掲載日 : 2024/11/11
  • 変更日 : 2024/11/11
  • 総閲覧数 : 14 人
Web Access No.2315255