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「リスクに効く薬」保険のプロがあなたの不安を解消します。
生活にはリスクが付き物。特にアメリカでは、小さな事でも訴訟に発展する場合があります。でも保険の知識さえあれば、対処できる事も多くあるのです!このコラムでは、皆さんの不安に効く保険の処方箋を提供します。
第16回 : Personal Liability保険について
訴訟大国と言われるアメリカでは、ちょっとした事からすぐに訴訟になります。 たとえ子供の喧嘩からでも訴訟に発展する事もあり、いくら注意していてもリスクはつきまといます。 今回は、もしもに備えて大変役に立つPersonal Liability保険をご紹介しましょう。
- Q ...
- Personal Liability保険ってなんですか?
- A ...
-
自分と家族に損賠賠償を求められた際に適用する保険です。 他人に怪我をさせてしまった、又は他人の物を破損させてしまったような場合に、相手への損害を賠償する費用や自分側の弁護費用などをカバーします。
- Q ...
- 具体的にどのようなケースがありますか?
- A ...
-
ほんの一例ですが、
- 飼い犬が他人に噛み付いてしまった。
- キャッチボールをしていて誤って他人の窓ガラスを割ってしまった。
- 鍋料理をひっくりかえして来客者が大ヤケド。
- BBQにて子供がグリルを触って大ヤケド。
- サイクリング中に歩行者とぶつかり、歩行者が転倒して脳障害を起こしてしまった。
- 子供がインターネット上に友達を中傷する書き込みをした。
まだまだ例はあります。 誰にでも起こり得るような事ばかりです。
- Q ...
- どのようにしてPersonal Liability保険に加入するのでしょうか?
- A ...
-
通常、Personal Liabilityは家の保険に含まれています。 家を所有している人はホームオーナーズ保険、コンドを所有している人はコンド保険、そしてアパートや貸家に住んでいる人はレンターズ保険でPersonal Liability保険に加入できます。 単独でComprehensive Personal Liabilityという保険に加入する事も可能です。 保険のリミットは10万ドルから50万ドルぐらいまで選ぶ事ができますが、出来ればアンブレラ保険を追加で加入し、更に高いリミットで加入される事をお勧めします。
Personal Liability保険が無く、損害賠償を請求された場合には、一瞬にして全財産を失う恐れがあります。
アメリカでの賠償額はご存知のようにかなり多額です。 コーヒーが熱くて火傷をし、ファーストフード店が何億と払ったニュースはご存知ですよね。
考えられない事でも訴訟になります。 何年、何十年とかけて築いてきた資産が一回の訴訟で全て無くなると思うとゾッとします。 相手側は、こちら側のふところを見て訴えを起こします。 資産を多く持っている人は、それだけ高い補償額で保険をかけなければなりません。 家の保険に含まれているPersonal Liabilityでは十分なリミットではありませんので、アンブレラ保険で100万ドルや500万ドル、更にもっと高いリミットにすることも可能です。 家やビジネスを持っている人は出来る限り高いリミットに設定するようにして下さい。
- 今回の保険用語 : 「Premises Liability」
-
Premiseを辞書で引くと、土地、敷地、屋敷、店舗などが出てきます。 Premises Liabilityは、土地や敷地を所有している、又はリース契約で借りている人に、その場所の責任がある事を言います。 つまり敷地内で何かあった場合には、そこの主に責任が及びます。 例えば、ゲストが自分の庭でホースにつまずいて転倒してしまった場合や、アパート内で柱にぶつかって怪我をした場合など、そこに住んでいる人に責任が生じます。
2012年12月 13日更新
Columnist's Profile
- ダイワ保険代理店(Daiwa Insurance Marketing, Inc.)
個人用、企業用など全ての保険を取り扱う総合保険代理店。多数の保険会社の商品を扱い顧客のニーズにあった商品を迅速、丁寧に提供する。全ての保険を取り扱う為、ダイワ一社で全て任せることが出来るのが特徴。
Daiwa Insurance Marketing, Inc.
- TEL:
- 310-540-8595
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- info@daiwains.com
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