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Description

  • [Registrant] : 桑名市
  • [Language]日本語
  • [Location]三重県 桑名市
  • Posted : 2024/08/31
  • Published : 2024/08/31
  • Changed :2024/08/31
  • Total View : 42 persons
Notification

【桑名市博#479】メルマガ第160号

◆はじめに◆
桑名市博物館です。メールマガジン9月号をお届けします。

酷暑が続いておりましたが、暦の上では秋となり、ようやく涼しい風を感じるようになってきました。
今月は7日(土)より秋季企画展「蒼と白の世界」を開催します。さらに2階の特集陳列では長島出身の画家、佐藤昌胤(さとう・まさたね)の作品と無銘の作品を中心に刀剣を展示いたします。合わせてお楽しみください。

※今後変更などがあるかもしれませんので、最新の情報は桑名市博物館ホームページ等にてご確認ください。
https://www.city.kuwana.lg.jp/bunka/bunkashisetsu/hakubutsukan/index.html


◆展覧会のご案内◆
〇秋季企画展「蒼(あお)と白の世界―青磁・白磁、そしてガラス―」
内容:器の中でも高位とされる青磁と白磁、そして江戸時代から現代に至るガラスを展示します。
〇特集陳列「佐藤昌胤 移りゆくもの/変わらないもの」/「刀剣セレクションII―君の銘は。―」
期間:9月7日(土)〜9月29日(日)まで
会期中休館日:9日(月)、17日(火)、24日(火)
入館料:大人[高校生以上]150円、中学生以下無料


◆ご利用案内◆
開館時間:午前9時30分から午後5時00分まで(入館は午後4時30分まで)
9月の休館日:1日(日)から6日(金)まで[展示入替のため休館]、9日(月)、17日(火)、24日(火)、30日(月)


◆イベント案内◆
○担当学芸員による展示解説 
9月16日(月・祝)午後1時30分から。予約不要、入館料のみで参加可能。

○桑名市博物館・桑名市立中央図書館ML連携セミナー
「ガラスあれこれ」
講師:大塚 由良美(桑名市博物館歴史専門官)
日時:9月21日(土)午後1時30分から午後3時00分まで
定員:50名(先着順)
資料代:200円
会場:くわなメディアライヴ2階
申込:9月2日(月)午前11時より受付開始
問合せ先:ML連携セミナーは桑名市立中央図書館へ電話(0594-22-0562)または図書館窓口にてお申し込み下さい。※受付は各日午後5時00分まで


〇ラジオ放送
CTY-FM(シーティーワイエフエム)のラジオ番組内で展覧会情報をご案内します!
ラジオパーソナリティの山本浩之さんとトークをしながら、毎月第一金曜日に展覧会情報をお届けします。(約10分程度)
9月6日(金)「こちら北勢よろづ研究所」の番組内にて13:40ごろ放送予定です。

今月は「佐藤昌胤 移りゆくもの/変わらないもの」展の情報を中心にお話しします。

CTY-FMのラジオ番組は、ラジオのチューニングを86.8MHzにあわせていただくか、PC・スマートフォンのアプリでも聞くことができます。ぜひ聞いてみてください♪

http://cty-fm.com/
‥CTY-FMのホームページにダウンロードのリンクバナーがあります。
★または、スマホのアプリストアで”FMプラプラ”を検索。
 無料でダウンロードできますので、CTY-FMを”お気に入りの放送局”に選択してください。
★過去の放送回は、桑名市のYouTubeチャンネルからお聞きいただけます。
https://www.youtube.com/user/kuwanacitymie


◆職員コラム「連鶴通信」◆
ガラスの魅力
 現在、私たちの身近にはガラスが多くあります。窓のように平たく大きなものから、光学機器のような精密な物、コップや酒器のように小さな物まで、また、アクセサリーや香水瓶のように凝ったデザインのものまで、多種多様に当たり前に存在します。
 しかし、器の素材としてガラスを日本の庶民が手にしたのは、江戸時代後期になってからです。鋳造ガラスの始まりは紀元前2000年頃エジプトと言われており、日本にもシルクロードで運ばれ、玻璃(はり)・瑠璃(るり)とも呼ばれました。そのような高価なものは庶民には手が届かないものでしたが、徳川吉宗によって海外の書物が解禁になると日本でもガラスが造られるようになりました。
 ガラスの魅力はその技術の多様性でしょう。今回は江戸〜現代までのガラス製品を展示しますので、その様々な技術をご覧下さい。

◆館長コラム「館長レター」◆
忠勝から数えて八代目にあたる忠良は間部詮房とともに六代将軍家宣の側用人として任じられるなど、信任があつかった。
蜻蛉切は、本多家において御家の由緒を具現化するものであったから、次のように将軍の上覧に供された。

「中務大輔忠勝が用いし蜻蛉切の鑓并に豊臣関白より忠勝に賜りし佐藤忠信が冑を忠良よりめして御覧あり」(『文昭院殿御実記附録巻下』)
〔大意〕(将軍家宣は)本多忠良を召して、先祖である本多忠勝が使用した蜻蛉切の鎗ならびに関白秀吉から賜った佐藤忠信の兜をご覧になった。

また、元文三年(一七三八)正月二〇日にも本多家祖先伝来の武器類、忠勝兜、蜻蛉切槍、吹貫、忠政・忠刻具足、忠信兜など一切を八代将軍吉宗の上覧に供している。

このように、一八世紀において本多家にとっては蜻蛉切や佐藤忠信の兜が単なる武器ではなく、家祖忠勝を象徴するものとして認識されていたことを示している。そしてこれら「家宝」を紐帯に、徳川家・本多家の絆と主従関係を再確認する場が、繰り返し設けられていくのである。

◆編集後記◆
メルマガ9月号はお楽しみいただけましたでしょうか?
暑さが落ち着いてくると外出しやすい日も増えてくることと思います。
スポーツの…、食欲の…、読書の…など、様々な秋がありますが、ぜひ「芸術の秋」の一日を当館で過ごしていただけますと幸いです。
それでは次回もお楽しみに!
(メルマガ担当:N.S)

【了】

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◆桑名市博物館◆
〒511-0039 三重県桑名市京町37-1
TEL 0594-21-3171
FAX 0594-21-3173

メールマガジンに関するお問い合わせは、
hakubutum@city.kuwana.lg.jpまでご連絡ください。
このメールマガジンのアドレスには返信できませんので、よろしくお願いいたします。

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