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第36週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)手足口病 2)新型コロナウイルス感染症 3)感染性胃腸炎でした。
手足口病の定点当たり患者報告数は8.95人と前週(7.38人)から横ばいで、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
新型コロナウイルス感染症の定点当たり患者報告数は6.30人と前週(6.11人)から横ばいでした。
感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は3.19人と前週(2.76人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。
今週のトピックス
“伝染性紅斑の流行発生警報が発令されました!”について取り上げました。
川崎市における令和6年第36週(9月2日〜9月8日)の伝染性紅斑の患者報告数が定点当たり2.19人となり、平成30年以来6年ぶりに流行発生警報基準値(定点当たり2.00人)を超えました。区別では、宮前区が定点当たり5.33人と最も多く、次いで幸区が3.25人となっています。また、年齢階級別では、3歳〜5歳の報告が半数以上を占めていました。
伝染性紅斑は、かぜ様症状で発症し、両頬に特徴的な紅い発しんが出現する疾患です。予後は良好ですが、妊婦が感染すると胎児に浮腫が生じる胎児水腫等を引き起こす可能性があるため、妊娠中は、かぜ様症状がみられるお子さんとの接触を極力避けましょう。
感染症情報(令和6年第36週)の詳細をまとめたファイルを次のサイトからダウンロードしてください。過去の感染症情報もご覧いただけます。
http://www.city.kawasaki.jp/kurashi/category/22-13-8-11-4-1-0-0-0-0.html
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