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市長の日記「持続可能な社会への提案 ほか」

小田原市長に再び就任してから3か月が経過しようとしています。
 マニフェストに掲げた政策提案の実現に向け、新しい総合計画への移行準備や、次年度の予算編成などを含む事業の仕込みを具体に進めるプロセスと並行して、私自身の大きなテーマとして温めていることがあります。それは、未曽有の困難が押し寄せるこれからの時代にあっても持続可能であるような地域社会を創っていくための、社会のトータルなデザインです。
 「福祉」「教育」「環境」「経済」といった、いわゆるタテ割り(分野別)からの発想ではなく、様々なジャンルの理念や実践が有機的に繋がり、相互に高め合い深め合っていくことで、社会全体の成熟、本当の意味の豊かさ、人の幸せが沸々と実現し、確かな未来へと歩み進めていける道筋。これを、小田原という恵まれた地において具体化していきたい。
 幸いなことに、そうしたデザインワークの重要な切り口となりうる実践や提案に、再就任後の日々の中で幾つも出会えています。こちらから求めて、というよりも、そうしたご縁が運ばれてくるという感覚があります。21日もそうした出会いや意見交換が続きました。

 朝一番で、国府津の「BLEND」を主宰している杉山大輔さんからは、9月21日に行われる「ワールドウェルネスウィークエンド」のお誘い。世界160か国、国内500か所以上で同時多発的に実施される、心と体の健康、ひいては地域社会や地球の健康へとつながっていく思いを共有するイベント。

 お昼前には、ファミリーサポートセンターの運営を担って頂いている「mama’s hug」代表の山本加世さんから、障がいのある子どもたちとその家族へのトータルな支援を視野に入れた、社会的包摂と共生を進めるようなプロジェクトのご提案。

 夕方、障がい者アートの分野で目覚ましい活動を展開されている「アール・ド・ヴィーヴル」理事長の萩原さんやアートディレクターの中津川さん、牛山さんたちと、「アート」を切り口にした人々の絆づくりや、優しさに溢れ一人ひとりの可能性が花開く社会づくりについての意見交換。
 いずれもたいへん有意義で、示唆に富む時間となりました。それぞれの構想やご提案の実現に向け、じっくりと温めていきます。

​​​​​​​ 午後は神奈川県庁へ。神奈川県市長会として、県知事および県議会議長に対し令和7年度の施策・制度・予算に関する要望をさせて頂きました。小田原市長は県市長会の財政部会長を務めており、その立場から何点か直接お願いを致しました。なお、黒岩知事とは来週月曜日に、小田原と下郡3町の具体的な課題についての意見交換を予定しています。

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  • 登録日 : 2024/08/22
  • 掲載日 : 2024/08/22
  • 変更日 : 2024/08/22
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