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- 第14回 :
- 10月は 『地震月間』 です!!
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- 第1回 :
- 日米間の赤十字の役割の違い
- 第2回 :
- 防災対策 STEP1 - 計画を立てる
- 第3回 :
- 防災対策 STEP2 - 防災セットを用意する
- 第4回 :
- 防災対策 STEP3 - 事前に知識を身に付ける
- 第5回 :
- 基本的な緊急時の対応の仕方 - ケアをする前に
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- 基本的な緊急時の対応の仕方 - 3Cと赤十字講習
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- 災害時のペットへの対応と対策について
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- 311 情報と支援のために
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- 「緊急連絡先カード」を用意する
- 第10回 :
- 災害対策-トレーニングを受ける必要性
- 第11回 :
- 災害対策-様々な怪我への応急処置法
- 第12回 :
- 東日本大震災への義援金に関する報告と地震対策の再確認
- 第13回 :
- 東日本大震災義援金に関する最新レポートと津波についての注意事項
- 第14回 :
- 10月は 『地震月間』 です!!
赤十字ベイエリアチャプターからのお知らせ
赤十字では、地震を含めた災害から自分の身を守るために知っておくべきことや、準備しておかなければいけないことを詳しくご案内しています。この機会にもう一度ご自身の防災対策を見直しましょう。
第14回 : 10月は 『地震月間』 です!!
2032年までにマグニチュード6.7 (阪神淡路大震災レベル) の大地震がベイエリアに62%以上の確率で起こると言われています。 東日本大震災の体験談から地震と津波の怖さを認識し、今一度緊急時の備えができているか確認してみましょう!
- 「人が洗濯機みたいに回ってたの。」
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津波を体験した小学生少女の体験 (岩手県陸前高田市)
地震発生時に彼女がいた小学校では、津波警報を聞いて避難してきた人でごった返していました。 しかし「もっと高台に避難した方がいい」と考え、さらに高い場所にある運動場へ向かう人々と、学校の屋上で待機する人とで意見は分かれていました。 彼女は、訳も分からず大人に手を引かれて走って運動場まで登ったと言います。 運動場まで辿り着いてから学校の方を振り返った彼女が見たのは、コの字型の校舎の校庭に津波が雪崩込み、人やモノが洗濯機のように回っている状況でした。 彼女は、大好きな先生や、いつも一緒にいた友達を目の前で失ったこの悲惨な出来事を鮮明に覚えていると言います。
- 「波の中に、私の家、見覚えのあるお店、町の消防車が見えました。」
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仮設住宅で暮らす三浦さんの体験 (宮城県本吉郡南三陸町)
3月11日のお昼過ぎ、町内に設置されている防災無線が鳴り始めて「今すぐ避難しろ」とアナウンスが聞こえてきたんです。 海の方から「ゴー」っていう音がずっと聞こえてきて嫌な予感がしたんです。 すぐに毛布や水などを持って、高台にある中学校まで避難しました。 中学校についてから大きな揺れが来ました。 町の様子を見ていると、家などが全部流されていって人も助けを求めていたのですが目をそらすしかできませんでした。 津波は町を根こそぎ奪っていきます。 津波が来るとわかれば、避難することが最優先です。
- 「言葉では表現できない心の痛みを感じました。」
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被災地でボランティア活動を行っている大学生の体験 (福島件南相馬市)
私が被災地(福島県)に行ったときは瓦礫がすべて撤去されていて本当になにもない状態でした。 津波により今までの生活や大切な人が突然消える辛さ。 大切な日常は奪われ、二度と戻ることはできません。 今も自分の家族を必死に探している人たちがいます。 私はボランティア活動を通じて言葉では言い表せない心の痛みを感じました。 警告のようなことは言えませんが、地震や津波により愛する人が突然無情にも奪われてしまい町が人ごと消えてしまうことの辛さはわかってほしいです。
冷静かつ自信を持って災害に対応するための第一ステップは、事前に計画を立てることです。
- ●連絡手段を決める
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- 近隣地域と遠方地域の連絡先を1箇所ずつ確認する
- SNS (Facebook, Twitter) などの活用する
《 東日本大震災で得た教訓 》
東北地震で最も早かった連絡手段はSNSでした。 - ●避難経路を把握する
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- 各部屋の避難口を2つ確認する
- 自宅周辺の避難経路を確認する
《 東日本大震災で得た教訓 》
東北震災で亡くなった方の5人に1人は避難すらできませんでした。 - ●集合場所を決める
-
- 小規模、大規模の災害に備え、自宅周辺と自宅に戻れない場合の集合場所をそれぞれ1箇所ずつ確認する
- 職場や子どもが通う学校の避難場所を確認する
《 東日本大震災で得た教訓 》
震災時ほとんどの方が家族との集合場所を決めていなかったため、家族の安否がとれませんでした。 - ●ペットのための計画を立てる
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- 多くの避難所が衛生面を考慮してペットを受け入れないため一時的にペットを避難させる場所を確保する
《 東日本大震災で得た教訓 》
ペットの同行を受け入れない自治体もあり、たくさんのペットが犠牲になりました。 - ●計画を見直し、避難訓練を行う
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- 小規模、大規模の災害に備え、自宅周辺と自宅に戻れない場合の集合場所をそれぞれ1箇所ずつ確認
- 職場や子どもが通う学校の避難場所を確認する
《 東日本大震災で得た教訓 》
普段から避難訓練をしていた方は震災時も、落ち着いて行動にうつせました。 - ●身の回りの安全確保を行う
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- 部屋の中の安全確認する
- 危険回避ができる空間の確認をする
《 東日本大震災で得た教訓 》
負傷者の約40%が家具類の転倒、落下によるものでした。 ストッパーなどで固定するのがいい。
最低でも三日間、家族全員が充分に過ごせる分の生活必需品を準備しておきましょう。
- ●防災セットを準備しよう
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家庭、職場、車の三つの場所に分けてそれぞれ準備しておきましょう。
- * 「防災グッズ・チェックリスト」 のダウンロードはこちらから
正しい知識を事前に身につけておくことで、地震の際落ち着いて的確に行動できます。
赤十字が提供しているトレーニング | |
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アメリカ赤十字では、年間350,000以上の人々に応急処置トレーニングを提供しています。 応急処置トレーニングや心配蘇生法などの基礎的なスキルを身につけ、災害時に救急隊がすぐに駆けつけることができない場合のために備えましょう。 |
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応急処置法・心配蘇生法 (First Aid ・ CPR ・ AED) |
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ハンズオンリー CPR |
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ペット応急処置法 (犬 ・ ネコ) |
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その他今できる地震対策 | ||
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関連サイト |
My Hazards Program |
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Shake Out |
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関連サイト |
- 災害対策に関する連絡先
-
1663 Market Street, San Francisco, CA, 94103
Tel. (415) 427-8000
http://www.redcrossbayarea.org
2013年10月 29日更新
赤十字や防災対策についてもっと詳しく知りたい方は是非下記のリンクをご覧ください。
"Get Prepared"のセクションに行っていただくと、日本語のパンフレットなどがご覧いただけるようになっています。
American Red Cross Bay Area Chapter Website
http://www.redcrossbayarea.org
Columnist's Profile
- American Red Cross Bay Area赤十字ベイエリアチャプター(American Red Cross Bay Area)
赤十字は人道支援を目的とする非政府組織団体(NGO)です。
人々を緊急時から守り、災害時に備えての対策を地域に広める活動をしています。
American Red Cross Bay Area
- TEL:
- 1-888-443-5722
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