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「リスクに効く薬」保険のプロがあなたの不安を解消します。
生活にはリスクが付き物。特にアメリカでは、小さな事でも訴訟に発展する場合があります。でも保険の知識さえあれば、対処できる事も多くあるのです!このコラムでは、皆さんの不安に効く保険の処方箋を提供します。
第20回 : アンブレラ保険について
「もしも自分が訴訟に巻き込まれたら…」 と想像した事はありますか? 訴訟大国のアメリカでは、訴訟の頻度が高いだけでなく、賠償金額も高額になることも多々あります。 自動車保険のリミットでは十分な額ではありませんので、大きな事故に備えてアンブレラ保険が必要です。 アンブレラ保険は交通事故だけでなく、普段の生活の中でトラブルに巻き込まれた場合にも適用しますので、是非ご検討下さい。
- Q ...
- なぜアンブレラ保険が必要なの?
- A ...
-
アメリカは訴訟の国です。 ちょっとした事でも訴訟になりえます。 身近な事では自動車事故。 相手側に大きな損傷を与え、車の保険では充分でなかったらどうしますか? 相手が死亡したり、大怪我をした場合には、賠償額が$1,000,000を超えるようなケースは多々あります。
また他にも、子供が他人を怪我させてしまい訴訟になった場合、貸家でテナントと問題になり訴訟、自宅に呼んだゲストが火傷で大怪我、などなど考えればきりがありません。 せっかく築き上げた資産を一回の訴訟で台無しにしない為にも、アンブレラ保険が必要です。 お金持ちの方だけが加入する保険ではなく、誰もが加入すべき保険です。
- Q ...
- アンブレラの補償額は?
- A ...
-
$1,000,000から$10,000,000までご要望に応じてリミットを選びます。 通常は$1,000,000や$2,000,000リミットで加入する場合が多いですが、資産が大きい場合には大きな補償が必要です。 自分のニーズに合わせてリミットを設定します。
- Q ...
- アンブレラに加入する際の条件は?
- A ...
-
アンブレラ保険に加入する為には、通常 『自動車保険』 と 『ホームオーナー保険』 が必要です。 ホームオーナー保険と言っても、家を所有している必要はありません。 アパートや貸家に対する 『レンターズ保険』 でも適用できます。 自動車保険の対人・対物のリミットも保険会社の指定する額以上に設定しなければなりません。 大体$300,000から$500,000ぐらいが一般的です。 ホームオーナ保険に含まれるPersonal Liabilityの保険は$300,000が一般的です。 車と家以外の保険、例えばボート、バイク、RV、貸家なども追加する事が出来ます。 それぞれアンブレラ保険の指定するリミット以上で加入していれば追加可能です。
誰もが 「まさか私に限って」 と思いますが、実際に事故は日々起こります。 ホームパーティーでバルコニーに集まっている際に、バルコニーが崩れて多数の人が大怪我したケースや、子供がインターネットの書き込みに他人を中傷するような書き込みをして訴訟になったケース、目を離したすきに子供の友達がプールで溺死、飼い犬が他人に噛み付いてしまったなど、実際に大きな訴訟が沢山起こっています。 アンブレラ保険は高額な保障のわりに、保険料金は大変お安く、年間$150ぐらいから加入できます。 一回の訴訟で今まで築き上げてきた資産を台無しにするぐらいなら、小額の投資で安心が得られるアンブレラ保険に加入した方が得策といえます。
- 今回の保険用語 : 「Underlying Policy」
-
アンブレラ保険は、複数の保険の上にかぶさるようにして加入します。 一般的には 『自動車保険』 と 『家屋保険』 ですが、ボート、RV、バイクなど、その他の保険のリミットを超過した場合にも適用します。 アンブレラ保険は、まず第一にカバーする保険のリミットが超過した場合にカバーをします。 その第一に適用される保険を “Underlying Policy” と呼びます。 アンブレラ保険に加入する際には、他の保険も全て登録する事を忘れないようにして下さい。 貸家をもっている場合、そしてJet Skiやバイクなど、全ての保険を申請する事もお忘れなく。
2014年 4月 14日更新
Columnist's Profile
- ダイワ保険代理店(Daiwa Insurance Marketing, Inc.)
個人用、企業用など全ての保険を取り扱う総合保険代理店。多数の保険会社の商品を扱い顧客のニーズにあった商品を迅速、丁寧に提供する。全ての保険を取り扱う為、ダイワ一社で全て任せることが出来るのが特徴。
Daiwa Insurance Marketing, Inc.
- TEL:
- 310-540-8595
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