今年は、新型コロナウイルスの感染拡大で大変な1年となりました。自宅待機など制限されていることも多く、これまでのようなライフスタイルを維持することが難しい状況ですが、ワクチンなど明るい話題も出てきましたので、もう少しの辛抱だと思います。そんな中、glowのメンバーは、「Line」や「Skype」「Zoom」などを利用して、デートやお見合いを続けています。コロナ禍でもご成婚された方、同棲を始められた方、出産された方もいらっしゃいます。今年は3組の元メンバーのカップルから、「家族のメンバーが増えました!」というメッセージとともに、可愛いらしい赤ちゃんの写真が届きました。
外出ができなくても、オンライン上で新しい出会いの機会を作ることは可能ですが、誰でも簡単に登録できてしまうような出会い系サイト上では、真剣なリレーションシップを築いたり、結婚への準備が整っている方を見分けたりするのは難しいと思います。
コロナ禍でも、glowは、安全で質の高い出会いを皆さまにご提供しています。婚活中の皆さん!私たちと一緒に、2021年を輝かしい年にしませんか?現在、弊社ではホリデーキャンペーンを実施中です。詳しくは、コラム下のお知らせ欄をご覧ください。
さて、コロナ禍において、すっかりZoomなどでの会議やオンライン飲み会やデートが定着してきました。弊社でも、月に一度、Zoomによるスピードデートを始めました。そこで、今回はビデオデートで初対面のお相手に良い印象を残す方法や注意点をお伝えします。対面のデートと基本は同じですが、オンラインならではの落とし穴もあるので参考にしてみてください。
ビデオデートに先駆けて…
何よりも大切なのは、緊張しすぎないことです。仕事やクラス、セミナー、ミーティングなど、すっかりオンラインで行うことに慣れてきたとは言え、初対面の方とカメラを通してお話しすることに緊張する方も多いかと思います。まして、デートの場合は尚更です。今まではなるべく対面でコンサルテーションを行なっていた弊社も、今年の春からはZoomでコンサルテーションを行うようになりました。時々、表情がガチガチでかわいそうなほど緊張している方もいらっしゃり、きっと勇気を出してコンサルテーションを受けてくださったのだなと思うと同時に、その方の真剣度もひしひしと伝わってきます。コンサルテーションでは、私からいろいろと質問をさせて頂くので会話が途切れることはなく、しばらくすると皆さんもリラックスし始め、本来のその方の姿が分かってきます。しかし、恋愛対象になるかどうかという初めてのビデオデートとなると、緊張しすぎてしまっている状態では、お相手に良い印象を与えるのは難しいですね。弊社では初デートの後でフィードバックを交換しますので、誤解が生じていた場合は、それを解くことが可能ですが、出会い系サイトで出会う場合、セカンドチャンスはないケースが多いので、最初のビデオデートでスムーズに会話ができたか、話が合ったかどうかが大切になります。では、どうすれば緊張せずに会話ができるのか、もしくは、緊張していても良い印象を与えることはできるのでしょうか?ぜひ、以下のポイントを参考にしてみてください。
- 1. 緊張していることを相手に伝える
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まだお互いにどんな人なのかわからない場合、初対面で表情が硬いと「怒っているのかな?」「つまらないのかな?」と相手も不安になり、ますます会話がうまく続かなくなってしまいます。まずは一言、「とても緊張しています」と伝えることにより、誤解を防ぐことができますし、Zoomでのデート慣れをしていない誠実な印象を残すことができます。「あなたがとても素敵なので緊張しています」などと言えれば上級者ですが、伝え方一つで、素直な人となるのか軽率な人となるのか大きく分かれますので気をつけましょう。
弊社が開催しているZoomのスピードデートでは、まずは最初の顔合わせで全員が自己紹介をし、その後、異性の参加者1人1人とお話をする時間を15分ずつ設けています。以前、自己紹介の時からとても緊張している男性がいて、一対一でうまく会話できないのではと心配していましたが、明るく会話が上手な男性よりも、この男性の方が人気であったことがありました。ほかの男性と比べて、口下手でジョークなどはなく笑いは少なかったけれども、真面目で誠実なことが伝わってきたというフィードバックが多かったのです。彼は、とても緊張しているということをお相手に最初に伝えていたので、一生懸命な感じがしてとても好印象だったとか。しかし、女性の場合は、表情が硬かったり笑顔がなかったりすると、男性に脈なしという印象を与えてしまい、良い結果には繋がらない傾向があります。
- 2. 笑顔を心がける
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ビデオデートでは不安が伝染しやすいですので、いつも以上に笑顔に心がけましょう。せっかくのビデオデートです。2人の仲が近い場合は、たまにであれば愚痴などを聞いてもらってもよいと思いますが、まだお互いを知る段階の場合は、できるだけ明るい話題と笑顔が大切です。
- 3. あらかじめ話題を用意しておく
