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みなさんこんにちは。岡山市感染症エクスプレス令和5年9月22日号です。
　このメールマガジンでは岡山市の感染症発生動向調査（週報）の速報やトピックについて発信します。

■感染症発生動向調査　週報（速報）
　第37週では、新型コロナウイルス感染症の定点あたりの患者報告数が減少していますが、引き続き注意が必要です。また、インフルエンザは小中学校を中心に感染が拡大しています。

◇第37週（9/11〜9/17）で定点あたりの患者報告数が多かった疾患
１)新型コロナウイルス感染症 296件　定点あたり 13.45（前週 310件 定点あたり 14.09）
２)インフルエンザ124件 定点あたり5.64（前週 117件　定点あたり 5.32）
３)感染性胃腸炎 77件 定点あたり5.5 （前週 84件 定点あたり6.00）

◇第37週（9/11〜9/17）の定点あたりの患者報告数と前週との比較では
※前週を（　）で表記
新型コロナウイルス　　　13.45（14.09）　〔↓〕
インフルエンザ　　　　　5.64（5.32）　　〔↑〕
RSウイルス感染症　　 　 0.43（0.57）　　〔↓〕
咽頭結膜熱　　　　　　　0.36（0.50）　　〔↓〕
溶連菌感染症　　　　　　1.93（1.43）　　〔↑〕
感染性胃腸炎　　　　　　5.50（6.00）　　〔↓〕
水痘　　　　　　　　　　0.14（0.07）　　〔↑〕
手足口病　　　　 　 　　1.21（1.50）　　〔↓〕
伝染性紅斑　　　　　　　0.00（0.00）　　〔→〕
突発性発疹　　　　　　　0.14（0.50）　　〔↓〕
ヘルパンギーナ　　　　　1.00（0.79）　　〔↑〕
流行性耳下腺炎　　　　　0.00（0.29）　　〔↓〕
急性出血性結膜炎　　　　0.00（0.00）　　〔→〕
流行性角結膜炎　　　　　0.00（0.20）　　〔↓〕
となっています。
※この週報は速報性を重視していますので、今後の調査などの結果に応じて、若干の変更が生じることがあります。

◇例年や前週までの感染症動向については下記のホームページをご参照ください。
〇岡山市ホームページ「感染症発生動向（岡山市感染症情報センター）」はこちら
　https://mailmag.city.okayama.jp/c.p?02cUIMRf4j

◇感染症発生動向調査週報とは
『感染症の予防および感染症の患者に対する医療に関する法律』で規定された感染症のうち、インフルエンザや感染性胃腸炎などの定点把握対象疾患は、選出した医療機関（定点医療機関という）のみから報告され、患者数を調査集計することにより感染症の流行状況をモニタリングしています。
　定点把握対象疾患のうち、内科・小児科・眼科定点疾患は、市内の定点医療機関から毎週報告を受けており、1週間の患者報告数を定点医療機関の数で割ったものを定点あたりの報告数として集計しています。

【今週のトピック】9月24日から9月30日は結核予防週間です！！
　厚生労働省は9月24日から9月30日までを結核予防週間と定め、結核に関する正しい知識の普及啓発に努めています。今年度の標語は『いまも1日平均28人が結核と診断されています。』です。結核患者の多くは高齢者ですが、若い方でも感染する可能性があります。痰のからむ咳や微熱・身体のだるさが2週間以上続く場合は、医療機関を受診しましょう。結核についての情報は下記のホームページをご覧ください。
　〇岡山市ホームページ「結核（市民の方へ）」はこちら
　https://mailmag.city.okayama.jp/c.p?12cUIMRf4j

■感染症エクスプレスのバックナンバーについて
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