วิวินาวิ

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五代友厚と広瀬宰平は、明治維新後の未熟な民間資本を育成するため、大阪株式取引所や大阪商法会議所のほか大阪製銅会社などの諸会社を設立しました。また、五代は海外との直接貿易を目的に、賛同する広瀬ら大阪財界の力を結集して関西貿易社を設立し、その第一歩として北海道の産物を中国へ輸出しようとしました。しかし、開拓使官有物払下げ事件に巻き込まれ、新聞報道の誤報により批判を一身に浴び、弁解することなくこの世を去りました。
　本企画展では、国益を目指した五代と広瀬のつながりと五代が広瀬にあてた弁明書状を中心に同事件についてご紹介いたします。

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