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会話が続かない…これはビデオデートでは恐怖ですね。外でのデート以上に沈黙に耐えられないのではないでしょうか?気まずい空気を避けるためにも、前もって話題を用意しておくとよいと思います。ビデオデートの前に数回やりとりがあるのであれば、何か共通点を見つけておいたり、反対にあまり接点のない場合でも、相手の興味のあることで自分が知らないことについて質問をしたりというのもよいですね。ただ、次から次へ質問をしてしまうと、仕事の面接みたいな印象を残してしまいますので、自分のことも少し話すように心がけてください。弊社のような結婚紹介所であれば、前もって詳しいプロフィールをもらっているはずなので、きちんとプロフィールに目を通し予習をしておくとよいでしょう。ある程度プロフィールを頭に入れておけば、「〇〇がお好きなんですよね」と話題を振ることができますし、お相手に興味を持っているということが伝わり、相手もリラックスして話しやすくなります。全く相手の情報に目を通していないと、的外れな質問をしてしまい、他の誰かとの情報と混乱しているのではと誤解されることもありますので、ある程度お相手のプロフィールやメールやテキストでのやりとりを復習しておくと、スムーズに会話が進むでしょう。
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~避けた方がよい話題とは~
対面と同様に、政治、宗教、セックスの話題は最初のデートでは避けましょう。特に今のアメリカでは大統領選挙が終わったばかりで、政治はまだまだセンシティブな話題です。どれも将来のパートナーとしては大切なことですが、初対面では控えましょう。そして、今世界中で共通の体験というと、やはり新型コロナウイルスですが、どうしても暗い話題になりがちなので、ほどほどにしましょう。皆、コロナ禍でいろいろな不安や悩みを多かれ少なかれ持っていると思いますが、お互いを知る段階でネガティブな会話をしてしまうと、会話を終えた後、暗い気持ちが残ってしまうので注意が必要です。
- 4. 照明に気を付ける
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照明は後ろから照らすのではなく、前から明るく表情が分かるような角度で設置しましょう。時々目元が陰になり真っ黒になってしまっている方がいますが、表情が読めないどころか、暗く怖い印象を与えてしまいます。ミーティングが始まる前に、カメラでご自身の顔がきちんと綺麗に映っているか確認しましょう。部屋全体もなるべく明るくすることをお勧めします。他国に住んでいる人とのビデオデートは時差もあり、一方が夜の場合もありますが、夜であっても照明の暗いベッドルームなどは最初のビデオデートでは避け、なるべく健全な雰囲気を演出しましょう。
- 5. 背景に気を付ける
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あなたの生活が垣間見えますので、デート前にきちんと整理整頓しましょう。もしくはバーチャル背景を設定してもよいでしょう。どんな背景を設定するかでもあなたの印象が変わってきますので、初対面のお相手と話す場合は、会話に集中しやすい落ち着いた背景を使用することをお勧めします。
- 6. 録画や写真撮影に注意する
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弊社のように結婚相談所などがビデオデートを設定する場合は問題ないですが、個人で設定する場合は、相手が勝手に録画や写真を撮れない設定になっているかどうか気を付けましょう。また、自分のフルネームや会社名が出ていないかチェックし、まだよく知らない相手と会う場合は、事前に自分の名前をファーストネームのみやニックネームに変更しておいてもよいでしょう。
- 7. 自分のルックスを気にしすぎないようにする
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ビデオデートでは自分の顔も映っているため、気になってしまう方も多いと思いますが、自分の髪などを気にしすぎて触ってばかりいると、自意識過剰な印象や落ち着きのない人と映ります。なるべく相手の顔を見ているような角度にカメラを設定するとベストです。相手に関心を払わずに自分のルックスばかり気にしているナルシスト的な印象にもなりかねませんので注意しましょう。
今回は、主に初めて会う相手とビデオデートをする際の注意点を挙げてみました。最初のビデオデートでお互いに良い印象を持ち連絡を取り合う仲になったのに、ちょっとしたことで、その後うまくいかなくなってしまうケースも多いのではないでしょうか?次回は、コンタクトを続けていく上で、どのようにすれば良い関係を築けるのか、弊社のメンバーの体験談もシェアしながらお伝えします。
なかなか対面で会えない状況が続いていますが、こんな時こそじっくり時間をかけて、お互いの内面を理解することに努め、プラトニックに愛を育むことができる良い機会だと思います。皆さまが、実際に会うことができない時間を上手に利用して、素敵な関係を築かれますように!