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新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、博物館も休館など大きな影響を受けましたが、その間にも館蔵資料を整理し、公開する準備を進めてきました。
今回の企画展はその成果として、館蔵資料の中から病気や医療に関するものを集めてみました。江戸時代や明治時代の袖ケ浦人が、疫病の恐怖とどのように戦い、勝利したのか、資料から読み取るリアルをご覧ください。
■入館料 無料
■展示内容
1 疫病流行 「頓死同様流行病おびただしき!」
コレラをはじめ、疱瘡(天然痘) ・ 麻疹(はしか)、赤痢・チフス ・ジフテリア・流行性感冒などかかれば激しい症状で、命も奪う感染症は、人びとにとって恐怖でしかありませんでした。現代のような医学の知識もなく、情報を入手する手段も限られていた当時の人びとの感染症対策の実際をご覧ください。
2 病気とたたかう、あれやこれ 温泉・漢方・神だのみ!
感染症だけでなく、さまざまな病気が人びとを悩ませてきました。感染症のように急激に悪化し命を奪われるようなことはなくても、長く同じ症状で苦しむ慢性の病気も大変つらいものです。ここでは、病気のいろいろと神仏への祈りも含めた昔ながらの対策を紹介します。
3 近代医療の夜明けと病院建設
海外から医学の情報がもたらされるようになると、 感染症予防や衛生について、人びとの考えも変わっていきました。千葉県では、開明的と言われた柴原和県令の下で積極的な衛生行政が実施され、疱瘡の予防法である種痘も普及し、近代的な医療・衛生の制度が整備されていきます。地域の医療が変わっていく、激動の歴史のワンシーンを覗いてみてください。
4 養生、そして健康へ 衛生・ 予防・栄養学の普及
幕末~明治のコレラ流行の中で人びとに「衛生」の概念が生まれ、 生活環境を清潔にすることが伝染病の予防になると理解されるようになりました。 さらに、予防薬の開発や食事の栄養についての知識も浸透し、近代以前に比べ、人びとの健康状態は各段に向上しました。現代の私たちも共感できる、少し昔の人びとの健康への願いや努力が伝わります。
会場 | 郷土博物館2階特別展示室 |
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住所 | 299-0255 千葉県 袖ケ浦市 下新田1133 |
日程 | 2021年5月31日~2021年7月3日 |
時間 | 9時00分~17時00分 |
時間詳細 | ■休館日 毎週月曜日・祝日の翌日 |
アクセス | |
会場詳細 |
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