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みなさんこんにちは。岡山市感染症エクスプレス令和6年1月12日号です。
　このメールマガジンでは岡山市の感染症発生動向調査（週報）の速報やトピックについて発信します。

■感染症発生動向調査　週報（速報）
インフルエンザの定点あたり報告数は減少していますが、新型コロナウイルス感染症は緩やかな増加傾向にあり、注意が必要です。

◇第1週（1/1〜1/7）で定点あたりの患者報告数が多かった疾患
１)インフルエンザ　159件　定点あたり 7.23（前週 243件　定点あたり 11.05）
２)感染性胃腸炎　53件　定点あたり 3.79（前週　63件　定点あたり 4.50）
３)溶連菌感染症　31件　定点あたり 2.21（前週 57件　定点あたり 4.07）

◇第1週（1/1〜1/7）の定点あたりの患者報告数と前週との比較では
※前週を（　）で表記
新型コロナウイルス　　　2.09（1.82）　 〔↑〕
インフルエンザ　　　　　7.23（11.05）　〔↓〕
RSウイルス感染症　　 　 0.00（0.00）　 〔→〕
咽頭結膜熱　　　　　　　0.64（4.43）　 〔↓〕
溶連菌感染症　　　　　　2.21（4.07）　 〔↓〕
感染性胃腸炎　　　　　　3.79（4.50）　 〔↓〕
水痘　　　　　　　　　　0.14（0.43）　 〔↓〕
手足口病　　　　 　 　　0.14（0.07）　 〔↑〕
伝染性紅斑　　　　　　　0.00（0.07）　 〔↓〕
突発性発疹　　　　　　　0.14（0.14）　 〔→〕
ヘルパンギーナ　　　　　0.00（0.00）　 〔→〕
流行性耳下腺炎　　　　　0.00（0.21）　 〔↓〕
急性出血性結膜炎　　　　0.00（0.00）　 〔→〕
流行性角結膜炎　　　　　1.00（0.20）　 〔↑〕
となっています。

※この週報は速報性を重視していますので、今後の調査などの結果に応じて、若干の変更が生じることがあります。
◇例年や前週までの感染症動向については下記のホームページをご参照ください。
〇岡山市ホームページ「感染症発生動向（岡山市感染症情報センター）」はこちら
　https://mailmag.city.okayama.jp/c.p?02cYUSuhar

◇感染症発生動向調査週報とは
『感染症の予防および感染症の患者に対する医療に関する法律』で規定された感染症のうち、インフルエンザや感染性胃腸炎などの定点把握対象疾患は、選出した医療機関（定点医療機関という）のみから報告され、患者数を調査集計することにより感染症の流行状況をモニタリングしています。
　定点把握対象疾患のうち、内科・小児科・眼科定点疾患は、市内の定点医療機関から毎週報告を受けており、1週間の患者報告数を定点医療機関の数で割ったものを定点あたりの報告数として集計しています。

【今週のトピック】換気はコロナ予防の第一歩！
新型コロナウイルス感染症は、エアロゾルという空気中を漂う微細な粒子を吸い込むことで感染することがあります。エアロゾル感染を防ぐには、こまめに換気を行うことが効果的です。冬期は暖房の使用により窓を開ける機会が少なくなることや、冬休みなどに家族や友人が一堂に集まり、密閉空間で接する機会が増えることで感染リスクが高まります。食事の前や大人数で集まる時などは、特に意識して換気を行いましょう。
　〇岡山市ホームページ「新型コロナウイルス感染症・予防について」はこちら
　https://mailmag.city.okayama.jp/c.p?12cYUSuhar

■感染症エクスプレスのバックナンバーについて
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　〇岡山市ホームページ「岡山市感染症エクスプレス　バックナンバー」はこちら
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