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川崎市感染症情報のメール配信サービスに御登録いただいている皆様へ
第10週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)インフルエンザ 2)新型コロナウイルス感染症 3)感染性胃腸炎でした。
インフルエンザの定点当たり患者報告数は18.18人と前週(17.30人)から横ばいで、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
新型コロナウイルス感染症の定点当たり患者報告数は5.27人と前週(5.00人)から横ばいでした。
感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は4.92人と前週(3.94人)から増加し、例年並みのレベルで推移しています。
今週のトピックス
“知っていますか〜麻しん(はしか)〜”について取り上げました。
麻しんは、麻しんウイルスを原因とする急性感染症で、免疫のない人が感染するとほぼ100%発症し、約30%に肺炎や脳炎等の合併症がみられます。麻しんを予防するためにはワクチン接種が有効であり、2回接種による免疫獲得率は97%〜99%以上とされています。
国内では、麻しんは排除状態であり、近年は渡航先での感染例とその二次感染例のみが報告されています。しかし、全世界的にワクチンの接種率が低下しており、海外では各地で麻しんが発生していることから、今後は国内への輸入例が増加する可能性があります。お子さんの定期予防接種歴を確認し、忘れずに2回の接種をしておきましょう。
感染症情報(令和6年第10週)の詳細をまとめたファイルを次のサイトからダウンロードしてください。過去の感染症情報もご覧いただけます。
http://www.city.kawasaki.jp/kurashi/category/22-13-8-11-4-1-0-0-0-0.html
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