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令和６年　台風第７号に関する群馬県気象情報　第2号

08月15日06時39分　発表

台風第７号は小笠原近海を発達しながら北上し、１６日には暴風域を伴って強い勢力で群馬県に接近するおそれがあります。群馬県では、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、暴風に注意・警戒してください。

［気象概況］
台風第７号は、１５日３時には父島の北北西約１８０キロにあって、１時間におよそ２０キロの速さで北へ進んでいます。中心の気圧は９７５ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は３０メートル、最大瞬間風速は４５メートルで、中心から半径１１０キロ以内では風速２５メートル以上の暴風となっています。
台風第７号は小笠原近海を発達しながら北上し、１６日には暴風域を伴って強い勢力で群馬県に接近するおそれがあります。また、台風第７号からの温かく湿った空気が流れ込むため、１５日は大気の状態が不安定となり、１６日は大気の状態が非常に不安定となるでしょう。これまでに降った雨により地盤の緩んでいる所があるため、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。

［雨の予想］
群馬県では、１５日昼過ぎから１６日にかけて、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨の降る所があるでしょう。雨雲が予想以上に発達した場合や、発達した雨雲がかかり続けた場合には、警報級の大雨となる可能性があります。
１５日に予想される１時間降水量は多い所で、
　　南部　５０ミリ
　　北部　５０ミリ
１６日に予想される１時間降水量は多い所で、
　　南部　５０ミリ
　　北部　４０ミリ
１５日６時から１６日６時までに予想される２４時間降水量は多い所で、
　　南部　１００ミリ
　　北部　　８０ミリ
その後、１６日６時から１７日６時までに予想される２４時間降水量は多い所で、
　　南部　１００ミリ
　　北部　　８０ミリ

［風の予想］
群馬県では、１６日は、強い風が吹くでしょう。台風の進路等によっては、暴風となる可能性があります。
１６日に予想される風向・最大風速（最大瞬間風速）
　　南部　　１５メートル　（３０メートル）
　　北部　　１５メートル　（３０メートル）

［防災事項］
群馬県では、１５日夜遅くにかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、落雷や突風に注意してください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
また、１６日から１７日にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、暴風に注意・警戒し、落雷、竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。

［補足事項］
今後発表する防災気象情報に留意してください。
次の「令和６年　台風第７号に関する群馬県気象情報」は、１５日１１時頃に発表する予定です。

詳しくは気象台ホームページをご確認ください。
https://www.jma.go.jp/bosai/information/#area_type=offices&area_code=100000&format=table


前橋市防災危機管理課