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市長の日記「鎧塚さんと再会　ほか」

7日、長丁場だった市議会9月定例会は、令和5年度の決算について認定を頂き、全日程が終了。これから年度の後半に入り、各種既存事業や市内外での様々な交流などに取り組みつつ、新しい総合計画に向けた基本構想案の検討、来年度以降の事業デザインや予算編成などが並行して進みます。日程的には平日も週末もなく忙しい日々が続きそうです。

　午後、パティシエの鎧塚俊彦さんが市長室を訪ねてくださいました。石垣山一夜城の隣、相模湾を望む果樹園地の中に「一夜城ヨロイヅカファーム」を開設されてから、早くも12年が経過。一年中たくさんのお客さんを迎える人気スポットとして定着しており、小田原の魅力を広く発信する上でとても大切な拠点となっています。市長を退任していた4年間、石橋のワイン葡萄畑に連日通う道すがら、ヨロイヅカファームの横をいつも通るたびに、「鎧塚さんたちはお元気かな・・・」といつも気になっていました。
　5年ぶりくらいの再会でしたが、変わらずお元気なご様子に安堵、ガッチリと握手させて頂きました。事業が順調であること、施設の拡張を計画されていること、更なる展開を構想中であることなど、これまで以上に小田原に力を注いで頂けるようで、嬉しい限りです。国内の様々な候補地の中から小田原を選んで下さったことに改めて感謝。ワインプロジェクトの活動にも注目して頂いており、「妻（故・川島なお美さん）もきっと見守っていますよ」と励ましてくださいました。改めて、様々な連携を深めていきたいと思います。

　過日マレーシアで開催された「フットゴルフアジアカップ2024」にシニアの部の日本代表として参加された根元央希さんが、団体戦で優勝したご報告に来られました。ゴルフボールではなく、サッカーボールを蹴ってカップにアプローチしていく競技で、欧州やアジアなどではメジャーになりつつあるスポーツ。マレーシアの日差しの下での大会を経て、真っ黒に日焼けしたお姿で、フットゴルフの楽しさを語ってくださいました。

　夕刻には、明治安田生命保険相互会社平塚支社の皆さんから、社内で集めた浄財を小田原市社会福祉基金へとご寄付頂きました。令和2年に小田原市と包括的連携協定を締結頂いて以降、市民向けの健康教育やフレイル予防、健康普及員の活動への協力など、多彩な健康づくり活動にご協力を頂いています。市の職員だけではとても担いきれない、健康づくりにおけるきめ細かな連携協力は、とてもありがたいことです。

　本市の上下水道運営において、各種審議会の会長などを長年お務め頂いた、東海大学名誉教授の茂庭竹生さん、関東学院大学名誉教授の望月正光さんが、この度ご退任になられ、ご挨拶にお越しいただきました。市民生活になくてはならない上下水道施設の維持管理には、市民の目からは見えにくい、様々な課題が山積し、その運営にも多くの課題があります。そうした状況をすべて把握され、適正な料金設定や経営健全化を支えてくださいました。長年のご尽力に、心からの感謝をお伝えしました。

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