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市立熊谷図書館3階美術展示室では、令和6年度の秋の企画展として、日本を代表する南画家・奥原晴湖とその弟子たちの作品を展示しています。
奥原晴湖は幕末から大正時代にかけて活躍した南画家で、古河藩(現在の茨城県古河市)に生まれました。上野・摩利支天横丁に住みはじめると、大沼枕山や福島柳圃ら作家たちや、山内容堂、木戸孝允ら名士たちと交流をもち、筆の勢いもよい豪放磊落な作品を数多く生み出します。
上野の住まいが鉄道用地として買収されてしまうと、古河藩領であった上川上村(現在の熊谷市上川上)の稲村家を頼って移り住み、今度は細密で色彩豊かな傑作を数多く生み出します。そして大正2年に亡くなり、上之・龍淵寺に葬られました。
今回展では、古河歴史博物館や埼玉県立近代美術館所蔵の名品や指定文化財等を展示し、熊谷のほこる芸術文化をご高覧いただければと思います。そして「芸術の秋」をご堪能いただければ幸いです。
会期:令和6年10月26日(土)〜12月1日(日)
休館日:毎週月曜日(祝日を除く)、11/1、11/5
時間:午前9時〜午後5時
会場:熊谷市立熊谷図書館 3階 美術展示室
熊谷市桜木町2−33−2
市立熊谷図書館 048−525−4551
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