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- Vol.8 : 初めてのデートで印象づける方法
- Vol.9 : 必ず会話が弾む話術
- Vol.10 : おつきあいを結婚に発展させよう
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- Vol.12 : 誤解されている文化の違い その2
- Vol.13 : 日本人妻を持つ外国人夫の悩み
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- Vol.15 : 男女メール頻度の違い 「なぜ彼はメールをくれないの?」
- Vol.16 : 日本人女性のこんなところが苦手
- Vol.17 : 他人に厳しい日本人 ~ フィードバック ~
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- Vol.23 : オンラインでのお相手探しと、そのお作法
- Vol.24 : 婚期を逃した男性
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- Vol.27 : シルバー世代の出会いと結婚
- Vol.28 : しつこい恋人にならない方法
- Vol.29 : 国際結婚式用語としきたり
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- Vol.41 : 次回デートに誘われる!?魔法の言葉
- Vol.42 : 婚活に写真を使う良い点と悪い点
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- Vol.44 : デートで嫌われる行動
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アメリカ人の男性は、よく気軽に女性に声をかけてきます。 例えばコンビニで、図書館で、本屋で、スーパーで、カフェで、それはもう出会いの場は様々です。 ちょっと世間話をしただけで、持っている紙を破いて自分の電話番号を書き込み、女性に渡して “Call me” と言って去って行く人も多いものです。
そんなアメリカ人男性は、日本人男性に比べてチャラっとしているのでしょうか? いえいえ、そういう訳でもないのです。 アメリカ人でもそういうことが出来ない、恥ずかしい、と思っている方は沢山いらっしゃいます。 そして、そんな声かけが出来る方でも100%うまくいくと思って声をかけてい る訳ではないのです。 返事があったらめっけもの!ぐらいに思っている方も沢山いるのです。 それにたとえその方に他に会っている女性がいても、ガールフレンド (ステディな彼女) ではない場合は声をかけてくる可能性があります。
こういう背景を踏まえて考えれば、一回一回の誘いに、そこまで真剣に目くじらを立てて悩むことは無い、ということをおわかりいただけたでしょうか?
ですので、気乗りがしなかったら、何も言わなくてもかまわないのです。 変に笑顔を浮かべてしまうと、これはいける! と思われますから、その気が無いなら笑わない方がいいのです。 町に居るアメリカ人女性を見て下さい。 気軽には笑わないはず。 あれは意地悪でそうしている訳ではないんですよ。 ちゃんと意味があってそうしているのです。 でも彼女達は、自分も相手に気がある場合、凄くわかりやすく感情を出します。 笑顔を見せたり、相手に近づいたり、うなずいたり、さまざまな表現があります。 日本人女性の場合は、社交辞令でそこまでやってしまうので、そこで勘違いが生じてしまいます。
時々日本国内でも、インターネットの相談などで、アメリカ人の男性がしつこい、断っても断ってもやってくる、という話を見かけたりすることがありますが、勿論その男性がしつこい場合もあるのですけれど、大体のケースにおいては、きっちり女性が断れていない場合が多いです。 笑顔は無しで、無視か、“No, Thank you.” でいきましょう。 電話番号も教えない、食事も行かない。 これぐらいハッキリしていても問題ないです。
それから、もうひとつ。 体に触らないこと。 相手のプライベートスペースに入らないこと。 相手は勘違いしてしまいます。 ご注意を。
デートと言っても、さまざまです。 コーヒーデート、ランチデート、そしてディナーデート、映画を観に行ったりなど。 その中で一番軽いのが、平日のランチや、コーヒーデートなどでしょう。 そして、一番真剣度が高いのが、金曜の夜のディナーではないでしょうか。
いきなり出会い頭に、何の面識も無いのにディナーに誘われる。 しかも金曜日… というと、アメリカ人女性であれば、好意が無ければ行きません。 ですからまずはランチや平日のコーヒーなどで様子を見てから、金曜のデートに進んだりします。
そして、コーヒーデートやランチをしたあと、気が合えば又あう約束をすればいいのですけれど、うーん、どうも違うかな? と思えば、それきり相手から電話があっても断ったり、電話に出なかったり、よくあるのは、忙しくて… と断ったりなどしますね。
よく聞かれる言い回しとしては
“Can I take a rain check?” (次回にしてもいい?)
“I'll take a rain check.” (次回にさせてもらうわ)
と言ったりもします。
これは、実際に誘いを丁寧に断る言い方として有名です。 昔、野球の試合が雨天順延になった際、引き換えチケットを渡して、次回の野球の試合に使えるようにしていたそうで、そこから来た言葉だと言われています。 つまり “rain check” は、今回はパス、やめておきます、という意味になります。
よく聞かれるのは、
“It's not you, it's me.” 「キミのせいじゃないんだ。 僕が全部悪いんだ」
(男性言葉にしていますがあまり意味はありません。 女性言葉にすれば女性でも使うことができます。 実際、男性も女性もよく使います)
と言うセリフ。
あなた自身には何の問題も無いのだけど、あなたは素晴らしい人なのだけど、それでは満足できない (あるいは結婚に踏み切れない、付き合いを継続できない)。 つまり自分が悪いのだ、という言い方ですね。 とても気を遣って話してはいますが、実際の所は… 皆様のご想像にお任せ致します。 状況に寄っても違うと思いますが!
そうそう、番外編もつけておきましょう。
日本人同士の恋愛の場合は、「あ・うん」 の呼吸や 「以心伝心」 など、又最近では 「空気を読む」 事が大事などなど、言わなくてもお互いにわかりあうことや、察することを昔から尊びますが、アメリカ人との恋愛や結婚生活ではそうはいきません。
ひとつひとつ丁寧に、糸をほぐすように、お互いが努力しながら話していくことが重要となります。
どちらかが短気を起こして、すぐにカーッとなってしまい、もう知らない! と、話さなくなってしまっては、修復のしようがありませんね。 ですから国際恋愛をしている方々は、忍耐強く、お互いの違いを理解していくことが多いようです。
また結婚後、家庭内では社交辞令どころではなく、本音で沢山話さないといけないこともあると思います。 しかしお互いが気分よく過ごす為に、嘘ではなくちょっとした思いやりとして社交辞令を取り入れていくのは良いことですよね。 例えば相手がしてくれたことに感謝をする、大げさに喜ぶ、言葉に表す、などもいいですね。 相手が良かれと思ってしてくれていることに感謝をする気になれない状態だとしても、伝えることは結婚生活において大事なことになってくるでしょう。